2023.1.15
ON AIR
神戸と、ジャズと、100年と
1.17を前に、 『Whole Earth RADIO』は、神戸のジャズを特集。
ジャズが神戸に上陸して100年。さまざまな出来事を乗り越えて、まちと人々の心に響き続ける音楽の歴史―――。
ジャズが神戸に上陸して100年を迎える2023年。1.17を前に今年は、まちと人々を彩ってきた音楽を切り口に、神戸の街の歴史と現在、未来にスポットをあて、神戸生まれ神戸育ち、いまも神戸に暮らすDJのmemeがお送りしました。
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ちょうど100年前の1923年(大正12年)に、バイオリン奏者・井田一郎がラフィングスターズを結成し、日本初のプロバンドとして神戸でジャズを演奏した事で「ジャズ発祥の地」と呼ばれるようになった神戸。
1952年には新開地にあった聚楽館でルイ・アームストロングが来日。
1960年代からは高度経済成長の流れに乗ってナイトクラブやキャバレーが神戸の街に溢れていたそうです。
そんな街に人や音楽が溢れていた頃の様子を、日下雄介(日本学校ジャズ教育協会 関西本部 理事長)さんに伺いました。
1970年代後半から始まった変動相場制によって打撃を受けた神戸のナイトライフ、さらに1995年1月17日に神戸市を含む兵庫県の広い地域を襲った阪神淡路大震災当時の様子を話して下さいました。
後半は…
神戸市のお隣芦屋市出身、神戸の名門、甲南中学ビッグ・バンドでトランペットを始められた黒田卓也さんからのコメントをお送りしました。
黒田さんの好きな神戸の風景、そして神戸のジャズに対する思いを届けてくれました。
また、神戸ジャズ100周年プロジェクトを推進する神戸市役所の坂井順一さんには、神戸とジャズのつながりについてお話を伺いました。
いつも神戸のまちに響いてきたジャズともに、さまざまな出来事を乗り越えて人々が紡いできた想いに是非触れてください。
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聴き逃した方&もう一度聴きたい方はRadikoタイムフリーでチェック!(放送後1週間以内に限り再聴取が可能です!)
https://radiko.jp/#!/ts/CCL/20230115170000
★「神戸ジャズ100周年プロジェクト」ホームぺージ
https://kobe-jazz100th.jp/
★黒田卓也
https://twitter.com/takutrumpet
◆日下雄介(日本学校ジャズ教育協会 関西本部 理事長)
60年代からキャバレーでトランペッターとして活動を始められ、80年代からは神戸村野工業高校の機械科教諭、そして音楽部の顧問としてジャズ演奏を指導。その後、神戸で社会人バンド「モダンタイムスビッグバンド」を設立しバンドリーダー・サックスプレイヤーとしても活躍。まさに神戸が誇るジャズマン。
- DJ:meme
- ゲスト:日本学校ジャズ教育協会理事長 日下雄介氏/ 神戸市役所 文化スポーツ局 文化交流課 坂井順一氏
コメント出演:黒田卓也