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2020.9.13
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ピーター・バラカンに訊く、映画『ランブル』とその奥に潜む、 音楽エンターテインメントと人種差別問題

ブロードキャスターのピーター・バラカンさんをお迎えしお届けした1時間。バラカンさんが字幕監修を担当した公開中の映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』とその奥に潜む、音楽エンターテインメントと人種差別問題についてお話を伺いました。

出発点は、アメリカのインディアンが音楽に多大な影響を与えてきたということを知ることができる映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』。

1950年代後半、アメリカが保守的な時代にインディアンの血を引くリンク・レイによって生まれた曲「ランブル」は、インストゥルメンタルでありながら「少年犯罪を助長する」という理由で放送禁止に。ブルース、ジャズ、ロック、ヒップホップなど今私たちが聴いている音楽のルーツは、そこにあり、またイギー・ポップ、スティーヴィー・サラス、ジェフ・ベックらも多大な影響を受けたとされている音楽のルーツがインディアンの音楽であることは、あまり知られていません。

音楽的な知識が無くても楽しめる映画でありながら、音楽をきっかけに人種・移民・難民問題をとらえ、音楽にできることは何か?を問いかけてくる…『ランブル』は、そんな作品です。

番組では、この映画をきっかけに、先住民と移民の問題、Black Lives Matter、アイデンティティの問題にまで話を拡げ、さらに、これからのwithコロナの時代について思いを馳せました。

  • DJ:八木早希
  • ゲスト:ピーター・バラカン

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