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 大晦日。
2007年11月の日記
 年末の疲れた身体に、お薦めよ。
2007年10月の日記
 おいし〜〜〜い!!というもの
2007年01月の日記
 やっぱり、似てますよね?
 
過去の日記はこちら
 
2010-10-03  平安神宮 月夜の宴 第二夜〜お食事4
噂のカレー屋さん、スパイスチャンバーの店長!
カレーのお差し入れ、ありがとう
美味しいけど、辛かったよ。
2010-10-02  平安神宮 月夜の宴 第一夜 ライブレポート
出演:kokua ASKA ,Cocco, miwa, and more

京都らしい音のイントロダクションから始まる月夜の宴。
このインストはDr.の屋敷豪太さんが
作って来てくださった曲(ありがとうございます!)で、
リハーサルの時から皆が「ありがたい曲」と呼んでいました。

この「有り難い曲」のイントロが流れ出すと、
ステージの後ろの大極殿は、その全体がブルーの照明に照らされ、
より幻想的になります。
そうしてkokuaのメンバーがステージに登場。
曲の途中リズムが入る所からは生演奏に。


古代から今日までの時の流れをたどるような、
どこか大陸的なビートと、
武部さんのピアノが流れるように響き、
小倉さんのギターが闇夜を抜けるように抜ける。。
2人のメロディーの繰り返しが、めぐる歴史を語るよう。。

そうして「ありがたい曲」が終わると、絶妙な間を置いて、
小倉さんのギターが一曲目のイントロを奏でます。
M1:「Progress」

そのイントロに乗ってスガさんが登場すると、
会場からは一段と大きな拍手。
大極殿は白いライトに照らされ、
まっ白な壁に朱色の柱がくっきり。
それとは対照的に、一瞬スガさんがシルエットに…。
マイクに手をかけて、すっと立つ姿のシルエットが絵になる!!

スガさんの声は、いつでも歌いだしに、まず、まいります。
どんな声なのかわかっているけど、
何度聴いてもこの歌いだしにぎゅっとくる。


曲終わりでご挨拶とkokuaというバンドの説明。
(NHKの番組「プロフェッショナル」の主題歌を歌うために、
伝説のバンド、プロフェッショナルが集まったバンドを作ろう!
ということで生まれたバンド。)


一人目のゲストボーカリスト紹介。
彼女が出てくる間にギターを抱えると、私の後ろの席から
「わぁ〜スガさんギターも弾いてくれるんだ!!」
と感激の声。
ステージから下がると思っていたのでしょうね。

今回はスガさんはkokuaというバンドの一員。
なので、ギターを演奏したりコーラスをしたり、
デュエットしたり。。と大忙し。
スガさんの曲をもっと聴きたかった!というかたも
多かったかもしれませんが、
そんな姿を観ることができるのも格別です。
初めて、と仰っていましたしね。
2010-10-02  miwa
M2:愛について with スガシカオ
M3:僕が僕であるために
M4:don't cry anymore

「こんばんわ miwaです!」
そうそうたるメンバーの中、トップバッターを飾ったのは
今年3月にデビューしたばかりのmiwa.

今年イベントライブで拝見し、
その堂々たるステージングや、
まっすぐのびる歌声に魅了され、
お声をかけさせていただきました。
スガさんや武部さんともテレビのお仕事などで
数回共演されているそうで、
miwa さん自身もスガさんの大ファン。

しかし、さすがのmiwaちゃんもこの空気には緊張気味!

MCでも「なんか喋ってください、スガさん。。」
と頼りにしちゃう姿も可愛い。

しかし、歌いだすといつものmiwaの歌、なんですね〜。
さすが!

昔から好きだと言うスガさんの「愛について」は
ご本人との共演で。
miwaの歌いだしで始まったこの曲では、
彼女の、可憐でありながら強さを携える歌声が
この曲をいつもと違う魅力に。
この曲のスガさんの歌声、すーっと身体の真ん中を
通る気持ちよさがあったなぁ。。

「僕が僕で。。」尾崎豊のカバーでは、miwaのサビ前の、
気持ちがぐっと前に出るところが、たまらなかった。
そしてデビュー曲では「あ、知ってる!この曲だったんだ〜〜!」と
会場から納得&感激の声。

また彼女のもう一つの魅力、ギターを楽しそうに弾く姿。
短いながらも、彼女の魅力は存分に発揮されたのではないでしょうか?

いつでも、どこでも「自分の歌」を歌えるmiwa。
ライブ終わってハグしてしまいました。。
2010-10-02  Cocco
M5:強く儚い者たち
M6:ニライカナイ
M7:樹海の糸

スガさんから
「僕と同期デビューの方です」
「今回初めて会えて、やっぱすげーなーって思った。
皆さんもその歌に吃驚すると思います」と紹介されたのが、Cocco!


長い手足をしなやかに動かし、軽やかなステップをふむように
出て来たときの美しさに溜め息!

いつでも体全体で、たましいのこもった歌を放つCocco.
この平安神宮という神様のいる場所での彼女の歌は、
どんな光を放つのか、
どうしても感じてみたい。。その想いが叶いました。
穏やかな空気が漂うこの場所に風を起こす力強さ、美しさは、
身体全体で感じられました。

ニライカナイでは、
「イーヤー!ハイヤー!」というかけ声と同時に、
右手をまっすぐ天にのばした瞬間、大極殿が黄色に染まりました。
ほんの一瞬の事。
そのハッとする迫力!!
なんて素敵な演出。。
この黄色はこの一瞬だけしか使われなかったような気がします。
ドラムが入るところではすっとブルーに変わり、間奏では真っ赤に。。
大極殿が歌に染まっていく感じ。


圧倒的なその世界がひろがり、さらに
風向きがぐわっと変わったのは、「樹海の糸」

その歌に、身体の底から何かがわき上がる様に力が溢れ、
涙が出てしまったワタクシです。。
2010-10-02  and more...
M8:愛は勝つ
M9:求婚(プロポーズ)

スガさんが「今回は一人だけシークレットのアーティストがいます。。
僕らのバンドkokua もですが、
miwaさんも, Coccoさんも、ASKAさんも。。
ローマ字表記ということで、
この方もローマ字です。ローマ字だと三文字に。。」
とand moreさんを紹介。


はい。偶然なんですけどね、
ローマ字、アルファベット表記がヒントでした〜。
and moreさんは この番組では本当にお世話になりっぱなしの、
KANさんでっした。

「KANさんです!!」
の紹介に会場には大歓声が起こり、きゃ〜と黄色い声!!
その感激の声の中。。。ご本人は登場せず。。
というのも、その出で立ちの関係上、早く歩けない、
斜めに歩けない。
スガさんは4回も「KANさん!」と呼んで、ゆっくり登場、
ステージの中央に来た時には、5回目のコール、「神主さん!です」
ナイススガさん♪

そうです、
神主さんの出で立ち(平家の装束?)で
曲線をきっちり描いてゆっくりと登場したKANさん。

この時まで、ステージにいる誰も、私たちも、
KANさんの衣裳を知りませんでした。
リハーサルの時は「衣裳がでかいので、近くに寄れないかも。。」
なんておっしゃっていたので、
もしかして、十二単??とも思いましたが。。
(実は、ライブ一週前の番組の最後に、and moreのアーティストヒントを
「KAN主(神主)さんも吃驚!」って最後に叫んで終わろうか〜なんて
スタッフと言ってたのですが、言わなくてよかった。。)

『丁度20年前ですね、西暦で申しますとと776年に出した曲を。。
歴史にお詳しい方は、是非ご唱和いただければ。。。」

ひぃふぅみぃよっ!
のカウントで「愛は勝つ」を演奏〜。
イントロの演奏の広がりの気持ちよかった事!!


ポニーテールのような烏帽子?があのピアノを弾く度に揺れて、はねて。。
たのしい、おかしい。。。!!
スガさんが言ってた「その靴で、ピアノ弾けるんですか!?」
というぼっくりのような履物は、脱いでピアノに向かったそうです。

そして何事もなかったかの様にすっと立ち上がり、
「もう一曲よろしいでしょうか?19年前のことですから、
西暦にすると775年に…
当時は「求婚」というタイトルでしたが、
1200年以上経ちまして、「プロポーズ」という
タイトルで親しんでいただいてます。」

プロポーズは、なんと武部さんのピアノで、ハンドマイク!
これもなんとも貴重な映像でした。


まもなくのイベントの準備などで、
お忙しい中の出演依頼にも関わらず、
快くお返事をくださったKANさん。
そのお返事の最初の言葉は
「衣裳どうしようかなぁ。。」だったそうです。フフ。
2010-10-02  ASKA
M10:はじまりはいつも雨
M11:C-46
M12:月が近づけば少しはましだろう
M13:めぐり逢い


KANさんに「個人的に最も尊敬する兄貴分でございます」
と紹介されて出ていらしたのは、ASKAさん!


黒のスーツでびしっと決めたASKA さんは
白いタオルを袴の様にして、
払いながら歩く真似をして、笑いながら登場。

ASKAさんがマイクに手を置くと、ステージの後ろから
放射状にライトが照らされ、
「はじまりはいつも雨」のイントロ。。
武部さんの奏でるそのイントロに溜め息のような歓声。
(その後ろではKANさんがしっかりと直角にまがって、ゆっくりゆっくり退場。
そのあとステージの下でしっかり大声で歌っていたそうです、あのお姿で。。)
心くすぐる歌声がたまらない美しい名曲です。

武部さんが次のイントロを奏で始めると、
そのピアノの美しさに敬意をしめすように、
ASKAさんは後ろに下がって姿を潜めます。
C-46のメロディ。
「あの頃」を思い出すかのようなメロディ。。
この曲はニューアルバムのラストを飾る曲。
アルバムを流れで聴くと、この曲の深さを改めて感じられます。
お楽しみに。


「自分でもいつかこういう光景で経験できたら良いなぁ〜と思っていたので、
こういう機会を与えられて幸せに思っています。」

と言ってくださった後、
昨夜の前夜祭の話もあり、
「月が近づけば少しはましだろう」の曲紹介に
大きな喜びの声が起こりました。

情け無い男の心情を歌いながら、
とても力強い歌が広がるこの曲は、
ライブでも人気の高い曲。
ここで聴ける事を期待していた方も多かったと思います。
曲終わりで男性からのかけ声が多かったような気がします。。

ASKAさんはソロでアルバムをリリースしたとき、
当初、ライブはしないつもりだったそうです。
でもその当時武部さんが「ライブやらないの?
なに言ってんの?やろうよ、オレピアノ弾くよ!」と
言ってくれたそうで、
武部さんがそう言ってくださるのなら、とやる気になったそうです。
だがしかし、いざやろうと思ったら、
「ごめん、忙しいんだよ〜って言われちゃって。」
「ソロでステージに上がらせてもらっているのは、武部さんのお陰です」

そんなお話も披露してくれました。

めぐり逢いはスガさんとのデュエット。
ASKAさんのコードは難しい。。歌も難しい。。と
皆が言っていたこの曲、
スガさんの歌いだしで聴くことができました。
格別


これで、第一夜の本編は終了。
2010-10-02  encore
en1:午後のパレード〜kokua
en2:夜空ノムコウ~全員

「はっと気がつくと僕があんまり歌っていなくて。。
kokuaの持ち曲はとても少なくて。なので、僕のオリジナルを、
kokuaでカバーという感じで。。
大体なんでこんなにかしこまっているのか。
「僕」って言ってますものね。
神のちからというのか、spiritualなものが
「僕」と言わせる。。」と笑わせてくれて、
さらには、
「午後のパレード」で盛り上げてくれたのでした!

思えば。。屋敷さんのアレンジのこの曲。
テレビの収録では何度かあったようですが、
恐らくライブでこの曲を屋敷さんのドラムで聴けたのは、
初めてではないでしょうか。。
そして後奏ではそれぞれのソロ演奏もあり、
盛り上がる盛り上がる、たのしい〜〜い♪一曲となりました。
(この曲の根岸さんのベースラインも気持ちよかった!)

そうして、出演者全員がステージに登場して、
「夜空ノムコウ」で終了。
デュエットするときには、ご本人ではなく、カバーする人が歌いだす。
という武部さんのアイディアですが、
このアンコールの一曲では、ご本人の歌いだし。

リハーサルでは曲の終わりを、歌終わりですっと終わらせようか。。
という案もありましたが、Coccoさんが「これは最後の曲だから、
<今日もいろいろあったや〜>と思い返すところ。
だから、すぐおわったら 可哀想だや」

という意見で、長めに歌う事になったのでした。
本番ではCoccoさんが
全員の名前を呼んでメンバー紹介。
これはあっぱれ!です。


第一夜は、超晴れ男さんもいらしたこともあり、
星と虫の音が美しい帰り道となりました。
2010-10-02  平安神宮 月夜の宴 第一夜
さすが超晴れ男:ASKAさんと、
今年全勝!ツキを背負う男:shikaoさんがいるだけあって、
晴天の第一夜です。(途中で雲が増えたけど、夜空は星が見えましたね)


昨夜の「すでに打ち上げ?」的な盛り上がりのお食事会で、
楽しい時間を過ごせたからか、
連日のハードスケジュールもなんのその、
皆様ご機嫌で登場です。
(本当に昨夜は盛り上がりました!
こういうところに、バンドの関係の素晴らしさがにじみ出るものですね)

参拝客がいる時間からリハーサルが行われ、
その間に番組の準備をしながら、途中抜出して
はまじぃと私は2人だけで、平安神宮の神様にご挨拶。
5時から全員で正式参拝するのですが、
このライブをお手伝いするお話をいただいた春から、
何度か参拝してお願いしていたので、やっぱりここはね♪
2人でご挨拶しておかないと。
2010-10-02  平安神宮 月夜の宴 第一夜2
気がつけば開演時間になり。。
メンバーはステージに。
屋敷さんとスガさんの2人のスマートな衣裳が素敵!
細身のパンツとシャツ、帽子がまたオシャレ!
「かっこいい〜 」と思わずつぶやいたら、
屋敷さんはポーズをとってくれて、スガさんは
「俺たちロンドンスタイルだもんね〜」
と、ご機嫌にステージに向かわれたのでした。
2010-10-02  平安神宮 月夜の宴 第一夜3
ふ〜。。
始まったら、終わるのですね。
第一夜が終わっちゃいました。


今日のこの、ライブの最中の感動ったら。。

この平安神宮で、この人の歌が聴きたい!
このkokuaとの演奏でのこの歌声が、
平安神宮の空に響き渡ったら。。
そんな夢を描いていた「その時」が、「今」なのです。

ASKAさんがステージで「プロデューサー」と言ってくださいましたが、
本当はね、プロデューサーといえるほどのこと、何にもしていません。。
私は、「あの人とこの人と。。。呼んで〜〜〜!!」と言ってただけ。
番組ならではのアーティストを。。と、番組スタッフと一緒に 
あれやこれやと考えて、
でも、結局は「こうなったらいいなぁ〜」という夢を、
勝手なこと言ってただけなのです。。

それを802の岩尾プロデューサーや、武部さん、舞台監督の眞島さん、
武部さんのマネージャーの堀野さんが、
形になるよう動いてくださったわけです。

そうして、kokua が、またゲストボーカルの皆様が、
そして、たっくさんのスタッフが、
形にしてくれたわけです。

とはいえ、番組16年間にとてもお世話になった方々に、
この場に居ていただけた事、
とても嬉しく思っています。

そんな感激に包まれながらも、明日のお天気が。。
まめに天気予報をチェックしていましたが、くるくる変わる予報。
だからね、きっと大丈夫!と思っています。

今のところ、明日は、
夕方6時から1ミリの雨が90%の予報です。。