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第二夜です。
実はずっと心配だったのがこの日のお天気。
皆様の詰め込んだスケジュールや、すばらしい演奏、
そしてメンバー間の関係。
スタッフの姿や、一番近くにいる802のスタッフの
大変な様子を見ていたら、
「これで雨、ってことはありえないでしょ〜」と
ずっと心の中で叫んでいました。
神様に。。
いやはや、いろんなことが決まった後は、
お天気だけが心配で。
というのも、今回は大極殿の姿が綺麗に見える様に、
ステージの上の屋根を作らなかったのです。
なので、雨が降ったら、大変。
だがしかし、ここ数日でコロコロ変わる天気予報は
今朝の段階で「夕方6時頃から90% 雨1mm」
私が見た携帯の予報。
それが、お昼には すでにぽつぽつと。。
予定より早まって、雨が上がるか!?と思ったけど、強くなるばかり。
夕方正式参拝の時には、どっしゃぶり!!
雨の音で神主さんの声が聞こえぬ程。
おまけにカミナリ注意報まででちゃって。。
(写真は今回のイベントのパスです。) |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜2
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802のプロデューサーは、中止になったときのため
(カミナリは大変危険なので、中止なのです)、
相談しはじめ、顔が固まってます。
そりゃそうだ。。
こういうとき、私は何一つできることはありません。
ほんと、大変なことはいつもスタッフまかせ。
信じて、願うしかないのだ。。
胃が痛くなって来たけど、どこか、大丈夫だ。
と思っていたのです。
絶対に。
そうして開演30分前。
スガさんが
「雨がやんだ!」
と声を大きくして楽屋に戻って来たのでした〜。
ステージに向かうスガさんに、「さすが!」と言ったら
「絶対晴れると思っていたんだよねー。絶対。
諦めない。最後まで信じるって。」
その力強さが、かっこいい。そして、すっごく嬉しそう。
同じ気持ちでしたね。みんな。
本当にたくさんの人が、私達と同じ気持ちで願ってくれたこと、
感謝します!
その喜びを抱えたままの1曲目、
Progressのスガさんの歌、かっこよかった。
見上げた空には雲がすっかりそこだけ消えていて、
蒼い夜空。
涙が出る程嬉しかったなぁ。。
(写真は、スタッフが作ったてるてる坊主くん。
あちこちにいました。かわいい ) |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜3
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雨は神様の演出のように、「LaLaLa LoveSong」の
「どしゃぶり〜の雨に♪」の歌声にあわせて降り出し、
「Love Rain」でかなり強くなりましたが、久保田さんの
「温かい雨に変えましょう!」の一言で、
どれだけ優しい雨に変わった事か!
そうして、2日目の最後のセッション:「夢で逢えたら」を
歌って終わったのでした。
(ライブレポートはまた後日。。)
ということで、その後はまた番組へ。
出演者の皆様もお越し下さって。。
(JUJUはその日に即帰らないとで、ご出演は頂けませんでした。涙。。)
kokuaのメンバーも、kokua jr.のMATAROさん、
清水さんが揃ってのご出演。
どれだけ楽しいバンドか、その空気が感じられたのではないでしょうか?
その日の打ち上げも、笑顔に満ちていました。
最後に出演者みなさまから頂いた言葉が本当に素敵で。。
バンドと歌の関係がどれだけ楽しかったのか、それが伝わる言葉でした。
と同時に、このイベントを通して、また今日の皆様の言葉で、
改めて音楽の力を感じました。
kokuaを中心に生まれたこの絆は、
また新たな花を咲かせてくれそうです。
五感を使って楽しむライブ。
そんなことを想像して企画した私達ですが、
この2日間、
この日でしか、ここでしか味わえないライブになった事と思います。
きっと、この月夜の宴は、時を超えて、
心に残るライブになったのではないでしょうか。
沢山のことに、感謝しながら、またいつかご一緒できますように♪
と願うばかりです。
雨の中お越し下さった皆様、風邪ひかない様にね。
優しい夢を♪
(写真:パスの裏。デザインがとってもお気に入り。) |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜〜お食事
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三日目のメニュー
ケータリングの皆様、ありがとうございました! |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜〜お食事2
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栄養たっぷり、バランスの良いお食事がずらり! |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜〜お食事3
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京都のお漬け物〜。 |
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2010-10-03
平安神宮 月夜の宴 第二夜〜お食事4
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噂のカレー屋さん、スパイスチャンバーの店長!
カレーのお差し入れ、ありがとう
美味しいけど、辛かったよ。 |
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2010-10-02
平安神宮 月夜の宴 第一夜 ライブレポート
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出演:kokua ASKA ,Cocco, miwa, and more
京都らしい音のイントロダクションから始まる月夜の宴。
このインストはDr.の屋敷豪太さんが
作って来てくださった曲(ありがとうございます!)で、
リハーサルの時から皆が「ありがたい曲」と呼んでいました。
この「有り難い曲」のイントロが流れ出すと、
ステージの後ろの大極殿は、その全体がブルーの照明に照らされ、
より幻想的になります。
そうしてkokuaのメンバーがステージに登場。
曲の途中リズムが入る所からは生演奏に。
古代から今日までの時の流れをたどるような、
どこか大陸的なビートと、
武部さんのピアノが流れるように響き、
小倉さんのギターが闇夜を抜けるように抜ける。。
2人のメロディーの繰り返しが、めぐる歴史を語るよう。。
そうして「ありがたい曲」が終わると、絶妙な間を置いて、
小倉さんのギターが一曲目のイントロを奏でます。
M1:「Progress」
そのイントロに乗ってスガさんが登場すると、
会場からは一段と大きな拍手。
大極殿は白いライトに照らされ、
まっ白な壁に朱色の柱がくっきり。
それとは対照的に、一瞬スガさんがシルエットに…。
マイクに手をかけて、すっと立つ姿のシルエットが絵になる!!
スガさんの声は、いつでも歌いだしに、まず、まいります。
どんな声なのかわかっているけど、
何度聴いてもこの歌いだしにぎゅっとくる。
曲終わりでご挨拶とkokuaというバンドの説明。
(NHKの番組「プロフェッショナル」の主題歌を歌うために、
伝説のバンド、プロフェッショナルが集まったバンドを作ろう!
ということで生まれたバンド。)
一人目のゲストボーカリスト紹介。
彼女が出てくる間にギターを抱えると、私の後ろの席から
「わぁ〜スガさんギターも弾いてくれるんだ!!」
と感激の声。
ステージから下がると思っていたのでしょうね。
今回はスガさんはkokuaというバンドの一員。
なので、ギターを演奏したりコーラスをしたり、
デュエットしたり。。と大忙し。
スガさんの曲をもっと聴きたかった!というかたも
多かったかもしれませんが、
そんな姿を観ることができるのも格別です。
初めて、と仰っていましたしね。 |
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M2:愛について with スガシカオ
M3:僕が僕であるために
M4:don't cry anymore
「こんばんわ miwaです!」
そうそうたるメンバーの中、トップバッターを飾ったのは
今年3月にデビューしたばかりのmiwa.
今年イベントライブで拝見し、
その堂々たるステージングや、
まっすぐのびる歌声に魅了され、
お声をかけさせていただきました。
スガさんや武部さんともテレビのお仕事などで
数回共演されているそうで、
miwa さん自身もスガさんの大ファン。
しかし、さすがのmiwaちゃんもこの空気には緊張気味!
MCでも「なんか喋ってください、スガさん。。」
と頼りにしちゃう姿も可愛い。
しかし、歌いだすといつものmiwaの歌、なんですね〜。
さすが!
昔から好きだと言うスガさんの「愛について」は
ご本人との共演で。
miwaの歌いだしで始まったこの曲では、
彼女の、可憐でありながら強さを携える歌声が
この曲をいつもと違う魅力に。
この曲のスガさんの歌声、すーっと身体の真ん中を
通る気持ちよさがあったなぁ。。
「僕が僕で。。」尾崎豊のカバーでは、miwaのサビ前の、
気持ちがぐっと前に出るところが、たまらなかった。
そしてデビュー曲では「あ、知ってる!この曲だったんだ〜〜!」と
会場から納得&感激の声。
また彼女のもう一つの魅力、ギターを楽しそうに弾く姿。
短いながらも、彼女の魅力は存分に発揮されたのではないでしょうか?
いつでも、どこでも「自分の歌」を歌えるmiwa。
ライブ終わってハグしてしまいました。。 |
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M5:強く儚い者たち
M6:ニライカナイ
M7:樹海の糸
スガさんから
「僕と同期デビューの方です」
「今回初めて会えて、やっぱすげーなーって思った。
皆さんもその歌に吃驚すると思います」と紹介されたのが、Cocco!
長い手足をしなやかに動かし、軽やかなステップをふむように
出て来たときの美しさに溜め息!
いつでも体全体で、たましいのこもった歌を放つCocco.
この平安神宮という神様のいる場所での彼女の歌は、
どんな光を放つのか、
どうしても感じてみたい。。その想いが叶いました。
穏やかな空気が漂うこの場所に風を起こす力強さ、美しさは、
身体全体で感じられました。
ニライカナイでは、
「イーヤー!ハイヤー!」というかけ声と同時に、
右手をまっすぐ天にのばした瞬間、大極殿が黄色に染まりました。
ほんの一瞬の事。
そのハッとする迫力!!
なんて素敵な演出。。
この黄色はこの一瞬だけしか使われなかったような気がします。
ドラムが入るところではすっとブルーに変わり、間奏では真っ赤に。。
大極殿が歌に染まっていく感じ。
圧倒的なその世界がひろがり、さらに
風向きがぐわっと変わったのは、「樹海の糸」
その歌に、身体の底から何かがわき上がる様に力が溢れ、
涙が出てしまったワタクシです。。 |
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