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「CD屋さん泣かせですが。。」
と仰っていましたが、確かに。でも、とてもカッコイイ取り組みです。
奥田民生さんの府中の森芸術劇場でのライブに行って参りました。
ライブが終わった後、完成した、
できたてほやほやのCDを見せていただきました。
今行われたライブを、そのままCDにして、
終演後に販売。
新しい試みです。
正確に言うと、
ライブ前に受付を開始して(会場ごとに500組や750組限定で先着受付)
本編終了後に音源をCDに落として、
ジャケットにはめこんで、
ライブ終了後にお渡し。。というシステムです。
まだ実験くんのような感じで、
東京の4公演のみなので、悔しい想いをするかたばかりだと思います。
会場に来られても、限定ですしね。 |
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しかし、ライブの帰り道に、もしくは家に帰って、
今、観たばかりのライブをもう一度聴くことができるって、
どれだけわくわくすることでしょうか!?
しかも完成したCDの立派なこと!!
その重みに「すっっご〜〜〜い」と感嘆の声がもれました。
しかも、音がめちゃくちゃカッコいいのです!
このシステム、海外ではジャムバンドの間で流行っているという話をききましたが、
それも、勝手に録音してしまうお客さんに対しての策で、
取り敢えず「録音して、その日に売りますから、勝手にとらないで〜」
という想いから
生まれたともききます。
なので、とても簡単なものだとか。。
CDとしてのクオリティの高さとしても、演奏や音のクオリティとしても、
ここまでだったら、絶対欲しいでしょう。
そう、これって、ある程度以上の歌や演奏力があってこそのことですものね。
さすが。
奥田さんは色々なことが早い。
こうなったら面白くない?
ということを遊びの延長で発想して話して、
それをみんなで面白がって、形にしてしまう。。
一人股旅も、一人公開レコーディング(一人カンタービレ)もそうですし。
いろいろなことを試して楽しんでいらっしゃいますよね。
ま、このライブ盤がこれから流行って行くのかどうかは、
予算の高さや、時間と生産枚数(限定販売)という問題など、
いろいろクリアしないといけないかもしれませんが、
新しいですよね。
スタッフ一同で楽しんで取り組んじゃう。
そこがなによりカッコいいなぁ。。 |
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思わぬ所で虹を発見することがある。
小さくても「わっ」と反射的に思ってしまう。
今日、キッチンで見つけた。
珈琲メイカーの後ろのコルクボードにさした色。
こんなところに反射したのは初めてで、
おもわずどこからきたのか、たどってしまった。
いつもは入らない光が、季節の角度で入り込んで、
つくられた期間限定の光。
くだらないことだけど、なんだかワクワクしてしまった。
幸せ者ね、こんなことで写真撮っちゃって。 |
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金婚式のお祝いの会が、実家の近くでおこなわれた。
父と母の招待で、子供達家族が集合。
兄が、ワインの仕事をしていた時に出会ったという
『Ch.Trotte Ville 1959』
を出してくれた。
53歳のワイン。
まぐなむぼとる。
一体値段にするといくらするのでしょうか…おそろしい。
ゆっくりとコルクを抜く兄。さすが、優雅な動き。
あ〜あ。。あけちゃった。
と言いながら嬉しそう。
この贅沢なワインを、この日に開けなくて、いつ開ける?
という日なのです。
兄に感謝。
早く飲みたいけれど デキャンタに移して、
ワインが今の時になじむのを待つ。
この時間も贅沢ですね。
そして
マグナムボトルだから、時間をかけてゆっくり楽しめるのも素晴らしい。。
澱があるのは当然ですが、
色は美しく、渋みというのがないのに驚いた。
美味しかった〜。
53歳のワインなんて、飲んだことないから、
「すばらしい!」と言いきれないのがもどかしい。。
だがしかし、美味しいのです。
素晴らしいワインは、きっと、飲むタイミングがとても大切なのでしょうね。
今日という日に飲んだからこその幸せな味を、体験しました。 |
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そして、父と母に、
年末からお花屋さんにお願いしておいたバラの花のプレゼント。
おめでとう
そして
ありがとう。。
結婚50年。
感動です。 |
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実家に帰ったら、一週間前にはなかったものが、置かれていた。
父のピアノの上に二十代の頃の私の写真が。
とても洒落た写真盾に入っていた。
なぜか、母が置いたそうだ。面白いなぁ。
なぜ突然。。片付けていて出てきたんだろうなぁ。
若かったなぁ。。わたし。
(あたりまえである) |
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今、読んでいる本です。
昨年末から、どきどきしながら、時に涙が滲んでしまう、
人間の力ってすごい。。と身体から息が溢れてしまう本。
糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載されていた震災後の、
「災いをバネにして必死で知恵を絞った人達」のお話が本になりました。
震災直後に、自分たちも被災者でありながら、
自己の判断で車を動かし、物資を運んだクロネコヤマトの社員さん。
「ヤマトは我なり」というクロネコヤマトの社訓通りに、自分で判断しての行動は、
すぐに会社全体の動きになって「救援物資輸送協力隊」という形で
被災地の力になるのです。
震災直後新聞に載っていた、がれきの中を走るクロネコヤマトの車に
感動した方も多いでしょう。
そして荷物一個につき、10円の寄付。
ホームページでも詳しく載せている様ですが、
昨年の荷物の数は13億個、単純計算で130億円の寄付。
会社の純利益の4割の寄付になるそうです。
それも税金がかからないように財務省にかけあって、全額無税に!!
課税されると50億はとられちゃうそうです。。
丁寧に、気持ちに寄り添う行動に感動してしまいます。。
そして気仙沼で早稲田大学大学院の専任講師が、
Twitterをはじめとしてネット上で広げて作った
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」。
人と人を繋げ、その人がまた自分の元に人を呼び、繋がっていく、
構造構成主義という先生の学問を活かしての、需要と供給のマッチングは
さすが。。
さらに、気仙沼で、ゼロから事業を再開させた方々のインタビュー。
読んでいるこちらが、元気をもらえるのです。
畠山美由紀さんのアルバム「わが美しき故郷よ」をここでまた聴きたくなります。
(ほぼ日はずっと気仙沼を取材しています)。
本を閉じては「すごいな。。」と溜め息ひとつ。
この本を読んで、じゃぁ自分は何ができる?私も!
と思うことはないかもしれない。
と同時に、「じぶんにできること」を
これまでと変わらず考えるだけかもしれない。
だけど、なんだか、2011年の終わりに、
今年の初めに読んでおきたいなと思って。
糸井さんが本の帯に書いていました。
「まず、忘れないことならできる。
少し分け合うことだってできると思う。」 |
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お墓参りをして、親戚の家をお知らせなく訪問。
玄関の扉をあけて、「こんにちわ〜」と言えば
奥から驚きもせず、たからかに「いらっしゃ〜い」の声。
突然の訪問にも「待ってたわ〜」という表情が嬉しい。
そして なんだかこの空気が懐かしい。
ちょっと前のお正月ってこんな感じだったなぁ…と祖父母の家を思い出す。
鍵もしないままの玄関に、挨拶の声が響いて、笑顔が広がる。
ちょっとだけ真面目にご挨拶すると、その後は賑やかな笑い声。
ご馳走をつつきながら家がどんどん暖まっていく。
親戚、家族っていいね。
今年のお正月は、年末も早くから静かになった私の町。
年末に訪れたお花屋さんも「人がいないよね〜?」と驚いていたっけ。
みんなこんな風にひとつの家に集まって、笑い声をあげているのかな?
高く高く空に上がれ。
みんなの笑い声。
その明るい気はきっと、大きな佳き力になる。
穏やかでにこやかなお正月を過ごせたことに感謝です。 |
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2012-01-01
2012年 あけましておめでとうございます!
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新年がスタートしました。
本年もどうぞよろしくおねがいします!
明るく、笑顔の多い一年になりますように。。 |
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今年が終わります。
たくさんのことに感謝して、
紅白を見ながら家族揃って年を越します。
それがどれだけ幸せなことか。
被災地に心を向けながら唄われる曲がおおい今年の紅白歌合戦。
この番組を、帰りたくても帰れない、故郷から遠く離れた場所で
どんな気持ちで観ているのだろうか。。
絶えることのない心配事を抱えながら、
やっぱり故郷を離れられずにいるひとも。
家のありがたさ、灯りの大切さ。
家族の尊さ。
そんなことを想いながら、紅白では猪苗代湖ズの出番。
短かったなぁ。。フルで唄わせて欲しかったなぁ。なんか悔しいなぁっ。
でも、想いは伝わったと想います。
いつだって全身全力で伝える山口さん。
涙流れていましたね。
泣くつもりはなかったのに、
箭内さんが演奏前にいいことを言ったことで刺激され、
それでも泣くものか、と思ったのに、
舞台裏、猪苗代湖ズにマイクを渡すスタッフのおじさまが、
とっても優しかったそうです。
それで「やさしさにつつまれちゃって」涙だったよう。
がむしゃらに伝えた演奏に、?と想う人もいたかもしれない。
実際にね、政治家の女性が発言して、話題になっていますが、
そんな方は、是非、彼らのこれまでの行動と、
改めて音を、PVもチェックして欲しいですね。
反対に話題になって、チェックする人が多くなって広がれば良いのです。
わからん、と言う人を攻撃することはこれまた残念なことで、
そういう人がいても良いとおもうのですよ。
ただね、知らないと損をするということも、今年学びました。
知らないことばっかり、の私です。
さぁ、今年が終わります。
新しい年も、しっかり、丁寧に「生活」していきます。 |
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