|
|
|
|
10時45分には気仙沼駅到着!
ちなみに、大船渡線でも、車でも殆ど変わりません。
1時間15分程で気仙沼に着きます。
まずは、駅前の観光協会=コンベンション協会に寄りましょう。
気仙沼の観光地図をいただけます。
実は「ただ見に行く」つまりは「観光」、ということにとても気が引けて、
ホテルを予約したもののなかなか列車のチケットは取らずにいました。
本当に何もしないのに行っても良いのか。。と悩みました。
ネットで色々調べたホテルは、割とどこもいっぱいで、
この日一日しか空いていませんでした。
営業を始めることができたホテルでは、
工事の方やボランティアの方が多く宿泊されています。
だからこそ、お邪魔にならないか、と悩んだ訳です。
そこで電話をして伺ったのが、駅前にある気仙沼観光コンベンション協会。
http://www.k-macs.ne.jp/~k-kanko/index.html |
|
|
|
2012-02-17
気仙沼へ〜コンベンションセンター ホヤぼーや
|
|
|
電話で対応してくださった畠山さんに、
「気仙沼は工事の方が多いと思うので、お邪魔になるのではないかと…
一ノ関あたりでホテルを取った方が良いですか?」
と聞いたら
「いえいえ、ホテルが予約取れたなら、
是非気仙沼に泊まっていただいた方が嬉しいです!」
welcome!!な気持ちが伝わる優しい声で言われ、
俄然行く気が高まったのでした。
他、注意点を伺うと、
「道路が傷んでいたり、瓦礫があるため、タイヤのパンクだけご注意ください」
とのこと。
これはレンタカーやさんでも言われました。
「パンクした場合はご自身でタイヤ交換をお願いします」
と張り紙も。
それだけ多いのかもしれませんね。
この言葉で、できるだけ歩いて見ようと思ったのでした。
電話に出てくださったのは、この方だろうなぁ。。と思う方に
地図をいただいて、ホヤボーヤになって、再び車で出発。
ホテルにチェックインできる時間ではなかったので、
まずは、車で25分くらいの岩井崎へ。
あの、奇跡の松の木の龍がいるところです。
車で町中を南に下がって行きます。
本郷を過ぎ、松岩駅を過ぎた頃、目線の先に海が。。。
と思ったとたん、そこから広がった光景に愕然!
なんにもないのです。
ぽつんぽつんと残る建物やアパート。
その周りにはコンクリートの土台だけの家。
どれだけ沢山の家があったのか、その跡でわかります。
カメラを向けることができませんでした。
岩井崎に向かうまで、同じ光景が続き、その被害の広さも想像以上のものでした。 |
|
|
|
2012-02-17
気仙沼へ〜気仙沼市 波路上(はじかみ)1近辺
|
|
|
さらに海にちかづいた「波路上」のあたりは、
工事のトラックと時折すれ違いましたが、人気はありません。
岩井崎に向かって左側、遠くからも見えたのが
気仙沼紅葉高等学校 4階建ての校舎は三階まで津波が達したそうです。 |
|
|
|
2012-02-17
気仙沼へ〜気仙沼市 波路上2
|
|
|
三階の中央、窓辺に流木が乗っているのがわかります。 |
|
|
|
2012-02-17
気仙沼へ〜気仙沼市 波路上3
|
|
|
気仙沼市 波路上 |
|
|
|
|
|
プロムナードセンター:気仙沼の自然や風土を学ぶことができ、
レストラン、休憩室が用意されていた施設。
館内からは潮吹き岩の様子もみられたそうです。 |
|
|
|
|
|
http://www.pref.miyagi.jp/mtsc/kesuishi/ |
|
|
|
|
|
なんにもない平地。それにも驚きますが、
震災直後の光景はもっと胸を痛めるものだったでしょう。
震災直後は倒木、倒れたフェンスや壁、瓦礫や流れてきた物、
そして水が溢れていたそうです。
水産試験場のホームページで↑のその光景を見ることができました。
一年経って、今の状況なのですね。 |
|
|
|
|
|
コンクリートの土台だけの家、入り口が想像される階段、
そしてどうにか残った看板が教えてくれる 崩れた旅館。
その間を足下を確かめながら進み、目の前に広がったのが、写真の景色。
龍を指差すようにそびえ立つのは。。 |
|
|
|
|
|
地元出身のお相撲さん(秀ノ山雷五郎像)
しっかり、残っていました。頼もしい。 |
|
|
|