MIDNIGHT ALLEY

NOW ON AIR

24:00-05:00
MIDNIGHT ALLEY
-
MIDNIGHT ALLEY
DAYBREAK

NEXT PROGRAM

05:00-07:00
MIDNIGHT ALLEY

「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

NOW PLAYING

01:42

CHANGE OF HEARTDIANA ROSS

ListenRadiko

STREAM

NOW ON AIR

NEXT PROG

PREV
MIDNIGHT ALLEY
24:00-05:00
MIDNIGHT ALLEY
-
DAYBREAK
05:00-07:00
DAYBREAK
NEXT

TIMETABLE

11:20-11:40
[TUE]朝日インテック Dream Together【朝日インテック】
[THU]ホームズ Hop Step Art【ホームズ】

TODAY'S PROGRAM

“LIFETIME MUSIC STATION” FM COCOLO のデイタイムは、イタリアと日本の血を引く野村雅夫。“LIFETIME MUSIC STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
REQUEST & PRESENT

BLOG ARTICLES

ミラノから飛んできた鳩

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。

FM COCOLOには、とてもイタリア好きなお姉さんがいらっしゃいます。僕たちは日常的にイタリアについて局内で立ち話をする仲です。

先日もそんな調子で最近の気になるトピックを思いつくままつらつら話していると、「そうだ、雅夫くん、友人のイタリアからのお土産でおすそ分けしたいものがあるのよ」。そう言って、翌日に持ってきていただいたのが、こちら、コロンバという鳩を模した季節のお菓子。パンを切るための木のまな板に載せるとはみ出してしまうほどのサイズ。あまりに大きいので、カットしてタッパに入れてぱさつかないようにしながら局へ持ち帰って、一部お姉さんに「おすそ分け返し」の技を披露しました。

開封するとね、もうそこはイタリア、ミラノ、でしたよ。香りですね。柑橘のピールや、アーモンド、そしてパンというかケーキの生地の酵母の香りが異国情緒、いやさ、家を異国に変えてくれるんです。たまりません。とんでもなく懐かしい気分になりました。

ちなみに、このコロンバという伝統菓子は、パスクワの時期にいただくもの。英語のイースター、つまりは復活祭のことですね。今年は4月5日でした。こうして食べられるのも時間の問題という中、北イタリア、ミラノの老舗から関西に届けられた季節のお菓子、滑り込みギリギリセーフでいただきました。僕も食べ切れないくらいなので、近所に住んでるイタリア人の母にもおすそ分けしておきましたよ。Kお姉さん、Grazie mille.

今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

甘くて苦い、鬼さんこちら。

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。

アマーロという飲み物をご存知でしょうか。響きからして、甘そうですよね。実際、甘いです。同時に、苦い。甘苦い。これは、イタリアの薬草ベースのリキュールで、amaroと書きます。形容詞で、意味は「苦い」。面白いもんですよね。日本語だと「甘い」と想起させる響きが「苦い」んですもの。そして、飲み物としてのアマーロは、甘苦い。

イタリアでは、食事を終えた後に飲まれる食後酒として愛されています。各メーカーや修道院が、それぞれ独自に薬草を配合して漬け込み、オリジナルのレシピを持っています。僕はこれが好きでして、日本で手に入る輸入ものはあらかた飲んできましたが、先日見つけたのが、岩手産のアマーロ。こんなのがあるんだ!

考えてみれば、日本にも養命酒や保命酒というリキュールの文化がありますから、不思議ではない。でも、「鬼のアマーロ」と日伊をはっきり融合させているのが面白い。こわごわと舐めてみたら、しっかり甘くて苦い! すばらしかったですよ。

今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

去りがたい廃墟の魅力

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。

一昨日は京都市内の各地で同時多発的に開催されてきた国際写真展KYOTOGRAPHIEの最終日でした。ここにまだ行けてなかったんだと滑り込んだのが、東本願寺のすぐ近くにある重信会館です。

1930年、昭和5年に誕生したこの建物は、大谷大学の学生寮として長らく利用され、2001年まで約1世紀にわたって若者たちの暮らしを支えてきたんですが、ここ四半世紀は閉鎖され、建物をツタが覆い、普段はまったく立ち入ることのできない場所。こうした所をあえて選んで写真を展示することもKYOTOGRAPHIEの醍醐味のひとつだとは知っていましたが、驚いたのは、写真のチョイス。アメリカのデトロイトや、長崎の軍艦島といった廃墟の写真でした。言わば、廃墟で廃墟の写真を鑑賞するわけで、これが忘れられない体験になりましたよ。

写真とともに僕が味わったのは、重信会館の各個室の壁などに残っている、学生たちの落書きです。面白かったわ〜。僕が生まれる前のものもあったりして、どこから京都へやって来た学生さんだったんだろう。今、どこで何をしているんだろう。ずいぶんと想像が膨らみ、廃墟から去りがたい気分になりました。

人はなぜ廃墟に惹かれるのか。写真というメディアの意味についても、ずいぶん考えさせられるすばらしい展示でしたよ。

今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
×
×