熱いぞ、文芸誌!
2026-02-05

こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。
文芸誌というと、各出版社がお抱えの作家の新作を単行本化の前に連載したり、企画を立てて座談会をしたりという文学の雑誌ですね。芥川賞や直木賞が発表された時には、該当作がいち早く読めると売れ行きが伸びることもありますが、近年では休刊や廃刊が相次いでいましたよね。僕も好きな作家やよほど気になる特集がある時にたまに買う程度で、すっかり遠ざかっていたんですが、最近はまた傾向が変わってきました。
各出版社が、読み物やそれぞれの作家への入口としての文芸誌を再評価しているようです。たとえば、僕もすべて揃えている「GOAT」。デザインもかわいいし、紙は上質。話題の作家が揃っているのみならず、特集企画が「悪」とか斬新だし、ミュージシャンとのコラボもあったり、文学の幅を広げて敷居を下げる仕掛けも随所にあってすばらしいです。これでゴートの語呂合わせで510円って、どないなってんのよ。
と、そこへ輪をかけて驚いたのが、先日、仕事仲間のSNSで知った文芸誌「アンデル」の復活。中央公論のこちらは、なんと330円。もちろん、ページ数は80と少なめですが、その身軽さが良いじゃないですか。でも、中身は濃い。朝比奈秋から石田夏穂、最果タヒに、村上春樹の翻訳ものまで。僕もほいほい買いに行きましたよ。ところが、人気爆発なのか、書店を何軒か回っても見当たらない… すごすご帰宅しました。残念ながら、入手したのは電子版だけど、しょうがない。
それはともかく、雑誌の良いのは、目当ての文章があっても、そのすぐ隣のページに読み手にとって未知の作家がいたりすること。これは、もしかすると、僕のやってるCIAOみたいな音楽ワイド番組と同じかもしれないですね。他にも、老舗の文芸誌や河出書房の「スピン」みたいな新顔も登場しているし、今は文芸誌が熱いと実感です。僕も熱い放送にするぞ!
今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。





