Buon Annoo a tutti! (ブオナンノ・ア・トゥッティ)
あけまして、おめでとうございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
今年もどうぞ、よろしくお願いします。
映画のパンフレットにもいろいろありますが、こんな風に色とりどりのものは珍しいかも。サンプルをいただいて、ちょっとテンションが上向きになりました。
年末に公開になったこの『離ればなれになっても』。80年代から現代まで、ローマで育った3人の男の子と1人の女の子がそれぞれに交錯しながら時代の波にもまれながら恋をしながら、いろいろあっても友情を培っていくという、40年ほどのスパンの物語です。
この設定だけで想像できると思いますが、感動作です。これは別に知らなくてもまったく問題なく楽しめることなんですが、実は、作品全体が『あんなに愛しあったのに』という名作のオマージュ、というか、ほとんどリメイクなんです。
『あんなに愛しあったのに』は、第2次大戦中から、映画の作られた70年代までの激動の30年ほどを、やはり男性3人、女性1人のグループを主人公に描いた作品でして、これは僕のオールタイム・ベスト10には絶対に入れたい最高の映画。なんですが、日本でも公開されたし、僕も自分の会社のイベントで一昨年引っ張ってきて映画館で上映してお客さんもいっぱい、だったんですが、現状日本ではDVD / Blu-rayも配信もありません。なんともったいないことか!
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、そこは知りませんが、『離ればなれになっても』配給会社さんからパンフレットへの寄稿依頼が来ておりましたんで、解説を書きつつ、音楽がたくさん流れる作品でもあるんで、DJとして推しの1曲を選んであります。ぜひご覧になって、パンフも手に取っていただければ。あなたは何色にします?
今年も、今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。