GUEST:城田優(@U_and_YOU)
2026-09-21

華やかなキャリアを歩んできたように見える城田さんですが、その道のりには、長い「居場所探し」の時間がありました。
幼少期をスペインで過ごした城田さんは、アジア人であることを理由に差別的な言葉を浴び続け、日本に帰れば「やっと自分の居場所に戻れる」と思っていたそうです。
ところが日本でも「外人」と呼ばれ、また居場所を失った感覚に。さらに芸能界を目指してからは、190cmという身長や彫りの深い顔立ちを理由に、100回以上ともいうオーディションに落ち続けました。
「君みたいな子はいない」「背が高すぎる」――夢を叶えたい一心で受け止め続けた言葉は、思春期の城田さんの心に深く残りました。
それでも、家族と音楽、そしてエンターテインメントへの憧れだけは手放さなかった。
転機となったのが、17歳で出演したミュージカル。
これまでコンプレックスだった大きな体や顔立ちが、「舞台では武器になる」と初めて認められた瞬間でした。背筋を伸ばせ、と言われ続ける中で、少しずつ自分自身を肯定できるようになっていったといいます。
そんな城田さんが、人生のモットーのひとつとして語るのが「ケセラセラ」。考えすぎてしまう自分に、「なるようになる、大丈夫」と言い聞かせるための言葉です。
11月18日には、14年ぶりとなるオリジナルアルバム『ケセラセラ』をリリース。全曲の作詞作曲に携わり、「自分がいいと思うもの」をジャンルにとらわれず詰め込んだ一枚です。
「自分次第。可能性は、自分が広げるか狭めるか」。
居場所を探し続けた少年が、今は自分自身で居場所をつくり、そして自分の個性を表現する力へと変えている。
夢を諦めなかった時間そのものが、今の城田優さんの表現をつくっているのだと感じるインタビューでした。
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