おのえ’s eye♪

コーナー「おのえ’s eye」♪
巷で話題の寿司プラモを作ってみた。
プラモデルの企画・設計・製造を行う「秋東精工」が、
4月23日に発売した、その名も
「寿司プラモ貴方にこれが握れるか!?」。
なかなかチャレンジングなネイミングですが、
実にやり甲斐のある、挑戦でした。
マグロとサーモンの2種類。
ネタとシャリ、さらには、パッケージの凝り具合もすごい。
お父さんが、飲んだ帰りにふらふらと千鳥足になりながらも、
家族へのお土産にと、ぶらさげて帰ってくるような、
寿司をいれる折り詰めと、割り箸までついています。

艶や形なども、なかなかの再現力なのですが、
まず、とりかかろうとした時に、気づきました。
接着剤ひとつとっても、様々な種類があるのですね。
プラモデル用の接着剤を購入し、そして、次は、中身の確認。
いざ、順番が書かれてある説明書とかあるのかな?と思ったら、
あなたのご自由に!という手放しな感じ。
(好きに組み立てて楽しんでね、とのこと)
順番ややり方に特にルールは無いということで、
とにかくやってみよう!

ランナーから、ひとつひとつパーツを外していきます。
それもあとから知りましたが、とり外す時に、
普段は配線などを接続する工具のニッパーを使う。
プラモデル専用のニッパーもあるそうで。
そうとは知らず、手でむしりとるようにとってしまいました。
ただ、この作業、めちゃめちゃ楽しい。
364粒の米を、ひとつひとつ、プチプチと外していきます。

そして、ご自由にということなので、
ネタ(まぐろ)を裏かえし、
その中央部分にお米を一粒ずつつけていくという作業。

最初は、ピンセットでとった一粒一粒に、丁寧に接着剤をぬって、
向きも同じに揃えたほうがいいのかな?などと工夫しながら
接着していったのですが、これでは夜が明けてしまいます。

なので、ネタの裏側ですとか、
あるいは米粒をはりつけていったその上に、
ベタ〜っと接着剤をぬり、
そこに米粒をピンセットでおいていきました。

ただ、それでも時間がかかるということで、
あみだしたのが「ぱらぱら作戦」。

よく、握る時の硬さ加減は
「シャリで空気を包み込むように」と聞きますが、
プラモデルの米粒をぎゅぎゅっと詰めていくというより、
ぱらぱらとふりかける作戦でいくと、
シャリがふんわりとした見た目になるような気がする。

不均一な方が、リアルな感じ?
しかも、ネタが反っていてカーブがきついので、
そこにしゃりをうめていくとなると、しゃりの高さが必要。
そこでも、パラパラ作戦は時間短縮になったように思います。

ただ高さに気がいきすぎると、
シャリの全体の形が小さな山のようになってしまうので、

本物の寿司の写真と見比べながら、気持ち四角く形を整えて行く。
そこは丁寧にピンセットでやりました。

さぁ完成。いかがでしょうか。(1時間ほどかかりました笑)

シャリを組み立て、最後にネタを合わせるのもいいですね。
これに金具をつけてキーホルダーにしたり、
マグネットをつけて、冷蔵庫にはったりしたいです!
ということで、今週の「おのえ's eye」は、
寿司プラモをご紹介しました!







