門上西林 物見遊山。
今夜のトークテーマは『私達の音楽履歴書〜高校時代編〜』。
門上さんが過ごされたのは1970年前後。
ロックの世界では、69年にウッドストック・フェスティバルが開催され、70年にはビートルズが解散。その年の9月と10月にはジミ・ヘンドリックスとジャニス・ジョプリンが亡くなり、翌年71年にはジム・モリソンも亡くなるという大きな出来事がありました。その頃ロックはサイケデリックロック〜ハードロック、プログレ、ブルースロック、グラムロック、カントリーロックなどと多様化しつつある時代。それに加え、シンガーソングライターの台頭もあり、もの凄いスピードでミュージックシーンが変化している時期でした。
西林さんは1980年前後が高校時代。
ポップスの世界では、アーシーなサウンドからAOR全盛時代へ。
ロックシーンでは、パンクムーブメントでシーンが一変したロンドンを中心に広がったニュー・ウェイヴと呼ばれる音楽が注目されます。
日本では、RCサクセションの人気に火がつき、YMOは世界に飛び出しました。
西林さんが高校三年生(1981年8月)の時MTVが開局。
その後、人々と音楽との接し方が変わり、音楽の作り方も変化していきます。
お二人とも、音楽のシーンで見ると、
かなり刺激的な時代に高校生だったようです。
●今夜おかけした曲●
M① 一人〜I STAND ALONE〜 / 井上堯之…………..…. (西林選曲)
M② You Keep Me Hangin' On/ Vanilla Fudge………...(門上選曲)
M③ 雨音はショパンの調べ/ 小林麻美..
... (エンディングソング).…....(門上選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『雨』
※番組では、取り上げてほしいテーマ、
メッセージ&リクエストをお待ちしています。
みなさん、是非ご参加ください。
※今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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17歳の夜に、夜のヒットスタジオを見ていると、柳ジョージ&レイニーウッドを従えたショーケンが「大阪で生まれた女」を歌っていて。17歳の夜に、近所の兄と慕う人が「潮騒」を聴けと山下達郎の「GO AHEAD」のアルバムをもってきて。17歳の昼、学校をさぼって家で「徹子の部屋」を見ていると、開高健がでていて森羅万象をあの声で語っていて。この話は放送でもしましたが、実はもうひとつ、17歳のときに衝撃的な出会いとなるテレビ番組が、日曜の夜、スタートしたのです。それは「枝雀寄席」。第1回目は「皿屋敷」、第2回目は「壺算」、第3回は「くっしゃみ講釈」だったと記憶しています。もともと落語は好きで、枝雀師匠のLPも何枚か持っていましたが、この番組がスタートしてからは落語熱が一気に高まりました。また、この番組はたくさんの新しい落語ファンを生み出しました。当時の落語ブームは、枝雀ブームでもあったのですね。後年、息子さんの桂りょうばさんや奥さまの志代子師匠と知り合うことができ、舞台裏の枝雀師匠のお話を伺えるのは、ファンとしてどれだけ幸せなことか。そんな夜の別れ際にいただいた手拭いは、わたしの大切な宝物になっています。
<西林初秋>