門上西林 物見遊山 【#204/2020.8.29】
2020-08-29

話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月もお楽しみに。
※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。
<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/
●今夜の選曲●
<門上選曲>
ロクデナシ / THE BLUE HEARTS
<西林選曲>
Nathalie / Julio Iglesias
<ラストソング/テーマ「太陽」>
セレクター:西林初秋
A Place In The Sun / Stevie Wonder
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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毎月最終土曜日のテーマは「三千円 1本勝負」。
それぞれ古本屋に行き、三千円でどれだけ本が買えるか。買った本をテーマに話すというのだ。
今夜は、桐野夏生の「夜の谷を行く」、許永中の「海峡に立つ」、梅宮辰夫の「不良役者」という三冊であった。これらは昭和の戦後を政治、経済、娯楽という視点で綴った本でもある。それぞれの世界を独特の切り口で描き、昭和という時代が浮き彫りになった。
じつは、その後昭和を語るに欠かせない一冊に出会った。
中川右介著の「昭和45年11月25日 三島由紀夫自決 日本が受けた衝撃」である。著者は、三島由紀夫が自衛隊に侵入、割腹、介錯された事件を、文壇、演劇・映画界、政治、マスコミなどの百数十人の事件当日の記録を丹念に収集、時系列に再構築した新たなスタイルのノンフィクションを生み出した。この事件も昭和のある側面をあぶり出していると思った。
また、中川右介という著者は「團十郎と歌右衛門 悲劇の神と孤高の女形」という著書もあり、これも読み始めたのである。
<門上武司>



