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周年記念のアーティストが1ヵ月間のリレー形式でラジオDJ を務める「THE MUSIC OF NOTE」。2025年12月はAqua Timez。
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タケカワユキヒデ 僕のソングブック Vol.6

11/7(土) Vol.6
<オンエア曲>
M1 Summer In The City  /  Lovin Spoonful (1966)
M2 ジェラス・ガイ(Live)
  (AL「僕のソングブック カヴァーズ Part4」)
M3 九ちゃんのズンタタッタ   /  坂本九 (1961)
M4 愛は勝つ(Live) 
(AL「僕のソングブック カヴァーズ Part2」)
M5 Purple Haze  /  The Jimi Hendrix Experience (1967) 
M6 いにしえの月
   (AL 「SILK ROADーガンダーラより愛をこめてー」)


<A Journey To My Roots>
タケカワさんが影響を受けた音楽を紹介するコーナー
ピックアップしたのは『坂本九』。

「小学校にあがるか、あがらないかぐらいの頃から、
 アメリカンポップスが大好きだった僕が、
 同時に好きだったのが、坂本九さんで、
 アメリカンポップスに惹かれた要因も、
 8割方坂本九さんによるものじゃないかと思います。
 当時の大大大スターでしたよ。
 僕は、坂本九さんの明るさが好きだった。
 当時NHKで「ジェスチャー」という番組があって。
 声は一切出さずに、ジェスチャーだけで相手に何かを伝える
 ゲームみたいな番組で人気が高く長寿番組だったんだけど、
 それに坂本九さんが出演された時に、絶対にしゃべっちゃいけないのに、
 坂本九さんはイキナリしゃべっちゃってね!笑
 今で考えれば、ロケンロール。規則違反も甚だしい!笑
 番組の構成なんて気にしない。これがおかしくて、おかしくて。
 周りもバカウケしてるんですよ。
 当人に悪気はもちろんなくて、しゃべるつもりもなかったんだけど、
 こういうことを素でやっちゃう人なんですよ。
 でも、これが坂本九さんの根幹にある魅力なんですよね。
 僕にもこういう部分がちょっとあったりする。
 これを見て、今まで以上にファンになっちゃいましたよ。
 あとね「スター 千夜一夜」って番組があって、
 僕らもゴダイゴで出た事あるんだけど、九ちゃんが司会してたことがあって。
 当時、歌番組とかバラエティ番組ばかりで、
 「スター 千夜一夜」みたいなトーク番組って、あんまりなかったんですよ。
 九ちゃんも司会はまだそんなに経験があったわけじゃなかった時代なんだけど、
 僕らの方もテレビでトークを長くするってのが、初体験だったから、
 いざ出演してみて、ちょっと戸惑ったりしてて。
 そんな僕らをみた九ちゃんも戸惑っちゃって、
 お互いにガチガチにあがっちゃってなかなかうまくいかなった。笑
 九ちゃんは若くして亡くなってしまったけど、
 歌とか何か一緒にしたかったなーっという気持ちでいっぱいです。」




☆ライブ情報

タケカワユキヒデ デビュー40周年記念公演第5弾
「僕のソングブック カヴァーズPart12 & SINGLE COLLECTION vol.4」
日時:2015/12/05(土) 
会場:大丸心斎橋劇場
開場:午後3時30分 開演:午後4時
料金:前売 6500円 当日7000円(全席指定)


「僕のソングブック 年始スペシャルオールリクエストライブ」
日時:2016/1/16(土) 会場:大阪@Flamingo the Arusha
日時:2016/1/17(日) 会場:京都@ROOTER×2
開場:午後3時 開演:午後4時
料金:前売 7200円 当日 7700円(1ドリンク付き、全席指定)



☆タケカワユキヒデ公式サイト
http://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/index.html

オトナのためのマンガ塾 Vol.5

マンガを読み続けて57年!タケカワユキヒデが塾長となって、
FM COCOLOリスナーにもきっと楽しんでもらえる
おすすめのマンガを紹介するコーナー
「オトナのためのマンガ塾」

第5回のピックアップした作品は、「コータローまかりとおる!」。
蛭田達也さんの作品ですね。
これは80年代から90年代にかけて
「少年マガジン」の中枢になった作品ですよ。
この頃から1つの作品がものすごく長く連載されるようになってるんですよ。
例えば今だったら「はじめの1歩」ね。
「こち亀」なんてのはその代表格ですよね。
でも「こち亀」は連載漫画ではないんですよ。
毎回1つのテーマで完結するでしょう?
これはまた実は違うんです。
連載もので長く続けるって、本当に大変なんですよ。
「はじめの1歩」はまだ世界チャンピオンになっていない!
「コータローまかりとおる!」に話しを戻すと、
この作品は1982年から連載がスタートしていて、
当時は「うる星やつら」とか「1・2の三四郎」が勢いがあったんだけど、
この頃にはじまって、そのあと12年、13年続いたんですよ。
しかも学園もの。最初は普通の学園で、
学園の中の事件や騒動を解決していくっていう単純な話しだったんだけど、
連載を続けていく為に色々テコ入れがあって、
どんどん学園が大きくなって行くんですよ。笑
裏学園があったり…最後の方には学園の地図とか出てくるんだけど、
信じられないぐらい巨大になってて!爆笑
この面白さが、少年漫画の醍醐味。
きちっとした設定よりも、
どんどん話しがあらぬ方へ展開して行く方が面白いに決まってる。
その最たる例が今の「ワンピース」だと思うんですよ。
「ワンピース」なんて、何がどうなってるか、
みんな本当にわかってる?笑
僕もずっと読んでるけど、相当飛んでる!笑
これが、少年漫画の面白さの原点。
こういうことを長い時間をかけて、色んなアイデアを練って、
こういう世界観をつくったのが僕は蛭田達也さんだと思うんです。
どうやったら1つのストーリー、1つの主人公を活かしながら、
面白く話しを展開させていけて、
さらにはその主人公をどう憧れの対象に成長させていくか。
これを蛭田達也さんが確立した事で、
後に10年と続く連載漫画がたくさん生まれたんです。

タケカワユキヒデ 僕のソングブック Vol.5

10/31(土) Vol.5
<オンエア曲>
M1 Rikki Don’t Lose That Number  /  Steely Dan(1974)
M2 Footloose (Live)
  (AL「僕のソングブック カヴァーズ Part3」)
M3 潮来笠  /  橋幸夫 (1960)
M4 安奈 (Live) 
(AL「僕のソングブック カヴァーズ Part9」)
M5 You Keep Me Hangin’ On  / Vanilla Fudge(1966)
M6 そのために生きていけるから 
   (AL 「銀河鉄道999ゴールドセレクション」)


<A Journey To My Roots>
タケカワさんが影響を受けた音楽を紹介するコーナー
ピックアップしたのは『潮来笠』。

「僕が小学校1年生ぐらいの時のヒット曲なんですけど、
 何故か、強烈な印象が残っているんですよね。
 1つは、父方の祖母が橋幸夫さんに夢中になっていて、
 騒いでたので、それでかな?
 そういう歌手に夢中になるような
 おばあちゃんじゃなかったんですけどね。
 ものすごい真面目なおばあちゃんだった。
 おじいちゃんは裁判官なんですよ。
 裁判官の奥様です。
 で、確か、向こうの師範学校を出て、先生もしていたはず。
 書道もすごかくて、達筆だった。

 で、橋幸夫さんについて、色々教えてくれるんですよ。
 呉服屋の息子だとか(笑)
 今考えると、どこまで本当だったのか…。
 後に橋幸夫さんと番組で一緒になることがあって、
 ちょっと感動しました。
 ビートルズより遥か前ですが、
 どこか憧れていたところがあったんじゃないかなって。
 僕は小学1年生の時から絶対に歌手になると思っていたから、
 そういう意味で意識はしていたんだと思います。

 ただ、アメリカンポップスの方が好きだったので、
 橋幸夫さんとは、ジャンル違いだってことは、幼心にわかっていた。
 面白いのは、「おーい中村くん」とか「サンドイッチマン」とか、
 幼稚園ぐらいの時にTVとかからなんとなく聴こえてくる歌、
 こういう歌をちょっと歌うとオトナが喜ぶから、
 フレーズだけちょっと覚えてオトナに聴こえるように、
 わざとうたってあげる、みたいな、そういうことをやっていましたね。
 そんな中で、この受けた音楽を紹介するコーナー
 ピックアップしたのは『潮来笠』は、
 はっきりと自分で歌う為に覚えた歌だったような気がしますね。

 後に「ガンダーラ」を歌うんですけど、
 この日本語verがゴダイゴで出した最初の
 日本語のシングルなんですね。
 日本語ってことで、やっぱりどうやって歌って良いのか、
 最初はわからなかった。
 英語だと1つ1つ発音をしっかりするだけで
 カタチになったりするんだけど、
 日本語の場合はそうはいかない。
 っていうような感じを今だったらハッキリ言えるんだけど、
 当時はそんなことすらわかっていなかった。
 だから、歌いながら節回しとかを掴んでいくしかなくて。

 で、その日本語の節回しとかを
 橋幸夫さんの歌い方を多分どこかで貰ってきて、
 それを手がかりにして
 「ガンダーラ」を歌っていたんだなってことに後から気づいた。
 だから、「ガンダーラ」は多分橋幸夫さんに影響を受けていると、
 ご本人にもお伝えしました。
 
 アメリカンポップスが大好きだった僕が
 英語の歌の中から見つけたかっこよさと、
 日本をはじめとするアジアの情緒的な節回しと、
 両方とも掴む事ができたなと思っています。
 僕自身が関係する音楽が、幅広いカタチに持って行けたのは、
 そのお陰だと思います。
 だから、橋幸夫さんは、
 わたしの、偉大な恩人になるのではないでしょうか。」


☆ライブ情報

タケカワユキヒデ デビュー40周年記念公演第5弾
「僕のソングブック カヴァーズPart12 & SINGLE COLLECTION vol.4」
日時:2015/12/05(土) 
会場:大丸心斎橋劇場
開場:午後3時30分 開演:午後4時
料金:前売 6500円 当日7000円(全席指定)


「僕のソングブック 年始スペシャルオールリクエストライブ」
日時:2016/1/16(土) 会場:大阪@Flamingo the Arusha
日時:2016/1/17(日) 会場:京都@ROOTER×2
開場:午後3時 開演:午後4時
料金:前売 7200円 当日 7700円(1ドリンク付き、全席指定)



☆タケカワユキヒデ公式サイト
http://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/index.html
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