Chu's Garden(5/1)
2016-05-01

その趣味を通して、忠さんのよりパーソナルな部分に触れよう
というコーナー「Chu's Garden」
4回目にピックアップしたのは…
『陶芸』
時間があればもっとやりたいけど、
今はたまにしかできないという忠さん。
陶芸家になりたいと思ったこともあるそうで
<陶芸との出会い>
京都の五条にある河井寛次郎記念館に友人に連れて行かれて。
その友人の父親というのが、漆塗工芸の木工家で人間国宝。
その工房が清水道をあがるところにあったんですよ。
この記念館を訪問したことが僕の目を開いてくれた。
ここは、住居でもあり、工房でもあった。
この人は、焼き物をつくっているだけでなく、
工房・住まいも自分でデザイン。なんと、家具までも自分で。
自分のつくったものが生活の中にどう生きるかをこの人考えてたんだと思う。
<沖縄の焼き物の里>
沖縄の読谷に焼き物の里があります。
沖縄の陶芸家が集まってくるんだけど、
ここにいる友人のところには、大きな登り釜がある。(写真のもの)
いつか、自分の家の食器を全部自分でつくりたいという夢もあるんですよ。
<河井寛次郎の残した言葉>
河井寛次郎が残した詩に、「仕事の歌」というのがあります。
とても良いので興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
彼は、陶芸家でもあり、詩人でもある。
芸術やアートを表現するってのは、「表に現す」ということ。
その人のうちにあるものを表に現す、これこそが表現なのです。


