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「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

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周年記念のアーティストが1ヵ月間のリレー形式でラジオDJ を務める「THE MUSIC OF NOTE」。2025年12月はAqua Timez。
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Chu's Garden(5/1)

趣味のデパート、小坂忠さん
その趣味を通して、忠さんのよりパーソナルな部分に触れよう
というコーナー「Chu's Garden」
4回目にピックアップしたのは…


『陶芸』


時間があればもっとやりたいけど、
今はたまにしかできないという忠さん。
陶芸家になりたいと思ったこともあるそうで


<陶芸との出会い>
京都の五条にある河井寛次郎記念館に友人に連れて行かれて。
その友人の父親というのが、漆塗工芸の木工家で人間国宝。
その工房が清水道をあがるところにあったんですよ。
この記念館を訪問したことが僕の目を開いてくれた。
ここは、住居でもあり、工房でもあった。
この人は、焼き物をつくっているだけでなく、
工房・住まいも自分でデザイン。なんと、家具までも自分で。
自分のつくったものが生活の中にどう生きるかをこの人考えてたんだと思う。


<沖縄の焼き物の里>
沖縄の読谷に焼き物の里があります。
沖縄の陶芸家が集まってくるんだけど、
ここにいる友人のところには、大きな登り釜がある。(写真のもの)
いつか、自分の家の食器を全部自分でつくりたいという夢もあるんですよ。


<河井寛次郎の残した言葉>
河井寛次郎が残した詩に、「仕事の歌」というのがあります。
とても良いので興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。
彼は、陶芸家でもあり、詩人でもある。
芸術やアートを表現するってのは、「表に現す」ということ。
その人のうちにあるものを表に現す、これこそが表現なのです。

小坂忠のForever Young Vol.5

デビュー50周年を迎える小坂忠さんがお送りしています
『THE MUSIC OF NOTE -小坂忠のForever Young-』


5/1(日) Vol.5
<オンエア曲>

M1 LAURA NYRO「IT'S GONNA TAKE A MIRACLE」
M2 BUFFALO SPRINGFIELD「FOR WHAT IT'S WORTH」
M3 JAMES TAYLOR「WALKING MAN」
M4 ANDRAE CROUCH「TAKE ME BACK」
M5 小坂忠「フォーカスラブ」
M6 RAY CHARLES「YOU'LL NEVER WALK ALONE」
M7 小坂忠「ひとりじゃないから」


ライブ情報
「小坂忠 Debut 50th Anniversary Premium Live
 featuring 鈴木茂、小原礼、Dr.kyOn、屋敷豪太 & 小林香織」

5/10(火)ビルボードライブ大阪
1stステージ 開場/午後5時半 開演/午後6時半、 
2ndステージ 開場/午後8時半 開演/午後9時半

Chu's Garden(4/24)

趣味のデパート、小坂忠さん
その趣味を通して、忠さんのよりパーソナルな部分に触れよう
というコーナー「Chu's Garden」
3回目にピックアップしたのは…


『お茶・茶道』


<きっかけは千利休>
利休にどうも惹かれるんですよね。
"書院の茶"と言われていたものを、庶民に広げる活動をした村田珠光の後に、
日本のお茶、「わび茶」を大成した人ですね。
利休七哲と言われる弟子達がいて、
ヨーロッパでルネサンス芸術が興っていたのとほぼ同じ時代に、
日本の文化に新風をふきこむような活動をしていた利休は、
まさに日本のダヴィンチとも言えますよ。


<利休はキリシタン!?>
利休のやっていたことに興味を持って、色々調べていたら…
利休の奥さんは、キリシタン。
大阪の堺の人で堺には当時、
ポルトガルの宣教師が開いた教会があって、そこの出の人。
恐らく利休はこういうところに一緒についていって、
ミサに参加して、ミサの所作を学んだ。
この所作が、利休のお茶の所作に
色んな影響を与えているという人もいるんですよ。
利休七哲のうちの5人まではキリシタン。
状況的には、利休も…?


<利休が「わび茶」で伝えようとしたこと。>
「わび茶」の世界から、それを読み解くために色々と想像したんですけど、
ダヴィンチらがリードしたルネサンス芸術は、
聖書を題材にしたものが多いんですよ。
当時は、今の日本のように全ての人が文字を読める訳ではない。
まして、全ての人が聖書を読むことができる時代ではなかった中で、
一般層にまでそれを浸透させるには、視覚教材が必要。
ルネサンス芸術は、まさに、それだったんじゃないかなと。
では、利休の「わび茶」は?
当時の日本はカースト制度があって、
武士や証人が方を並べることはなかったが、
お茶の世界ではそれを取っ払う。亭主と客しか存在しない。
これは、天国の姿だなぁと。茶室の入り口は、にじり口というじゃないですか。
聖書も「狭き門から入りなさい」と書かれている。
なんだか、相通ずるものがありますよね。
利休の大成した「わび茶」は、
聖書の視覚教材だったんじゃないかな、と思ったり。
ちなみに、うちの教会に来ると、時々お茶を淹れたりするので、
是非お茶を飲みにきて下さい。
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