拝啓、高橋幸宏様〜What The World Needs Now Is Love~
ソロとして、サディスティック・ミカ・バンド、サディスティックス、YELLOW MAGIC ORCHESTRA、THE BEATNIKS、pupa、SKETCH SHOW、HASYMO、METAFIVE...などさまざまな形態で活動され、幅広い音楽性で、世界中のファンを魅了してきた高橋幸宏さん。
1時間ではとても語り尽くすことができない、幸宏さんとの思い出をお持ちの近藤雅信さん、高野寛さん、そして、COCOLO DJちわきまゆみのお三方が、間近で見てきた貴重なエピソードを披露。ドラマーとして、プロデューサーとして、シンガーソングライターとして、数々の縁を繋いできたコネクターとしての幸宏さんの魅力を語ってくださいました。
M1:プレゼント/高橋幸宏
→1978年のソロデビューアルバム「サラヴァ!」より。2018年にも全曲ボーカルパートを録り直して新録した「Saravah Saravah!」もリリースされていますが、この曲をセレクトしてくださった高野さんは、オフトークで「オリジナルの歌の方が、若いのに老成した味わいがあって...どちらも好きですけど」と選曲した理由をお話してくださっていました。
M2:Day Tripper/Yellow Magic Orchestra
→1979年のアルバム「Solid State Survivor」から。幸宏さんがステージを見てデビューのきっかけをつくったSHEENA&THE ROKKETS鮎川誠さんがギターで参加している、THE BEATLESのカバー。
M3:Helpless/THE TURBO WHEEL CHAIR(高橋幸宏・大村憲司・高野寛・ちわきまゆみ
)
→近藤雅信さんがイベント企画制作に関わり、当時東芝EMIに所属していたアーティストのコラボレーションユニットが出演した1990年開催の「ロックの生まれた日」、イベント後にリリースされたライブアルバムから、NEIL YOUNGのカバー。1987年、高野寛さんもギタリストとして参加したTHE BEATNIKSのツアーでもすでに披露していたそうです。
この曲は、「ロックの生まれた日」のアルバム、そして高野さんのデビュー30周年記念アルバム「SPECTRA」にも収録されています。
M4:Changing Skies/pupa
→高橋幸宏・原田知世・高野寛・高田漣・堀江博久・権藤知彦の6人で結成されたバンド"pupa”の2010年リリース2ndアルバム「dreaming pupa」から。「幸宏さんとの共作。録音した春の思い出とか...今日はこの曲が聴きたいかなと。」高野さんが選曲してくださいました。
M5:LOVE TOGETHER/WALKING TO THE BEATS
→昨年、幸宏さんの音楽活動50周年を記念して、音楽仲間が集結してスペシャルイベント
「LOVE TOGETHER 愛こそすべて」が開催に。音楽監督も務めたのが高野さん。高野さんプロデュースで、イベントのテーマソング「LOVE TOGETHER」も制作。幸宏さんにはサプライズプレゼントで実際リリースまで内緒にしていたという、幸宏さんへのオマージュ、高野さんならではの"幸宏さんへの愛"を込められた楽曲。
M6:What The World Needs Now Is Love/高橋幸宏
→幸宏さんが大好きだったバート・バカラック。バカラックナンバーも数曲カバーされています。今回のアルバムのサブタイトルにもさせていただきました。
拝啓、高橋幸宏様
FM COCOLOでは、幸宏さんが遺してくれた音楽をこれからも大切にお届けしていきたいと思います。
敬具
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