MIDNIGHT ALLEY

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「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

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WAKE ME UP BEFORE YOU GO-GOWHAM!

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[TUE]朝日インテック Dream Together【朝日インテック】
[WED]JR西日本 WEST NAVISTATION【JR西日本】
[THU]ホームズ Hop Step Art【ホームズ】

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“LIFETIME MUSIC STATION” FM COCOLO のデイタイムは、イタリアと日本の血を引く野村雅夫。“LIFETIME MUSIC STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
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▼GUEST:吉岡星 ▲タイムフリーで聴けます↓↓

朝日インテック DREAM TOGETHERは、
ガラス作家の、吉岡星さんをゲストにお迎えしました♪

【【【 聴き逃した方はこちらから↓ 】】】
https://radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20241217091905

ガラス工芸に携わる前は、
プロモーターとして、「夢番地」に就職されていた吉岡さん。
どういった経緯で今のお仕事に繋がったのか、
今のお仕事でのこだわりについてなど、
貴重なお話をたくさんお伺いしました。

ぜひradikoのタイムフリーで聴いてみてください♪

吉岡星ガラス展が豊中の「巷談舎」で行われており、
本日最終日となっています。

詳しくは吉岡星さんのHPをご覧ください。↓
https://yoshiokasei.jimdofree.com

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【【【 聴き逃した方はこちらから↓ 】】】
https://radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20241217091905

◆オンエアから1週間以内は、
radikoのタイムフリー機能を使って、聴き返すことができます♪

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「シェアラジオ」機能もぜひご活用ください
(エリア外の方は、radiko.jpプレミアムに登録すれば、全国で聴けます

知ってた? 来年は、アニバーサリーなんだ!

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

企業が顧客に配布するカレンダーも、少なくなりましたよね。年賀状と同じか、それ以上のペースで減っていっているような気がします。経費削減もあるんだろうけれど、たとえば銀行なんかにしたって窓口が少なくなったり、下手すりゃ支店そのものが廃止されたりと、とにかく接客そのものが減っていますもんね。

そんな中、ある意味貴重な気がする企業カレンダー。ここのは昭和の匂いがして結構好きなんだよなと毎年眺めておりますが、匂いがするも何も、ちゃんと元号が今も3種類カウントされているのが大きな特徴。

昭和生まれの僕としては、ついにこの時が来たかと、三桁の数字を見たまま、しばし感じ入ってしまいました。そうです、来年は昭和百年だよ。アニバーサリーなんだ!

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

今日は長いけど、大事なことなんだ

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

今僕が読み進めているのが、イタリアの作家パオロ・ジョルダーノの小説『タスマニア』です。これは今年の始めに邦訳が出たものなんですが、僕が手にしたのは先月。例によっての積読っぷりなんで、遅くなってしまいました。でも、タイミングとしてはとても良かったと思いながらページをめくっています。

ジョルダーノは1982年生まれで、僕と同じトリノ出身。デビュー作『素数たちの孤独』がイタリアの名高い文学賞を獲得してヨーロッパでベストセラーになり、映画化もされました。日本でもいろいろ訳が出ていますが、一番売れたのは『コロナの時代の僕ら』かなと思います。

他にも戦争ものなんかも書いていますが、とても論理的に人間の心理に迫る筆致が特徴と言えるかもしれません。というのも、彼はトリノ大学で物理学のPh.Dを獲得している理系の人。今回の『タスマニア』では、その出自が一番はっきりあらわれていて、主人公は自分自身。といっても、エッセイやルポではなく、その体を取ったフィクションという「オートフィクション」というようなスタイルです。

「僕」は夫婦という個人的危機を覚えつつ、まるでそこから逃れるようにして、気候・環境や核の問題などグローバルな人類の危機についての本を執筆中というのが設定。タイトルは『タスマニア』ですが、実はパリや広島、そして長崎も出てきます。ここでなんとなく想像はつくかと思いますが、映画『オッペンハイマー』でクリストファー・ノーランが描写してみせた核開発の裏側、そして日本への原爆投下の話も重要なエピソードとして出てくるんです。

「読むタイミングが良かった」と僕が書いたのは、全国原水爆被害者団体協議会、被団協がノーベル平和賞を受賞する直前だったからです。スピーチでオスロまで出向かれた田中熙巳さんにも、ジョルダーノは取材をしてこの小説を書き上げました。IMAXで今年観た『オッペンハイマー』のことも思い出しながら、読むことになります。そして、田中さんは物理学の専門家でもいらっしゃる。

被団協の受賞は喜ばしいことですが、現実の世界を見渡せば、これは新たなスタートと言えます。そんな時に、ごくごく小さな個人の暮らしと人類全体の大きな問題を、ここがポイントですが、あくまで面白く、グイグイ読ませます。ぜひ、あなたも、このタイミングで。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。
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