目指せ韋駄天!
2026-03-11

こんにちは。
どうも、僕です。野村雅夫です。
僕は森見登美彦の小説を彼がデビューの頃から愛読しているのですが、たとえやキャラクターの造形において、ちょくちょく出てくる表現があります。ファンは「待ってました!」となるわけですが、そのひとつに韋駄天があります。たとえば代表作『夜は短し歩けよ乙女』には、気がつけばあちこちにコタツとともに現れる神出鬼没な集団「韋駄天コタツ」というのがいるんですね。
CIAOにも縁ある作家の宮島未奈さんが、ベストセラー成瀬シリーズの最新作にして締めくくりと言われる『成瀬は都を駆け抜ける』でも、この韋駄天コタツを京都大学のキャンパスに登場させてオマージュを捧げていたことも記憶に新しいです。
そんな韋駄天の姿を初めてまざまざと見据える機会に恵まれました。昨日立派すぎる木魚の写真を掲載した宇治の萬福寺。国宝に指定された天王殿という建物に入ると、中央にデンと布袋さんが座っていて、四方は四天王が詰めています。その布袋と背中合わせの位置に、この韋駄天がいたのです。寺の守護神だけあって、本殿の釈迦の方を向いているのだとか。何か不測の事態があれば駆けつける構えなんですね。なるほど、それで俊足なのか! 考えたことなかった!
それにしても、この立ち姿の凛々しさよ。かっこいいなぁ。僕も韋駄天DJと呼ばれるようなフットワークの軽さを目指したいものだ。
今日も15時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。





