Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

迷っているんです。週末によく行く、会社の保養所の庭の話です。

年末、積もった雪の重みに耐えかねて、太い幹の途中からメリメリと折れてしまったミモザの木。庭から道路へとしなだれかかっていたので、さすがにこれは迷惑だからと、様子を見に来てくれた大工さんがすぐさま切ってくれたんです。

それからしばらく雪景色だったものが、とけた後、顕になったのは、涙ぐましいその無残な姿…　どうしよう。瀕死じゃないかよ。もっと根本からカットするべきか。いっそ根こそぎいっちまうのか。どうしよう…　春になったら考えよう。

そして、春になりました。なんとまぁ、残っていた小枝から伸びた葉っぱの先に、こうして今年も黄色い花をつけたんです…

なんだよ。泣けてくるじゃないか。

この木をどうすべきか。もうちょい考えるとします。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

生まれたらしい。時々見に行っていた羊さんたち。オスとメスとペアで飼われていることは知っていましたが、子どもが生まれたらしいとSNSで知って立ち寄ってみました。そもそも妊娠していたことすら知らなかったので戸惑いながら柵を覗いてみると…

いた、いた、いた！

生まれたのは一頭だけなのに、思わず三度も声に出してしまいました。どうですか、このかわいさ。真っ黒なんですよ。これから、成長するにつれて、両親のように白い毛も生えてくるんでしょうかね。

母ちゃん、もっとお乳をちょうだいな！ そんな調子でお母さんのおっぱいに頭突きを食らわす様子を微笑ましく眺める、幸せなひと時となりました。

わりと広いところに暮らすこの羊一家。お父さんはどこだろう？ 産後はそうする必要があるのかわかりませんが、柵で仕切られたもう一方のエリアの端っこで寝そべっているお父さんが少し寂しそうだったんで、とりあえずナデナデしておいてやりましたよ。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

Buongiorno a tutti! （ブオンジョルノ・ア・トゥッティ）
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

新年度に入りました。多かれ少なかれ、ザワザワしますね。ウキウキする分には良いんですが、世間があまりにかまびすしいと気疲れしちゃうので、気をつけねば。なんて、自分もメディアでマイクの前に座る身のくせに思っちゃいます。

新しいこと、刺激に満ちた毎日というのは、それはそれでいいんですが、時にはスマホを見ずに、自分と向き合う沈黙、静けさも大切。僕が週末をよく琵琶湖畔で過ごすのは、知らず知らず、そんな意識が働いているのかもしれない。この本を手に取ってそう思いました。

以前読んで感銘を受けた小説『帰れない山』の著者がパオロ・コニェッティが、都市部と山の二拠点生活を送る様子を綴ったもの。僕が信頼を寄せる翻訳家の関口英子さんが前作に続いて日本語にされたとあって、今、週末のお供です。

FM COCOLOは今月、UPDATEという春のキャンペーンを展開します。案外、あえて沈黙に身を浸すことが更新や刷新の近道になるかもしれない、なんて思いました。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。