師匠と呼ばせて!
2022-12-22

おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
すごい若者がいるなと驚くことがあります。こちら、先日僕が手に取った本。絵も文も、手がけたのは、なんと滋賀県内の中学生、黒川流伊(るい)さんです。マジで?
なんでも2歳の頃から来る日も来る日も琵琶湖に通い続けた彼が、周辺に生息する魚を42種類も観察してはせっせとデッサンをして鮮やかに彩色。琵琶湖博物館にも当然のように足繁く訪問し、知識を蓄え、さらに自分の体験も盛り込みながら、ついに1冊の図鑑のような本に仕上げてしまったんです。琵琶湖版のさかなクンですよね。ちゃんと、琵琶湖博物館、髙橋館長の推薦までもらってるんですよ。
読んでいると、彼が日々ゴミ拾いにも精を出しているとあとがきにありました。お母さんに憤りを伝えると、「今は拾うしかない。あんたらの世代はこんなポイ捨てをしない大人になるんや」と言われたそうです。
僕もよく琵琶湖でゴミ拾いしていますが、現役の大人として、恥じ入るとともに、環境問題を身近なところからしっかり考えている流伊さんをリスペクトです。
流伊さん、いや、もう僕としては、師匠と呼びたいです。ルイ師匠!
そんな師匠の一番好きな魚がハスだと知って、「僕も同じや!」って、いい大人が興奮したことも書き添えておきます。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。





