門上西林 物見遊山 【#162/2019.11.9】
2019-11-09

「I LOVE STREET/堂島」
●コメント ゲスト●
吉村喜彦さん
http://www.monkeyhouse.co.jp
●今夜の選曲●
M① T-Bone Shuffle / T-Bone Walker
M② I Must Be In A Good Place Now / Bobby Charles
M③ My Favorite Things / AIR
(ラストソング) ....… (門上選曲)
※今夜のラストソング選曲テーマは『栗』
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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今回の「I Love Street」の街は、堂島。ビジネスの街でもありますが、一方で、社交の街でもあり、この街から北新地を除いて話すことはできません。さて、その新地ですが、もともとは居住地や商業地として新たに拓かれた土地のことを指すことば。昔は北の新地もあれば、南の新地もあり、ナンチといわれて親しまれていました。船場の旦那が遊んだのは新町。映画「ぼんち」では、旦那役の市川雷蔵が道頓堀川をわたって南地のカフェで遊ぶシーンがあって、「はじめてミナミへ来たわ。賑やかなとこやな」という科白が印象的でした。
さて、上方落語によくでてくるのはミナミのお茶屋です。わたしの落語の疑問のひとつに、上方落語の遊び場はお茶屋が多いのに対して、江戸落語は郭が多いことがあります。江戸落語には「ハメモノ」(落語の途中で鐘や三味線の鳴り物をいれること)がないから郭になるのか、上方落語に登場する遊び人は町人が多く、江戸落語は職人や庶民が多いからなのか?一度、どなたかに、じっくりお聞きしたいと思っている今日この頃です。
<西林初秋>



