【今夜のゲスト】
幅允孝さん (ブックディレクター)

【トークテーマ】
「本を読む時間と読み方」

【選曲】
＊幅允孝
Everything In Its Right Place / Radiohead

＊門上武司
Bookends Theme / Simon & Garfunkel

【放送後記】-------------------------------------------
今夜のゲストは、ブックディレクターの幅允孝さん。日本語に訳すのは難しいが、選書家であり、図書館の指定管理者でもあり、本を基本にあらゆる分野で行動する人物である。初めて会ったのは箱根の宿の選書を手がけるプレゼンテーションの場に、宿の主人から命を受け立ち会った。それが終わり宿のバーで数時間話したが、その知識と見識には圧倒された。そしてこの春、京都に新たなに造られた「私設図書館・鈍考　喫茶・芳」に伺ったのが二回目。僕は、それですっかり幅さんのファンになり、是非ともとお願いしてゲストに来てもらった。本の知識は当然のことながら、会話の内容の深さ、声のトーンなど驚くばかりであった。聞き応えのある回になった。

<門上武司>

土曜日深夜23時30分は『物見遊山』の刻限でございます。
本当にいいもの、美味しいもの、
刺激的なことを探し続ける門上武司が、
“今”気になっている人にインタビューします。

今夜はブックディレクターの幅允孝さんをお迎えします。


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●門上武司(かどかみ　たけし) プロフィール

http://www.geode.co.jp/profile/

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【今夜のゲスト】
「あまから手帖」編集長・江部拓弥さん

【トークテーマ】
「今取り掛かっていること」

【選曲】
＊江部拓弥
バカ（男の怒りをぶち撒けろ）/ ザ・ハイロウズ

＊門上武司
インドの街を象にのって / 六文銭

【放送後記】-------------------------------------------
今夜は編集者と、ライターやカメラマンとのやりとりから始まり、全国誌と地方誌の違い、今時の飲食店事情にまで話題が広がり楽しい時間であった。中でも「雑誌における手触りを考えています」という江部編集長の言葉は興味深いもの。現在の「あまから手帖」は表紙と裏表紙の触感が異なる。まさに手触りである。こんなことを考えた編集長がいたであろうか。編集者は常に新たな挑戦を続けることが大切だとも感じた。そして11月29日に発売となる「あまから手帖別冊　食べる仕事　門上武司」というムック本のきっかけになった藤原辰史さんの「縁食論」という本も紹介したバラエティ豊かな放送であった。

<門上武司>