MIDNIGHT ALLEY

NOW ON AIR

24:00-05:00
MIDNIGHT ALLEY
-
MIDNIGHT ALLEY
DAYBREAK

NEXT PROGRAM

05:00-07:00
MIDNIGHT ALLEY

「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

NOW PLAYING

02:18

MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE押尾コータロー

ListenRadiko

STREAM

NOW ON AIR

NEXT PROG

PREV
MIDNIGHT ALLEY
24:00-05:00
MIDNIGHT ALLEY
-
DAYBREAK
05:00-07:00
DAYBREAK
NEXT

TIMETABLE

11:20-11:40
[TUE]朝日インテック Dream Together【朝日インテック】
[WED]JR西日本 WEST NAVISTATION【JR西日本】
[THU]ホームズ Hop Step Art【ホームズ】

TODAY'S PROGRAM

“LIFETIME MUSIC STATION” FM COCOLO のデイタイムは、イタリアと日本の血を引く野村雅夫。“LIFETIME MUSIC STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
REQUEST

BLOG ARTICLES

ミラノ? フィレンツェ? 僕、トリノ。

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

先週の木曜日にCIAO 765のXアカウントでアップした動画でも披露しておりましたが、ミラノ巻き。番組が始まった5年ほど前の冬に話題にして、鏡を見なくてもできるようになるまでがんばるって言ってましたが、今や逆にこれしかできないというくらいにこなれてきました。

ところで、なんでミラノ巻きって呼んでいるの? 雰囲気? ミラノ風ドリアみたいに雰囲気?

調べると、ちゃんとミラノでした。あのミラノコレクションで関係者がしていたこの巻き方が「それ、めっちゃオシャレやん!」ってことで広まっていったんだとか。本当かな? ま、ありそうではあるけれど… イタリア語ではなんて呼ぶんだろう。

そう訝しんでいると、ミラノ巻き、あるいは、ピッティ巻きというワードもネットで出てきました。ピッティ宮殿というのがフィレンツェにあるんですが、さらに調べると、フィレンツェで行われる紳士服の見本市「ピッティ・インマージネ・ウォーモ」でファッショニスタたちがこぞって取り入れたことに由来するとか。

さぁ、わからなくなってきたぞ。ミラノなのか、フィレンツェなのか。とりあえず、トリノ生まれの僕はこれからもこの巻き方で通していく所存です。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。

チョコの箱がアドベントカレンダー化

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

1月もおしまい、1月が「行く」という最後のここ10日ほど、個人的には相当忙しくしていまして、目が回るような日々を過ごしております。

とにかく、せっせせっせと、次はこれ、その次はあれという感じで1日の予定を立てて、あとは粛々と、やるべきことにひとつひとつ対応していくわけです。身体もそうですが、集中して頭を使うと、脳のキャパシティがお粗末なのか、どうしてもオーバーヒート気味になりますから、忙しい時ほど欠かせないのが、コーヒーの一服。

それこそじっくりドリップする時間も惜しいので、エスプレッソマシンでパパっと淹れて、最近のお気に入りである、チェリーとリキュールが封じ込められたチョコ、イタリア、ピエモンテ州のボエロをひとつ。

ボエロの箱が空になる頃には、忙しい時期も抜けるかしら。アドベントカレンダーみたいな気分で1日ひとつ食べています。よし、今日もやるぞ!

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

「わからない」から始まるのが科学

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

なんなら、今最もホットなイタリア人かもしれない。それが、理論物理学者のカルロ・ロヴェッリです。初めて日本語でも読めるようになったのが、2015年に出た『世の中ががらりと変わって見える物理の本』でして、『時間は存在しない』などといった話題の本が続々と出版されています。

実は今、僕の会社、京都ドーナッツクラブでは、イタリアの最新書籍をまとめて紹介するリーフレットの作成に関わっていまして、そのラインナップはまだ日本で紹介されていないものというのがルール。リスト自体を僕たちが選定しているわけではないんですが、ひとつ入れ替えがあったんです。ちょうど日本で訳書がリリースされたばかりだったから、というのがその理由。

そうなんだ! で、調べたら、まさにそのカルロ・ロヴェッリの書籍、というよりも、カルロ・ロヴェッリの研究について漫画で学べる本でした。この表紙に描かれているのがロヴェッリ氏。プライベートでも交流のあるアーティストがロヴェッリその人との旅先での対話を通して科学、物理、ひいては哲学的な考察が繰り広げられる本です。

これは確かに良書! といっても、僕にはついていけない箇所も続出です。でも、いくら入門だからって、そんなにサクサクわかるようなものではないわけですよ。興味は激しくそそられるんだけれど、すぐにはわからない。だから、関連書も読みたくなる。そして、またこの本に戻る。そうやって長くつきあえそうな作品でした。

表紙に書いてあるように、「ものごとの一部しか理解できていないってわかる瞬間がある」。だからこそ、自分の常識や知覚の狭い世界の限界を突破したい。それが科学という学問の始まりなんだ!

そういや、長らく積読になっている『時間は存在しない』も本棚から引っ張り出してこなきゃ。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
×
×