イタリア女子の冒険の書
2024-05-30
Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
先日、本屋パトロールでユニークな本を見つけました。その名も『イタリア女子が沼ったジワる日本語』。著者はイタリア人です。最近は本当に語学に長けた天才的な人が増えたもので、彼女はまだ20代後半にも関わらず、この自伝的エッセイを日本語で書いているんです。経歴を見ると、テシ・リッゾーリさんは国内の大学ではなくケンブリッジ大学へ進学。日本語を専攻します。きっかけはアニメかと思いきや、俳句。俳句の切れ字の面白さに日本語への興味が爆発したんですって。すごい。
正直なところ、タイトルを見ただけだとそこまで食指が動くことはなかったんですが(失礼!)、テシさんの経歴とパラパラ立ち読みした時に目にした「ドタキャン」という言葉についての考察に膝を打ってレジへ向かいました。だって、もはやドタキャンが「土壇場でキャンセル」の省略ってことも意識していないし、そもそも土壇場が江戸時代のヤバい言葉だってことも思い出したし、それを言えば「ヤバい」ってワードも… こりゃ、言葉のおもしろ芋づる式の釣瓶打ちじゃないか!
加えて、彼女の育ってきた環境について、日本での驚異の行動力についてもユニークで清々しいです。持ち前の知性と好奇心が若いエネルギーでブーストされて筆が踊っているんですよ。外国人が書いた日本文化論や日本社会論には面白いものがありますが、これはその最新形。あちこちの本屋さんで見かけるので、あなたもぜひ、テシさんの冒険の書を手にしてみてください。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。
先日、本屋パトロールでユニークな本を見つけました。その名も『イタリア女子が沼ったジワる日本語』。著者はイタリア人です。最近は本当に語学に長けた天才的な人が増えたもので、彼女はまだ20代後半にも関わらず、この自伝的エッセイを日本語で書いているんです。経歴を見ると、テシ・リッゾーリさんは国内の大学ではなくケンブリッジ大学へ進学。日本語を専攻します。きっかけはアニメかと思いきや、俳句。俳句の切れ字の面白さに日本語への興味が爆発したんですって。すごい。
正直なところ、タイトルを見ただけだとそこまで食指が動くことはなかったんですが(失礼!)、テシさんの経歴とパラパラ立ち読みした時に目にした「ドタキャン」という言葉についての考察に膝を打ってレジへ向かいました。だって、もはやドタキャンが「土壇場でキャンセル」の省略ってことも意識していないし、そもそも土壇場が江戸時代のヤバい言葉だってことも思い出したし、それを言えば「ヤバい」ってワードも… こりゃ、言葉のおもしろ芋づる式の釣瓶打ちじゃないか!
加えて、彼女の育ってきた環境について、日本での驚異の行動力についてもユニークで清々しいです。持ち前の知性と好奇心が若いエネルギーでブーストされて筆が踊っているんですよ。外国人が書いた日本文化論や日本社会論には面白いものがありますが、これはその最新形。あちこちの本屋さんで見かけるので、あなたもぜひ、テシさんの冒険の書を手にしてみてください。
今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。