門上西林 物見遊山 【#21 / 2017.02.25】
2017-02-25

お洒落で道楽者の二人ならではの今夜の話題。
いかがだったでしょうか。
『大人の男』って不思議な生き物ですね。
『大人の男』?…『少年』?…。
それはともかく、お二人は『人生と時』をかなり楽しんでおられるようです。
それだけは間違いありません。
●今夜おかけした曲●
M① I Can't Stop Loving You / Ray Charles
M② ツィゴイネルワイゼン / 葉加瀬太郎…………….(西林選曲)
M③ ラジオのように/ ブリジット・フォンテーヌ….(門上選曲)
M④ 春よ、来い / 松任谷由実…..(西林選曲)
※今月のエンディングソングのテーマは『風』
今回の『放送後記』の担当は門上武司さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
…...【放送後記】…………………
今回は葉巻の話です。
葉巻で思い起こす人物は、まずイギリスのウインストン・チャーチルさん。
チャーチルさんの葉巻好きはつと有名で、「ロメオ・イ・フリエタ」(ロメオ&ジュリエッタ)のダブルコロナサイズを愛喫していた。サイズは長さ178ミリ、直径18・65ミリサイズで、いつのまにかチャーチルサイズと呼ばれる程になったのである。
もう一人はキューバのカストロさん。あの口髭を蓄えた姿に葉巻がじつによく似合うのだ。日本でいえば、やはり吉田茂さん。なんだか政治家ばかりになってしまうが、僕に葉巻を教えてくれたのは、第一回日本文学大賞の受賞者・稲垣足穂さんであった。稲垣さんは、伏見桃山に住んでおられ、若い時分に伺ったことがある。そのときに「門上君、葉巻のケースのカーブがじつに美しいですよ」と円筒形のケースをみせてもらったのである。そのカーブの美しさがずっと僕の記憶に刻み込まれており、後年「シェワダ」というフランス料理店で、その愉しみを実感することになる。
もちろん、皮のケースもあり、そこに葉巻をしまい込み旅のお供にもなるのだ。専用のカッターも不可欠な存在。かくして男はモノが増えてゆくのです。
<門上武司>



