門上西林 物見遊山 【#44 / 2017.08.05】
2017-08-05

毎月最初の土曜日は、
門上西林・両氏が独自の視点で紹介する『映画〜新作と名画〜』。
ドキュメンタリー映画やカメラ・写真家に興味のある方は、
かなり楽しんでいただけたのではないでしょうか。
いつか〝門上西林の写真展〟観てみたいな….
...と思う真夏の夜なのでありました。
※今夜ご紹介した映画・お話の中に出てきた主な作品は…
●『Don't Blink ロバート ・フランクの写した時代』(新作)
http://robertfrank-movie.jp
●『セバスチャン・ サルガド/地球へのラブレター』
http://salgado-movie.com
●『シティ・オブ・ゴッド』
http://cityofgod.asmik-ace.co.jp
●『真夏の夜のジャズ』
●今夜おかけした曲●
M① 聖ジョルジの月 / Caetano Veloso ... (西林選曲)
M② Bernie's Tune / Gerry Mulligan ……..(門上選曲)
M③ Tengoku Kara Kaminari/Israel Kamakawiwo'ole
(ラストソング_門上選曲)
※今月のラスト・ソングの選曲テーマは『ウクレレ』
※今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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写真が好きで、夜、自分の部屋でウイスキーなどを飲んでいるとき、アンリ・カルティエ・ブレッソンやエルスケンの写真集を眺めるのは至福の時間。もちろん写真展も好きで、時間をみつけては駆けつけるようにしています。最近、とても良かったのが「ソール・ライター展」。東京にいる友人がみんな良かったと口を揃えていたので、出張の折、時間をみつけて渋谷の「Bunkamuraザ・ミュージアム」へ行ったのです。大胆な構図と色彩感覚、温かさとユーモアー。ニューヨークを舞台に市井の人を切り取った作品の数々は、まるで一枚の唄のようであり、一枚の短編小説のようです。また、ソール・ライターはことばの人でもあって、そのフレーズがいちいち格好いい。「雨粒に包まれた窓の方が、私にとっては有名人の写真より面白い」「重要なのはどこである、何である、ではなく、どのようにそれを見るかということだ」「神秘的なことは馴染み深い所で起こると思っている。世界の裏側までいく必要はない」。見方とは生き方で、このソール・ライターの作品が格好いいのは、生き方が格好いいからとわかってきます。東京で展示は終了しましたが、うれしいことに大阪はこれから。来年の春、伊丹市立美術館で。おすすめです。お見逃しなく。
<西林初秋>



