門上西林 物見遊山 【#49 / 2017.09.09】
2017-09-09

テーマは『職人』。
「日々の仕事を無駄なく最高点に到達させる道を追いかけている」
という門上発言。
「より高い完成度を求めてアップデートしていく」という西林発言。
とても印象に残りました。
私は日々の仕事に対してハングリーな気持ちで向きあえているのか。
う〜ん。
今夜は菊酒をゆっくり楽しみながら….なんて気持ちが吹っ飛ぶような
刺激的な内容でした。
●今夜おかけした曲●
M① Do It Again / Steely Dan ...... (西林選曲)
M② Timeless / Sergio Mendes Feat. India.Arie
……..(門上選曲)
M③ Hurricane / Bob Dylan ……(ラストソング_西林選曲)
※今月のラスト・ソングの選曲テーマは『台風』
※今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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「誰かが華やかに見えるとき、その人はかげの力に支えられている。かげになった人の気持ちを思い、昔の人は『さま』をつけて心の中で頭を下げた。だから、おかげさまは、ありがとうと同じ意味に使われる。必要なものは、地味に見える。」
これは尊敬するコピーライター、秋山晶さんの「必要なものは、地味に見える。」という広告コピーです。
職人の仕事も同じ。それは地味な仕事です。しかし私たちが便利で快適な生活を享受できているとき、そこには職人のたしかな技が息づいているのです。
先日、千葉の大きな駅前で水道工事をする職人さんの取材がありました。車の渋滞の列からはクラクションが鳴り、子どもは耳をふさいで通り過ぎていきます。「行き交う人にとって私たちは邪魔な存在なのです。できれば仕事は真夜中に、昼間ならはやく、清潔に、迷惑をかけないことが求められるのです」と職人さんはいいます。彼らの仕事があるから、家庭でも駅でも、蛇口をひねるだけで、清潔で安全な水がほとばしりでてくるというのに。職人が仕事をしにくくなったのは、相棒となる道具が少なくなったせいだけではないようです。人々から「おかげさま」という意識が消えていることも、そのひとつなのかもしれません。
<西林初秋>



