門上西林 物見遊山 【#58 / 2017.11.11】
2017-11-11

今夜のテーマは『職人ーその2ー』。
西林さんが紹介された
映画監督ベルトルッチの「ノイズがたらない」という発言と
門上さんの「職人の勘」の話、思わずノートにメモした私でした。
イイ話だな〜。
●今夜おかけした曲●
M① J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV988
/ Glenn Gould ……..(西林選曲)
M② Black Eye Lady / 吉田美奈子……..….(門上選曲)
M③ Tea For Two / 唐口一之…..(門上選曲)
M④ Sleepless Nights / Norah Jones
…… (ラストソング_西林選曲)
※今月のラスト・ソングの選曲テーマは『夜』
※今回の『放送後記』の担当は門上さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
--------------------------------------------------
職人仕事に憧れはするものの、どうも自分には根気と集中力が欠如している。
一つのことをずっと続けるのが、なんとも苦手のようだ。ならば、職人が楽しめる場や機会を作ることが僕の仕事だと考えたのである。
コーヒーが大好きだ。だが、焙煎を手がけたりすることはしない。誘惑にかられることは多々あるが、一歩手前で諦める。長続きはしない。そこで熟達のコーヒー職人にいろいろ刺激を持ちかけ、一期一会の機会を作るのが楽しい。
1つは,一軒のコーヒー店に僕が気に入ったコーヒー豆を持ち込むことから始まった。この店主は、自家焙煎ではなくとある一軒のコーヒー焙煎所から豆を仕入れていた。しかし彼は、常に新たな出会いがないかと思いを巡らしていたのである。僕が旅先で出会った豆を持ち込む。数軒の豆を試飲しているうちに、彼もお気に入りの豆が見つかった。偶然だが、僕ももっと愛飲する豆であった。そこから二種の焙煎所から豆が入り、お客さんの好みも二通りに分かれる。新たに加わった焙煎所は北海道・美瑛にある。その焙煎所のオーナーが大阪出身で、帰阪したときに、このコーヒー店で合流することなった。コーヒー職人二人の熱い会話を横で聞いているだけで僕も興奮を覚える。そんな繰り返しから新たな楽しみが生まれる。決して職人にはなれないけれど、職人と一緒に楽しむことは可能だと思っている。
<門上武司>



