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「FM802 & FM COCOLO DUAL MUSIC PROGRAMとして、FM802とFM COCOLOの2局が共同で放送する番組。朝にぴったりの爽やかで多彩な音楽プログラム。週を通じて早朝の時間帯に、リスナーの一日のスタートのお供に。

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[SAT]【花谷建設】

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本当にいいもの、美味しいもの、刺激的なことを探し続ける門上武司が、“今”気になっている人にインタビューします。ゲスト1組へのインタビューを、前編/後編の2週にわたってオンエア。
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門上西林 物見遊山 【#136/2019.5.11】

今夜のトークテーマは「蚤の市・骨董市」

●今夜の選曲●
M① Fun Time / Joe Cocker
M② Sous Le Ciel De Paris / Zaz ........ (西林選曲)
M③ 買物ブギー / 笠置シヅ子 ..............(門上選曲)
M④ The Sky Is Crying /
Stevie Ray Vaughan & Double Trouble
     (エンディング・ソング) ...... (西林選曲)

※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『空』

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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もしパリにいるとして、その日が土曜日なら、蚤の市へ行かないなんてできない相談です。カフェが開店する前にもそもそとホテルを抜け出すと、午前中はサン・ジェルマン・デ・プレから95番のバスに乗って終点のヴァンブーへ。昼に一度ホテルへ戻ると勝利品を置き、次の現金をポケットにねじ込んで、午後はサン・ジェルマン・デ・プレから4番のメトロに乗って終点のクリニヤンクールへ。体力と財力を使いはたす1日になります。
骨董市には実用の美がある物が並んでいますが、蚤の市は誰が欲しがるのというガラクタにあふれています。目利きでないわたしが惹かれるのは、そんなガラクタばかり。鍵、キーホルダー、パイプ、缶、マッチ、ガラス瓶、紙、袋、吸い取り紙、置物、コースター、リネンのハンカチ、フェーブなど。どれもが古いか、汚れているか、時代遅れか、そのすべてかで、他の人からみれば「?」がともる品ばかり。小さな男の子が広場の石や虫の抜け殻を持ち帰るような感じでしょうか。そう思うと、わたしにとって蚤の市は、その入り口に立つだけで子どもに戻れる空間なのかもしれません。

<西林初秋>

今宵も夜更けは……『門上西林 物見遊山』へ。

土曜日深夜23時30分は『門上西林 物見遊山』の刻限でございます。

大人の好奇心を擽る道楽者の会話。
今宵もコクのある話でゆっくりグルーヴします。
日付が変わるまでご一緒に。
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●門上武司(かどかみ たけし) プロフィール
http://www.geode.co.jp/profile/

●西林初秋(にしばやし はつあき) ブログ
http://syosyu.cocolog-nifty.com/
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『門上西林 物見遊山』を、FM COCOLOを、
時間や聴取エリアに関わらず、聴くことができます!
【radiko.jp】
ネットでラジオが聴けるインターネットサービス「radiko」。
1週間前まで、さかのぼって番組が楽しめる「タイムフリー」も大好評!
詳しくはこちら…… http://radiko.jp/

【LISMO WAVE】
全国の民放FMラジオ局52局を聴くことができる、
LISMO WAVEでも、FM COCOLOが聴取できます!
http://www.au.kddi.com/iphone/service/app/lismo-wave/

門上西林 物見遊山 【#135/2019.5.04】

毎月最初の土曜日のトークテーマは『映画』
今回は萩原健一さんにスポットをあてました。

●今夜の選曲●
M① あゝお前 / 萩原健一 ....... (西林選曲)
M② Pink Soup / ウォッカ コリンズ ....… (門上選曲)
M③ ラグーン・ホテル / 大空はるみ
(エンディング・ソング) ...… (門上選曲)

※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『空』

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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どこまでが芝居なのか?その歌は歌唱なのか、演技なのか?若き日のショーケンは、ボーダーなんて軽やかに行き来するあやうさが魅力でした。自著「ショーケン」では、「チンピラがチンピラを演じているんだから本物だと思う」といっています。
さて、その「ショーケン」という本。自伝的書籍という点では「俺の人生どっかおかしい」についで2冊目で、前作よりさらに赤裸々に語っている点が特徴です。やはりここでもどこまでが本当で、どこからが誇張なのか、眉にツバを塗りたくなる記述もあります。それを差し引いても魅力的だったのは「ブラックレイン」についてのくだり。当初はショーケンの出演で話は進んでいたと書かれています。しかも高倉健が演じた刑事役には勝新太郎、若山富三郎のやくざの親分には藤山寛美!(ちなみにアンディ−・ガルシアの役はトム・クルーズ、NY市長か市警の上司役にジーン・ハックマン!)勝新はアル中で、クビ寸前の酔いどれ刑事という設定。しかし勝新は影武者の後遺症もあって大作に乗り気ではなく、寛美さんは大喜びでしたが「ギャラで借金を払ってくれはるんやろ」という条件を提示。その額35億円だったそうです。結局、話は流れて、高倉健に主演が決定。キャラクターの設定もストーリーも健さんにあわせて大幅に変更されることになりました。
過去の出来事に「たられば」を持ち出してもしかたがないことはわかりつつ、ときにバーの片隅で、ショーケン、勝新、寛美さんの「ブラックレイン」はどのようなものだったのかと想像すると、その日の酒は感傷というビターがきいて、だんだんおいしくなっていくのです

<西林初秋>

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