門上西林 物見遊山 【#157/2019.10.05】
2019-10-05

今回は〝ミュージシャン・音楽〟
●今夜の会話の中に出てきた作品
▽作品名「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
http://www.onceinhollywood.jp
▽作品名「カーマイン・ストリート・ギター」
http://www.bitters.co.jp/carminestreetguitars/
▽作品名「トミー」
https://www.twin2.co.jp/distribution/トミー/
▽作品名「パープル・レイン」
●今夜の選曲●
M① Surfer Girl / Bill Frisell ....... (西林選曲)
M② Pinball Wizard / Elton John ...... (門上選曲)
M③ Book Of Days / Enya
(エンディング・ソング) ...… (西林選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『本』
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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「トミー」の出現は、映画、音楽(ロック)ファンには驚愕であった。これは単にロック・ミュージカルの映画化というだけでなく、監督・ケン・ラッセル、ゲスト出演するジャック・ニコルソン、エルトン・ジョン、オリバー・リードなど豪華なメンバーがこの「トミー」を礼賛しているかのように生き生きと参加しているのが分かるのが素敵なことである。僕は、テレビのスピーカーを通して鑑賞したが、音響システムが整っていればその感動はもっと大きかったであろうと思った。
ジャック・ニコルソンは映画界から引退宣言し、オリバー・リードもすでに鬼籍に入った。エルトン・ジョンは現役で彼の自伝的映画「ロケットマン」が今年公開されたばかりだ。過去の映画の楽しみ方は色々あるが、出演者の現在の姿を思い浮かべるのもその一つである。ザ・フーの公式サイトを見ると来年のツアースケジュールが載っている。まだまだ現役なのである。
<門上武司>



