THE MAGNIFICENT FRIDAY

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音楽を中心に、演劇や舞台などエンタメ情報を現場感たっぷりにご紹介するプログラム。各ジャンルから多彩なゲストをお迎えします。
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金曜日の夜、週末の夜の入り口をGood Music & Mellow Talkで彩るプログラム。

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Get Lucky[RADIO EDIT]Daft Punk feat.Pharrell Williams

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[MON]サラヤ Alla salute【サラヤ】
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“大人のためのMUSIC STATION” FM COCOLO の新たな朝の顔はイタリアと日本の血を引く野村雅夫。“WHOLE EARTH STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
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懐かしさに目を細める

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

先日、「懐かし〜」と思いながら、いくつかつまんだチョコレートのバーチ。意味的にはイタリアのキスチョコということになりますが、もう100年ほどのその歴史の中で連綿と続いてきたのが、開けると封入されている名言の数々。

子どもの頃は、何が書いてあるかさっぱりわからずヤキモキし、英語を勉強するようになると英語だけわかるようになり、イタリア語を学ぶようになってからようやく、書かれていることがすべてわかるようになったという長年の付き合いを経ました。でも、食べるのは久しぶり。やっぱり見ちゃいますね。会話の糸口になったり、気に入ったものを何となく残しておいたりしたものだ。そう言えば、古いイタリア映画でチョコを食べながら愛の名言についてカップルが語り合うシーンもあったようなと思い出しました。

今回食べた中で気に入ったのは、こちら。

Una delle qualità più belle della vera amicizia è capire e essere capiti.
One of the most beautiful qualities of true friendship is to understand and to be understood.
Seneca
真の友情の最も優れた特性は、相手を理解し、相手に理解されること。
セネカ

La paura di innamorarsi non è forse già un po' d'amore?
Isn't the fear of falling in love already a little bit of love?
恋に落ちるのが怖くなる感じって、たぶん、既にちょっと愛じゃない?
チェーザレ・パヴェーゼ

ローマ時代の哲学者セネカと、イタリアの作家パヴェーゼの言葉を、日本のラジオDJである野村雅夫が訳しました。それにしても、さすがにだいぶ文字が読みづらくなりました。なつかし〜っていうのと、目を細めるのはセットなのね。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

まるのしおり

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

今週、例によって例のごとくパンパンに膨らんでいる僕のリュックから本やらタブレットやら資料やらと荷物を出している時、黒くて薄い何かがハラリと落ちていきました。なんだ? 床から拾い上げて、思い出しました。これ、栞だ。

先月番組で評した映画『まる』の入場者特典のやつ! 早速本に挟んでたやつ! 危ない危ない。

なぜ僕がすぐさま使おうとしたかって、それはこれがフィルム風シートだったから。荻上直子監督のこの作品は、実際にフィルムで撮影されているので(僕の親友が現像を担当)、この特典も納得しながら、ライトに透かしてみたりして喜んでいたんです。僕も昔、8mmフィルムをよくそうやって確認していたし。

三鷹のジブリミュージアムの入場チケットもフィルムだったなと思い出しながら、またそっと本の間に『まる』のフィルム・シートを挟み直しておきました。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。

高瀬川の水深ばり

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

昨日も放送終了後、京都の自分の会社の事務所に向かって駅から歩いておりました。昼間はわりと閑散としている木屋町、高瀬川界隈。のんびり水辺を眺めながら進むと、不思議なものが見えてくるではありませんか。

なんだこりゃ。バケツに… 伊勢海老、じゃなくて、これはザリガニか? 誰だ、こんなところにぶちまけて!

と思ったら、アート作品でした。近くに掲示されていた説明書きによれば、「京都高瀬川アートフェスティバル」とのこと。そうなんだ。改めて周囲を見渡すと、確かに、彫刻であるとか、水の中にタペストリーのようなものがそよいでいたりとか、知らぬ間に作品が展示されているではありませんか。こりゃ、おもしろい。期限付きのパブリック・アートってことですね。

ちなみに、こちらのザリガニは、「放流は、あきまへん」というタイトル。なるほど、外来種の勝手な放流はダメだよっていう啓発も兼ねている作品だったんですね。最初は伊勢海老と見間違えて「うまそう」とすら思ってしまった僕の浅はかさたるや、高瀬川の水深ばりでした。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。
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