MOVE ON SATURDAY

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MOVE ON SATURDAY
体温の伝わるDJの声にラジオの向こうにある日常の悲喜こもごもが浮かび上がる。週末の入口、大人の好奇心を誘う時間を光永亮太が演出します。
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MOVE ON SATURDAY

スポーツ情報、映画情報、そして各種エンタテイメント情報など大人のためのWEEKEND INFORMATIONを盛り込んだ音楽番組。土曜の午後、時には各界のゲストもお招きし、一歩踏み込んだ大人の好奇心をくすぐる情報を、永遠のラジオ少年・加美幸伸がオールジャンルの音楽とともにお送りします。

NOW PLAYING

12:39

ROLL WITH ITSteve Winwood

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8:00-8:10
[MON]サラヤ Alla salute【サラヤ】
9:20-9:40
[TUE]朝日インテック Dream Together【朝日インテック】
10:20-10:40
[TUE]大阪ステーションシティ NOW AND THEN【大阪ステーションシティ】
[THU]ホームズ HopStepArt【ホームズ】

TODAY'S PROGRAM

“大人のためのMUSIC STATION” FM COCOLO の新たな朝の顔はイタリアと日本の血を引く野村雅夫。“WHOLE EARTH STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
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BLOG ARTICLES

まちゃおとすっぽん

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

放送が終わってから僕がデスクワークに励む京都の事務所。夜はイタリア食堂910という予約制のレストランになるということで、僕は選曲など翌日以降の番組の準備に精を出し、シェフは厨房で営業に向けて仕込み作業をするという不思議な空間が広がります。

当然ながら、飲食の営業にはフレッシュな食材が欠かせませんから、毎日のように卸しの業者の方がいろいろと持っていらっしゃいます。ビール樽やら野菜やら肉やら魚やら。

僕はパソコンに向かいながら、聞こえてくるシェフと業者の会話を聞くともなく聞くわけですが、先日は耳を疑いましたね。ハキハキと元気な声で若い女性がこう言ったんですもの。

「すっぽん、お持ちしました!」

琵琶湖の水産会社から届いた天然もののすっぽん。おずおずとシェフに聞きましたね。「生きてるの?」って。「はい。見ますか?」と問われれば、「ぜひ」と返しますよね。

おっかなびっくりしているのが、この写真です。常連さんから予約があったので仕入れたようですが、さすがに生きたまんまのは初めて間近に見ましたよ。は〜、すっぽんとまではいかずとも、なんか精の着くもん食べたいところですね。連日の酷暑だもの。あ、そうか、今日は土用の丑の日か!

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

特別な夜景についつい夢中

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

昨日の放送でもチラッと報告しました。先週木曜日の生放送終わりで東京に乗り込んだ僕です。向かったのは、慣れないことしきりの六本木ヒルズです。何度か行ったことはあるんですが、だいたいが道に迷ってしまうというか、それぞれのビルの構造と位置関係がまったく把握できておらず、毎度のごとくインフォメーションのお姉さんにお世話になってしまいます。「なるほど、そこからエスカレーターですね。ありがとうございます」。

エスカレーターとエレベーターを乗り継いで辿り着いたのは、52階の東京シティビュー。先週金曜日から始まったポール・マッカートニー写真展の会場です。やがて秋には大阪にもやって来るというこの写真展の内覧会を取材して、実はテレビの収録もそこでしてきたんで、夕方4時頃から8時くらいまで滞在。その間、僕はずっと東京を見下ろしていました。なんかもう、文字通りおのぼりさんですよね。すごいなぁ、すごいなぁって、夕景から夜景へと変化する様子を楽しんでいました。

そして、テレビの収録もそろそろ終わりという頃、ビートルズの4人が東京の上空に浮かんでいるように見えたんです。もちろん、4人のポートレートは屋内にあるんですが、照明の関係で、窓ガラスの向こう側に浮かんで見えるというこの景色。こりゃすごいやと写真に撮りました。

「野村さ〜ん! カメラの前にスタンバイお願いします!」
「は!! 失礼しました」

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

これは、「『くだらない』ことない」小説です。

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

明日の9時台、朝日インテックDREAM TOGETHERのコーナーでゲストにお迎えする作家の吉村喜彦さん。この5年の間に3度目のご出演。つまりは、それだけ精力的に作品を発表しているということ。吉村さんの作品にはお酒が出てくることが多い、というよりも、基本的に酒を中心に据えつつ、そこにまつわる人々と歴史や文化を物語に物語を紡がれるスタイル。ということは、バリバリの左党である僕にとっては、勉強にもなるし、おいしい楽しいお酒を飲みたくなるしで、好きになる要素しかないという状態。

今回も新作を出されるとのことで、いち早く番組プロデューサーから書籍を受け取って表紙を見るや否や、驚きました。時代小説やん!

僕、時代小説って、実は苦手なんだよなぁ。お迎えするまであまり時間がないのだけれど、読めるかなぁ。しかも、これまで関西とか沖縄とか、僕にとって身近で縁あるところが舞台のことが多かったのだけれど、今回は江戸じゃないか。大丈夫かしら。

おそるおそるページをめくり始めて、まず驚いたのは、「くだらない」という言葉の語源を知ったこと。関西、特に灘など上方の酒が好まれた江戸の街。質の良い上方の酒は高く売れるからと江戸へ下っていくことが多い中、そんなに上等でないものは「これは(江戸へは)くだらない」と評したとか。そんなん、知らんかったよ〜〜〜〜!

と、興奮したあたりからページをめくるスピードに拍車がかかりまして、数日のうちに読み終えました。つまり、この本はくだらなくない、上等な小説でしたよ。明日のインタビューにもご期待あれ。

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。
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