Hitsville 765

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●特集・企画 ◇6時台◇「笑顔を未来につなげていくための情報」⇒ブルーカーボンのお話 フランス語や、フランスにまつわる文化をご紹介する「Ca v?」⇒グラン・パリ計画?? ◇7時台◇世界遺産をご紹介「WORLD CLIP」⇒【ギリシャ/メテオラ】 ◇8時台◇「週末に役立つエンタメ情報」⇒世界のテーブルゲームスリーズ第13弾「美術大戦 モナリザVS牛乳を注ぐ女VSサトゥルヌス」 ◇9時台◇Feat of The Month“昭和100年”「恋の濃い〜の」2曲お届け!
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[MON]サラヤ Alla salute【サラヤ】
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[TUE]朝日インテック Dream Together【朝日インテック】
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[THU]ホームズ HopStepArt【ホームズ】

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“大人のためのMUSIC STATION” FM COCOLO の新たな朝の顔はイタリアと日本の血を引く野村雅夫。“WHOLE EARTH STATION ”FM COCOLOらしい国際感覚と関西で育った彼ならではのローカル色を融合しながら、スムーズで心地よい音楽と価値ある情報をお伝えします。
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▼GUEST→ 飯田 修 ▲タイムフリーで聴けます↓↓ #まちゃお765

『CIAO 765』火曜日 9時台のコーナー 【朝日インテック Dream Together】

今日も先週に引き続き、
大阪警察病院 循環器内科部長 飯田修先生をお迎えしました!

先生がライフワークとして取り組まれている
海外での学会について詳しくお伺いしました♪

歴史に足跡を残したい!と他の国の先生にも認めてもらうために活動されているそうですが、
そんな先生も何度も恥ずかしい思いや失敗もされてきたんだとか…!
夢に向かって努力されてきたという素敵なお話!
ありがとうございました〜◎


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マメな定点観測、推奨。

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

先週、新聞で報じられていた六甲山牧場に生まれた羊の赤ちゃんたち。僕はその記事についてラジオで触れながら、「世の中いろいろあるけれど、この写真を見ているとたいていのことは一瞬どうでも良くなってくる。この写真にはそんな効果がある」と、それこそ心底どうでも良い話をしてしまいました。

羊に会いたいなぁ。でも、週末に六甲山牧場まで行く時間がないんだなぁ。残念だなぁ。そう思いながら、バタバタしていたこの週末。DJやスタッフ、ラジオの後輩たちと滋賀の高島でランチをして、車を走らせている時にふと思い出しました。そや、近所に地域で羊を何頭か飼っているところがあるんだった!
行ってみよう! 寄ってみよう!

この冬はとんと会いに行けていなかったんですが、寒いといけないからと設置された小屋の中を覗き込んだら、まさかの子羊がいてびっくり。しかも、あまりにかわいいんです。わかっちゃいたけど、想像以上にかわいくて、僕はもうしばらく、放心状態ですよ。ただ見つめていたところを、後輩たちの「かわいいかわいい、かわいすぎる!」という悲鳴にも似た叫びで我に返り、こうしてなんとか写真を撮ることができました。実際のところ、たいていのことはどうでも良くなる体験でした。

もともと僕の定点観測ポイントにラインナップしていた場所ではありますが、これからはもうちょいマメに訪れようと、羊の赤ちゃんに勝手に誓った昼下がりでしたよ。雪が積もる、えらい寒い日でしたが、行った甲斐があった。

今朝も11時まで、聴ける範囲でのおつきあい、よろしくです。

こねくり回すの、好きなの。

Buongiorno a tutti! (ブオンジョルノ・ア・トゥッティ)
おはようございます。
どうも、僕です。野村雅夫です。

シャーロック・ホームズが大変なんです! ここんところ、ずっと読んでいるんですが、終盤の5章までやって来て、いよいよ事態が混迷を極めてきました。大丈夫か、ホームズ! 頼むぞ、相棒のワトソン!

もちろん、コナン・ドイルが生んだ名探偵ホームズの作品群は名作揃いだし、世界中に今もシャーロキアンと呼ばれるファンが無数にいるわけですが、僕が今読んでいるのは、ヴィクトリア朝ロンドンのベーカー街ではなく、ヴィクトリア朝京都の寺町通が舞台です。

今、どこの本屋さんでも恐らくは平積みになっているだろう、森見登美彦の『シャーロック・ホームズの凱旋』。僕は森見氏の大ファンで、発表された作品はほぼすべて読んでいるくらいなので、当然のように発売後すぐに前のめりでページをめくり始めたわけですが、今回がまたすごい。要するにパロディーなわけですが、19世紀ロンドンをそのまんま京都に置き換えて話を展開しているので、テムズ川は鴨川になっています。いちいち描写が克明なもので、だんだんとそういうもんだと京都が架空のロンドン的京都に脳内で様変わりしていくんですよ。ワトソンは下鴨本通に診療所を構えていて、馬車で荒神橋のサロンに出入りし、御所には女王陛下の宮殿がある。

「凱旋」とありますが、このヴィクトリア朝京都におけるホームズは、冒頭から重度のスランプに喘いでいます。自身のスランプという謎に行き詰まっています。まったくもって不甲斐ない。こんなホームズは見たことがない。寺町通の下宿先に引きこもってみたり、行方をくらましてみたり。そんな彼が、いつ颯爽と「凱旋」するのか。架空の京都でパンパンに膨らんだミステリーはどう解決するのか。

読みながら湧いてきた疑問は、ヴィクトリア朝京都のある世界地図に本物のロンドンはあるのかということ。森見氏はそんなことはお見通し。というか、虚実の入り乱れた、入れ子構造の複雑怪奇な展開を見せていくんです。いや、ほんと、ますますヘンテコな小説での「森見登美彦の凱旋」とも言えるかも。そもそも、語り手で医師のワトソンも作家ですからね。

インタビューを読むと、シャーロキアンにどう読まれるかが不安でならないとのことですが、僕は好き。こねくり回すのが楽しいの!

今週も、聴ける範囲でのおつきあい、まずは今朝11時まで、よろしくです。
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