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Boa Noite! 今夜はDJモニカがFrom Overseas Brazilをお送りします。12月13日は「フォホーの日」でした。ブラジルの文化遺産にも認定されているフォホーですが、この日はバイオンの王と呼ばれるLuiz Gonzagaが生まれた日なのです。 フォホーはペルナンブーコで1930年に生まれました。サンフォーナ(アコーディオン)、ザブンバ(大太鼓)、トライアングルなどの楽器で演奏されます。1950年代に、Luiz Gonzagaの出現とともにフォホーの人気は爆発し、そこからアハスタ・ペ、ショチ、バイヨン、シャシャード、ココ、エンボラーダなど様々な音楽が派生しました。 今夜は先月、奈良県天理市で行われたイベント「音楽と食でブラジルを楽しもう!」に出演されたフォホー歌手Diego Silvaをゲストに迎えてお話を伺います。 番組の後半は、ブラジル関連イベントの紹介コーナーもあります。お楽しみに・・・!
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“オフィス”を訪問するお客様を西任暁子がアテンドし、ビジネスの新たな可能性を探る木曜日。 ジャンルの拡張にチャレンジする経営者やクリエイターなど、多種多様なゲストが登場。

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ASA BRANCALUIZ GONZAGA / GONZAGAGUINHA

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中島みゆき RESPECT LIVE 2023 「歌縁」ライブレポート

中島みゆき RESPECT LIVE 2023 「歌縁」ライブレポート

2月11日(土)に開催された中島みゆき RESPECT LIVE 2023 「歌縁」大阪公演の模様をステージ写真で振り返ります!

中島みゆきの楽曲を、多彩な歌い手がそれぞれに表現する【中島みゆき RESPECT LIVE 2023 歌縁(うたえにし)】が、2023年2月11日(土)、大阪・フェスティバルホールにて開催された。

FM COCOLOが手がけるものとしては、2015年以来の開催となる。バックを務めるのは、高田漣が音楽監督を務め、チェロとバイオリン、サックスにクラリネットも擁した、《歌縁》のためのスペシャルバンド。
ステージ背後の短冊状の縦長のスクリーンに、さまざまな色の字体で中島の詞が、歌と演奏に合わせて映し出される。さらに歌い手が入れ替わる際には、注目の詩人・最果タヒが中島の曲にインスパイアされる形で作った詩を、女優・須藤理彩が朗読するという演出も加わり、音と言葉の両面で中島の世界に浸る準備が整った。

【公演概要】
『中島みゆき RESPECT LIVE 2023 「歌縁」』
■日時:2023年2月11日(土)18:00
■会場:フェスティバルホール
★公式サイトはこちらから★

【山本彩】

overture(空と君のあいだに)
M1:空と君のあいだに
M2:慟哭
M3:たかが愛
朗読①
「空と君のあいだに」のイントロに乗って、最初に登場したのは山本彩。「私と生まれ年が同じ曲」と紹介して、工藤静香への提供曲「慟哭」を、そして「たかが愛」と、いずれも90年代にドラマの主題歌として人気を博した3曲を歌った。

【仲宗根泉】

M4:涙 -Made in tears-
M5:シュガー
M6:あした
朗読②
二番手はHYの仲宗根泉。「涙 -Made in tears-」を切々と歌ったかと思うと、明るく客席をいじり、屈託がない。だが「夜の街で働く女性の歌です」と言って披露したレア曲「シュガー」(おそらく中島自身もステージでは《夜会 Vol.3「KAN(邯鄲)TAN」》で歌ったきり)は身震いするほどに強烈だった。さらに、その昔、母がこの曲を歌っているのを聞いて「おかあさんとおとうさん、離婚するのかな」と心配したという曲「あした」で、愛とはなんぞや?という深い問いを残していった。

【ハンバート ハンバート】

M7:流浪の詩
M8:タクシードライバー
M9:忘れられるものならば
朗読③
そんな“愛”に関する流れを佐野遊穂と佐藤良成によるデュオ、ハンバート ハンバートが受けるのもひとつの縁か。中島の2ndアルバム『みんな去ってしまった』から、カントリーロック「流浪の詩」を歌い、失恋と人情が入り交じる名曲「タクシードライバー」を披露。高田漣が奏でるペダルスティールが絶妙だ。最後は再び『みんな去ってしまった』に収められていた「忘れられるものならば」と、ここでは3曲とも70年代の中島ソングが占めた。

【半﨑美子】

M10:紅灯の海
M11:ホームにて
M12:Nobody Is Right
半﨑美子は、赤提灯に彩られた呑み屋街をふらつく中年男の哀愁を描いた「紅灯の海」(竹中直人への提供曲)を、じっくりと聴かせる。北海道出身の半﨑は、上京してパン屋で働きながら曲を書いて歌い、17年、「土の中で過ごすように」個人で活動してきたという。そんな述懐に続いての「ホームにて」には、まるで中島の「オールナイト・ニッポン」のエンディングを聴いているような感覚に誘われる。3曲目は、分断に揺らぐ現代をこの曲が通り抜ければ、見えていなかった“向こう側”が見えるような気がする、と「Nobody Is Right」を大阪音楽大学の21人からなるクワイヤーとともに歌い上げた。

【斉藤由貴】

M13:歌姫
M14:夜曲
朗読④
五番目の歌い手は、大ヒットアルバム『寒水魚』のラストを飾っていた大作「歌姫」を歌い始めるが、よく姿が見えない。ワンコーラスを終えたところで、舞台前のほうから拍手が上がる。斉藤由貴だった。ドラマの撮影で微妙なスケジュールだったが、「でも私は出たいのです」という斉藤の想いもあって、直前まで調整を図り、シークレットでの出演にこぎつけたようだ。もう1曲、椅子にかけながら、これもまた可憐でありながらドラマチックな「夜曲」を歌い、まぼろしのように退場。

【曽我部恵一】

M15:ばいばいどくおぶざべい
M16:永遠の嘘をついてくれ
M17:化粧
朗読⑤
ここで、男性アーティストが登場する。サニーデイ・サービスの活動でも知られる曽我部恵一は、表舞台から去っていくロックシンガーを歌った「ばいばいどくおぶざべい」でスタート。オリジナルでベースを弾いていたのは細野晴臣だった。
続いて、吉田拓郎の依頼を受けて書き下ろした「永遠の嘘をついてくれ」と、男っぽい2曲のあとに歌ったのは女唄の極みともいえる「化粧」。ひしゃげたような曽我部の歌声が、よく合っていた。

【増田惠子】

M18:すずめ
M19:悪女
M20:慕情
朗読⑥
七番手の増田惠子は、ソロデビュー曲はどうしてもみゆきさんに書いてもらいたかったと語る「すずめ」で登場。中島が歌うデモテープが手元に届いたときのことをいまも覚えているという。つづいては80年代の中島の大ヒット曲「悪女」。そして「慕情」を歌い、ドラマ『やすらぎの郷』で聴いたときから歌いたいと思っていたと最後に言い添えた。

【德永英明】

M21:あばよ
M22:春なのに
M23:時代
トリを取ったのは、德永英明。「あばよ」「春なのに」、そして「大大大好きな曲」という「時代」。すべては歌唱に込めたということか、MCの言葉数こそ少なかったが、客席の隅々までを情感で満たして締めくくってくれた。

【須藤理彩】

朗読①~⑥

【出演者集合】

◆前列
須藤理彩/仲宗根泉/半﨑美子/増田惠子/德永英明/斉藤由貴/
曾我部恵一/ハンバート ハンバート/山本彩

◆後列
徳澤青弦(Cello)/ツヤトモヒコ(Cho)/伊賀 航(B)/吉永涼(Cho)/伊藤大地(Ds)/武嶋 聡(Sax)/ハタヤテツヤ(Key)/伊藤 彩(Vln)/高田 漣(音楽監督,G)

Photo by 井上嘉和
Text:大内幹男


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