番組ブログ最新の番組情報をお届けします

Whole Earth RADIO

#BANKSY が発信するコト 〜Message From Street〜[10.18 sun]

今週のWhole Earth Radioは…

イギリス・ブリストル出身、正体不明のグラフィティアーティストBANKSYがストリートから発信するコトをテーマにお送りしました。

自身の作品をシュレッダーで切り刻んだ事件や東京都で見つかった「傘を差すネズミ」
そして現在大阪南港ATCギャラリーで開催中の「バンクシー展 天才か反逆者か」で初めて知ったという方も多いかも知れません。

そんな彼が手がけてきたアートプロジェクトや監督を務めた映画『Exit Through The Gift Shop』更に番組後半には美術手帖・田尾圭一郎さんをお迎えして貧困や難民問題に揺れるパレスチナを世界に向けて発信し続けるプロジェクト「世界一眺めの悪いホテル」の意味、そして彼が考えるBlack Lives Matter運動などをご紹介してお送りしました。
正体不明の過激なアーティストという一面で切り取られることの多いバンクシー…
これまで彼が社会に対して何を発信してきたのかという事が少しでも伝われば幸いです。


【今日の番組でオンエアした楽曲】

1. Sunday Morning / The Velvet Underground

2. Unfinished Sympathy / Massive Attack

3. Tonight The Streets Are Ours / Richard Hawley

4. Out Of Time / Blur

5. Tubthumping / Chumbawamba

6. Own It (feat. Ed Sheeran & Burna Boy) / Stormzy


★「バンクシー展 天才か反逆者か」
https://banksyexhibition.jp

★番組で紹介したバンクシー監督作品「Exit Through The Gift Shop」再上映が決定
上映期間:2020年11月20日(金)〜12月3日(木)
会場:シネマート心斎橋

★BANKSY Official Instagram
https://www.instagram.com/banksy/?hl=ja

★番組のタイムフリー聴取はコチラ(10/24まで)
[radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20201018060000]

振り返り:ブルース・スプリングスティーン 〜隔てられた世界に響く歌〜[10.12 mon]

「Whole Earth RADIO」10月11日のオンエアでは、
《ブルース・スプリングスティーン 〜隔てられた世界に響く歌〜》をお送りしました。

半世紀近いキャリアを持つミュージシャン、
ブルース・スプリングスティーンの魅力について、
「彼は何を歌ってきたのか」「アメリカ社会との関わり」といったあたりを中心に、
スプリングスティーンの日本でのリリースを統括するディレクター、
白木哲也さん(ソニー・ミュージックレーベルズ)に、お話をうかがいました。

スプリングスティーンの音楽の多様性、複雑さについて、
知見を新たにしていただく契機となればなによりです。

DJ野村雅夫の「自分もちょっとマッチョな人かと思っていました」という
カミングアウト(?)もリアルでしたね。



【オンエア楽曲】
M1) High Hopes
M2) Independence Day
M3) American Skin (41 Shots)
M4) Letter to You


【BGMとして使用した曲】
Hungry Heart
Blinded by the Light
Incident on 57th Street
Born to Run
Born in the U.S.A.
The Promised Land
Streets of Philadelphia
The Ghost of Tom Joad
The Rising
We Take Care of Our Own

 ※すべてBruce Springsteen



●この番組は、 radiko のタイムフリー機能で、10月18日(日)までお聴きいただけます。
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20201011060000



(番組スタッフ)

ブルース・スプリングスティーン 〜隔てられた世界に響く歌〜[10.11 sun]

日曜早朝6時からの週替わり企画プログラム「Whole Earth RADIO」。


本日は……
《ブルース・スプリングスティーン 〜隔てられた世界に響く歌〜》
と題して、今月のFM COCOLOマンスリーアーティストでもある、
ブルース・スプリングスティーンの特集をお送りします。


DJは、野村雅夫。
リモートゲストに、スプリングスティーンのリリース作品の、日本担当ディレクターである
白木哲也さん(ソニー・ミュージックレーベルズ)をお迎えします。


不世出のロックンローラーであり、時代の代弁者であり、労働者階級の生活詩人でもある
ブルース・スプリングスティーン。
とかく、「アメリカを体現する存在」として語られることも多い彼について、
その生き方や、社会的・政治的に発信してきたメッセージについて考える1時間。


米大統領選直前の、10/23に全世界リリースされるニューアルバム
『Letter to You』についても、ももちろん伺います。


日曜日の朝6時。
朝イチから、自由の鐘を鳴らす勢いでお聴きください〜。

「ピンクリボンを考える -地域協働で乳がん検診を啓発する、ピンクリボン京都-」[10.5 mon]

10月はピンクリボン月間。地域協働で取り組む「ピンクリボン京都」の
お話から、乳がん検診の大切さを考えました。
日本人女性が乳がんを発症する割合は約9人に1人、乳がんで死亡する女性の数は年間約15,000人と言われますが、実は乳がんは早期発見すれば治る確率の高い病気です。そこで重要になるのが、マンモグラフィーやエコー検査といった乳がん検診を定期的に受診すること。女性が健康な生活を送るために、乳がん検診は欠かせません。
そんな乳がん検診の大切さと、地域が一体となって啓発に取り組むピンクリボン京都の活動について、20年以上ピンクリボンに取り組む、江口ひろみさんをお迎えしてお話を伺いました。

●プレゼントです。
第9回ピンクリボン京都 WEBスタンプラリー
10/31(土) までピンクリボン京都のHPにて動画が公開されています。
こちらのスタンプラリーに参加の資格の権利をプレゼントとして頂きました。
3名様にプレゼント。ご応募は・・・FM COCOLOのHP (cocolo.jp)の
「リクエスト・プレゼント」から「Whole Earth Radio」を選んで、
スタンプラリーに参加したいと書いて、お送り下さい。
※ご応募は10/11までとさせて頂きます。当選は発送を持って、代えさせて頂きます。

●ピンクリボン京都
http://pinkribbon-kyoto.jp
●NPO法人 リ・ヴィッド
http://nyugan-file.jp/community-map/000786.html
●NPO法人 乳房健康研究会
https://breastcare.jp/


[お送りした曲]
「I'm Alive」Jackson Browne
「Nothin' You Can Do About It」Airpla
「Now You're Gone (Extended Mix)」Angie Giles
「Let it be」Ferry Aid
「Don't Know Much」Linda Ronstadt & Aaron Neville
「Say You Will」Robert Palmer



●無料アプリ「ラジコ」では10月11日まで聴取可能。
radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200712060000

(関西圏以外は有料会員への入会が必要です)

【Whole Earth的視点で考えるSDGs入門〈後篇〉】[9.27 sun]

先週にひきつづいて、今週もSDGs入門!

先週の月・火とオンエアした特別番組
《FM COCOLO SDGs SPECIAL  17 GOALS, PLUS ONE》
https://cocolo.jp/pages/pickup_detail/1674

その復習? になりますでしょうか。
4月にお送りした回の再放送をお届けしました。



SDGs(Sustainable Development Goals)=「持続可能な開発目標」と、ビジネスの関係。

経済活動のプレーヤーである企業が、どう社会と関わっていくのか?を示す指針にも、
SDGsはなりえるというお話。


今日の番組でご紹介したキーワード・・・


■CSR(シー・エス・アール)

Corporate Social Responsibility=「企業の社会的責任」。
企業活動で得た利益を社会貢献に還元していくこと。


■PRI(ピー・アール・アイ)

2006年に国連のアナン事務総長(当時)が機関投資家に対して提唱した、「責任投資原則/Principles for Responsible Investment」。
巨額の資金を運用し、株式市場に大きな影響を及ぼす機関投資家 (銀行、保険会社、証券会社などの〈金融機関〉や〈政府機関〉などの大口の投資家)が、投資先を考えるときに考慮すべき規則、基準。


■ESG(イー・エス・ジー)

Environment(エンバイロメント=環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス=統治)。
ある企業の株式に投資するとき、売上や利益率だけをみるのではなく、「環境・社会・統治への取り組み」も評価する、という価値基準。



そして本日のソングリストは……

★GOOD OLD DAYS★

01) 大阪へ出て来てから / 上田正樹と有山淳司

02) Mr.Bojangles / The Nitty Gritty Dirt Band

03) Arnold Layne / Pink Floyd

04) Questions 67 And 68 / Chicago

05) Of Thee I Sing / Leon Russell

06) アクエリアス(輝く星座) / チェット・フォーチュンとトライブ

07) The Weight / The Band

08) Hey Jude / Wilson Pickett


★番組後半★

09) The Price You Pay / Bruce Springsteen

10) You Can't Always Get What You Want / The Rolling Stones

11) Day Dreaming / Aretha Franklin




★タイムフリー聴取はこちらから★

radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200927060000

【Whole Earth的視点で考えるSDGs入門〈前篇〉】[9.20 sun]

今週と来週は、2週にわたってのSDGs入門!

明日・あさっての二日間
[9/21(月/祝)・22(火/祝)11:00〜14:00]オンエアされる特別番組
《FM COCOLO SDGs SPECIAL  17 GOALS, PLUS ONE》
https://cocolo.jp/pages/pickup_detail/1674

その予習を兼ねて、4月にお送りした回の再放送をお届けしました。



登場したキーワード……


■MDGs(エム・ディー・ジーズ)

国連が2000年に採択した『ミレニアム開発目標』(Millenium Development Goals)。
15年後の2015年に国際社会が達成する目標とされ、SDGsの前身となりました。


■SDGs(エス・ディー・ジーズ)

2015年に国連総会で決議された『持続可能な開発目標』(Sustainable Development Goals)。
2030年までに国際社会が達成すべき17のゴールと、「No one will be left behind」(誰ひとり置き去りにしない)というスタンスが掲げられています。




そして本日のソングリストは……

★GOOD OLD DAYS★

01) Use Me / Bill Withers

02) I've Got A Thing About You Baby / Tony Joe White

03) ふうらい坊 / 小坂忠

04) Caravan / Van Morrison

05) スーキー・スーキー / スターキング・デリシャス

06) Shakey Ground / Phoebe Snow

07) 眠れない夜 / 泉谷しげる

08) Proud Mary / Ike & Tina Turner


★番組後半★

09) Before the Deluge / Jackson Browne

10) That's Heaven to Me / Sam Cooke

11) She's A Rainbow / The Rolling Stones

12) Imagine / John Lennon



★番組全体のタイムフリー聴取はこちらから★

radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200920060000

ピーター・バラカンに訊く、映画『ランブル』とその奥に潜む、 音楽エンターテインメントと人種差別問題[9.13 sun]

アメリカのインディアンが音楽に多大な影響を与えてきたということを知ることができる映画「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」を出発点とし、そこから先住民と移民の問題、BLACK LIVES MATTER、アイデンティティ、さらにこれからのwithコロナの時代にまで思いを馳せて、ピーター・バラカンさんにお話を伺いました。

◇映画「ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち」
 大阪 シネリーブル梅田で9月17日まで、また神戸アートビレッジセンターでも上映中。
 (今後、京都みなみ会館では9月25日から、大阪 ヌーヴォXでは10月3日から上映予定)
 http://rumblethemovie-japan.com


【お送りした曲】
Link Wray「Rumble」
Taj Mahal「Statesboro Blues」
Kora Jazz Band「Oye Como Va」
Bettye LaVette「Strange Fruit」
John Scofield「That's Enough」


●無料アプリ「ラジコ」では9月20日まで視聴可能。
 radiko.jp/share/?t=20200913060000&sid=CCL
   (関西圏以外は有料会員への入会が必要です)


太陽光でロックする![9.6 sun]

太陽光エネルギーで電力を賄う音楽フェス「THE SOLAR BUDOKAN」のオーガナイザーを務める佐藤タイジさん(シアターブルック)を迎えて、加藤美樹がお送りした今回。中津川THE SOLAR BUDOKAN地元実行委員会の沼田佳孝さんにも、リモートでお話を聞きました。

2012年に東京・日本武道館でスタートした「THE SOLAR BUDOKAN」。翌年2013年からは会場を自然豊かな岐阜県・中津川市に移し、それ以来、毎年9月に野外フェス「中津川THE SOLAR BUDOKAN」として開催されてきました。

「THE SOLAR BUDOKAN」は単なる音楽イベントの枠を超えた、持続可能な未来に目を向けたWhole Earthな取り組み。「太陽光でロックする」というイベントのコンセプトには、音楽を楽しむことのできる暮らしが象徴する、平和で安全な世界への願いが込められています。

このイベントの特徴は、

■コンサートに関わる電力の全てが、太陽光発電を主とするクリーン・エネルギーでまかなわれている。
(SDGsではゴール7「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」)

■「食の安全」を重視し、フードコートの全てのメニューに放射線量の表示がされている。
(SDGsではゴール3「すべての人に健康と福祉を」)

■10代・20代の若者たちから、子どもたちから、フォークジャンボリーの世代まで。ファミリーでの参加も多いので、小さなお子さんまで・・・ 幅広い世代が参加。音楽だけでなく、ワークショップやアウトドアなど、大人も子どもも様々な体験が楽しめる。
(SDGsではゴール4「質の高い教育をみんなに」)

■中津川市は"音楽のまちづくり"を目標に掲げて「THE SOLAR BUDOKAN」を後押しし、地元の人々が参加して、町ぐるみでフェスを創りあげている。
(SDGsではゴール17「パートナーシップで目標を実現しよう」)

そして今年、新しいフェーズに突入しようとしている THE SOLAR BUDOKAN。リアルとオンラインのハイブリッド・フェスとして開催されます。もちろん、ライブや配信にかかる電力はすべてクリーン・エネルギーで賄います。
今回のテーマは、「FUTURE CHILDREN」。「7代先の子どもたち」を見据え、音楽の力を感じながら、持続可能な未来を一緒に考えてみませんか。


★「THE SOLAR BUDOKAN 2020」の情報はこちら>>> http://solarbudokan.com/2020/

★番組のタイムフリー聴取はこちらから>>> radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20200906060000

今日できる防災[8.30 sun]

9月1日は防災の日。
その前に、今日できることはやってしまおう!ということで、
「防災イツモマニュアル」を監修されていますNPO法人プラス・アーツの石田有香さんにお話を伺いました。

「withコロナ」の時代の防災は「在宅避難」。「在宅避難」とは自宅が安全である場合、避難所ではなく自宅で避難生活を送ることですが、そのためには、まず地域の災害マップを確認し、自分の家の災害リスクを把握しておくこと、そして、自分の家の安全性を高め、必要なものを備蓄しておくことが必要になってきます。 できることから、早速準備にとりかかりましょう!

【今日できること】
水・食料を備蓄しよう! [Disaster Mitigation Goods]
 水=1日1人2リットル。それを7日分。
   [Drinking Water=2L x 7 days worth=14L (per person)]
 食料=7日分。ローリングストックで1ヶ月ごとに順番に食べて補充しておく。
   [Food=7 days worth。Keep a rolling stockpile.]

役立つグッズを準備しよう!
 LEDランタン=明かりが広がるので懐中電灯より使い勝手が良い。
 (一人暮らしの場合は1個、家族がいる場合は3つを用意しリビング、キッチン、トイレに置く)
 [LED Lanthanum=3 per family. For living room, kitchen, toilet.]
 カセットコンロ・ボンベ=4人家族だとボンベは20本あれば安心。
 [Gas Cartridge Stove & Gas Cartridge= 20 cartridges for a family of 4)

お部屋を見わたしてみよう!
 寝ている場所に倒れてきそうな家具が無いか
 上から落ちてきそうなものは無いか
 避難経路を妨げるようなものは無いか
 この3つをまずチェック!
 もしそういうものがあれば、家具を固定したり、場所を変えたりして対応を。

家族と話をしよう!
 ハザードマップを見て自分や家族が住んでいるエリアの災害リスクを把握しておき、もしもの時にどうするかを家族で話し合っておく。


今日お送りした曲は、、、
〜Good Old Days〜
Kites Are Fun / Free Design
Here comes the sun / The Beatles
Wishin’ And Hopin’ / The Merseybeats
You Are The Sunshine Of My Life / Stevie Wonder
I Saw Her Again / The Mamas & The Papas
It’s So Easy / Linda Ronstadt
San Francisco / Scott McKenzie
あの素晴らしい愛をもう一度 / 加藤和彦と北山修
Good Morning Starshine / Oliver

Blue Sky / Allman Brothers Band
やさしさに包まれたなら / 荒井由実
Mercy Mercy Me (Ecology) / Marvin Gaye

フジロック在宅講座〜フジロックが変えたもの〜 その2[8.23 sun]

先週に続き、フジロックフェスティバルが変えたものを探っていきましたが、改めて、フジロックが周囲に与えている影響の大きさがわかりました。

今回お話を伺ったのは
・ごみゼロナビゲーション、iPledge 羽仁カンタさん
・苗場・湯沢町の皆さん=
  浅貝町内会長 師田富士男さん
  苗場観光協会:師田輝彦さん
  苗場プリンスホテル 清水利一さん
  湯沢町観光産業部長 南雲剛さん


ゴミをきっかけに、みんなで協力しあえる小さな社会がフジロックの会場に生まれたこと、会場内で資源を循環させることでリサイクルとはどういうことなのかを実感してもらえるようになってきた、などの変化が。

また、最初は開催を反対する地元の人もいたが、フジロックは地元なしには開催できないという運営サイドの強い思いが苗場・湯沢町、さらには新潟県にまで大きな変化をもたらした、というお話でした。

地元の人たちは、フジロックのお客さんを親戚のように思い、
「毎年帰ってきてくれる」とおっしゃっていたのが印象的でした。

来年、必ず、あの場所に帰れますように。


お送りした曲は、
〜GOOD OLD DAYS〜
・GOOD VIBRATIONS / THE BEACH BOYS
・FORTUNATE SON / CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL
・I'M FREE / THE WHO
・GET TOGETHER / THE YOUNGBLOODS

・FRIDAY I'M IN LOVE / THE CURE
・UNDER THE BRIDGE / RED HOT CHILI PEPPERS
・田舎へ行こう〜GOING UP THE COUNTRY〜 / 忌野清志郎