2021.02.14
SUGIZOが語る、「機動戦士ガンダム」の世界!
1979年から40年以上にわたって数多くの作品が制作され続け、多くのファンを持つ「ガンダムシリーズ」。人は「ガンダム」という存在に、何を見るのか? ガンダム・ファンのアーティストによる愛あふれる熱いメッセージを紹介しながらその魅力に迫る前後編2回の特集です。
前編となる2月14日(日)には、LUNA SEA/ X JAPANのSUGIZOさんが登場。昨年は、監修したオムニバスアルバム『機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album ~BEYOND~』のリリースや、「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」オープニングセレモニーでのLUNA SEAとしてのライブ演奏がありました。それらの体験や、SUGIZOさん自身の少年時代からのガンダム愛、さらにはガンダムに託す未来へのメッセージを語りました。
番組でお送りした楽曲は、下記のとおり。すべて、SUGIZOさんが監修したオムニバス・アルバム『機動戦士ガンダム 40th Anniversary Album ~BEYOND~』に収録されているナンバーです。
◆1曲目は、LUNA SEA 最新ALBUM『CROSS』にも収録の「宇宙の詩 ~Higher and Higher~」
◆2曲目は、LUNA SEA「BEYOND THE TIME~メビウスの宇宙を越えて~」
◆3曲目は、SUGIZO feat. GLIM SPANKY 「めぐりあい」
◆そして最後にお送りしたのは、LUNA SEA「THE BEYOND」。
LUNA SEA 最新ALBUM『CROSS』にも収録されていますが、「機動戦士ガンダム 40 周年プロジェクト」記念テーマ曲として 【ガンプラ 40 周年×LUNA SEA30 周年コラボ企画“LUNA SEA 専用ザク”オリジナル・ガンプラ付パッケーシ】で昨年春にリリースされ、オリコン1位を獲得したナンバーです。
★番組はradikoのタイムフリー機能で2/21(日)までお聴きいただけます。
http://radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210214170000
※関西エリアの方はradikoアプリを使って無料で、それ以外のエリアでは有料サービスのradikoプレミアム会員の方が聴取可能です。
2021.02.07
「ASIAN MUSIC TRIP 香港編」
アジアへの仮想旅行を、ご当地ゆかりの音楽とともにラジオで楽しもうという企画。今回は「香港」に思いを寄せて、MEMEがご案内しました。
海外旅行に行けないこの時代。そしていま大きな問題に直面する香港ですが、再びこの地を笑顔で、自由に歩くことができる日を願ってーー。
家族や友人たちと訪れた懐かしい思い出とともに、MEMEがご案内した香港のスポットは、
▼香港国際空港・・・香港・赤鱲島(チェクラップコク島)にある国際空港。現地ではチェクラップコク国際空港(赤鱲角國際機場)とも呼ばれる。
▼九龍島(クーロン島)・・・香港の北部にあり、ヴィクトリアハーバーをはさんで香港島の対岸にある。
▼旺角(ウォンコック)・・・九龍半島中部にある繁華街。
▼倫敦大酒樓(ロンドンレストラン)・・・旺角にある人気の飲茶店。飲茶以外にも中華料理が100種類以上あり、日本語のメニューもある。
▼ネイザンロード・・・九龍を南北に走る、九龍の顔ともいえるメインストリート。
▼女人街・・・女性向けのプチプラな衣装や雑貨を中心に露店がぎっしりと並ぶナイトマーケット。B級グルメも楽しめる。
▼ザ・ペニンシュラ香港・・・九龍島の南側、ヴィクトリアハーバーが見渡せる尖沙咀の中心地に位置する最高級ホテル。
▼アベニュー・オブ・スターズ・・・ヴィクトリアハーバー沿い、尖沙咀南側の境界を囲むように伸びる有名なプロムナ
ード。香港の人気スターの手形や像が並ぶ。
▼香港島・・・九龍島の南側にある香港で最初の市街地であるヴィクトリア市が築かれた島。
▼ヒルサイドエスカレーター・・・映画『恋する惑星』や『ポリス・ストーリー/香港警察』等のロケでも有名な都会を走る、世界一の長さといわれるエスカレーター。
▼ヴィクトリア・ピーク(太平山)・・・香港の観光地となっている山で、夜景の名所として知られている。
▼SEEVA(セヴァ)・・・中環(セントラル)地区の真ん中にあり、ファッションブランドショップなども入居するプリンス・ビルディング25階にあるルーフトップレストラン。夜景が楽しめる場所として有名。
そして、番組でお送りした楽曲のプレイリストは、
M1. 我要新生活 / 陳小春(Jordan Chan)
M2. 永遠都不(多+句)/ 鄭秀文 (Sammi Cheng)
M3. 花花宇宙 / 陳慧琳 (Kelly Chen)
M4. 麵麵 / 方大同(Khalil Fong)
M5. 時代曲 / 陳奕迅 (Eason Chan)
M6. 甜蜜蜜 / 鄧麗君 (Teresa Teng)
M7. 夢中人 / 王菲 (Faye Wong)
M8. 花樣年華 / 梁朝偉(Tony Leung)+ NIKI
M9. 野花 / 林憶蓮 (Sandy Lam)
M10. 追 / 張國榮 (Leslie Chang)
★番組はradikoのタイムフリー機能で2/14(日)までお聴きいただけます。
http://radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210207170000
※関西エリアの方はradikoアプリを使って無料で、それ以外のエリアでは有料サービスのradikoプレミアム会員の方が聴取可能です。
2021.01.31
「神戸発、未来とWhole Earthへのメッセージ」第3回レポート到着。
1.17からの3週シリーズ、最終回。前半のゲストは震災を経験した外国人のひとり、FM COCOLOの番組を担当したこともある、中国古箏奏者の伍芳(ウーファン)さん。後半は、農業を通じた未来への取り組みについてのお話。一般社団法人KOBE FARMERS MARKERT理事の小泉亜由美さんと、参加する若者たちの声をお送りしました。
【前半:伍芳さんのお話】
震災当時は来日から5年目、立命館大学の学生だった伍芳さんは、西宮・甲子園にお姉さんと一緒に住んでいました。神戸・山手の友人宅に旅行帰りに宿泊していたところに地震が発生。その後西宮まで車で送ってもらったところ自宅は全壊しており、お姉さんが亡くなったことを知りました。葬儀や仮住まいはお姉さんの周囲にいた方々が用意してくれたので、生活面での苦労はほとんどなかったという伍芳さん。幸い壊れずに残った楽器を手に徐々に練習を再開し、翌1996年2月にはチャリティー・コンサートで演奏、同年9月にはアルバム『筝心』でデビューしました。その後は日本における中国楽器ブ-ムの先駆け的な存在として、これまで14枚のアルバムをリリース。南こうせつさん、伊勢正三さん、東儀秀樹さん、西村由紀江さんなど数々のア-ティストと共演を果たしています。
伍芳さんにとっての神戸は、お姉さんとの思い出の地。華僑の文化もあり異文化に柔軟で、故郷の上海にも似た港町。海と山が近く、風を感じるまち。常々「いつか住みたい」と語ったお姉さんの思い出を胸に、いまも神戸に暮らしています。そんな伍芳さんが未来に伝えたいメッセージは、「後悔しないために、いま大切な人に、素直に感謝の気持ちを伝えること。命を大切にしてほしい」。
▼今年の4月21日には神戸・御影の世良美術館で、「希望の風 -しあわせを運ぶ 爽やかな春のプロムナード-」と題したコンサートを予定。二胡奏者・沈琳(シェンリン)さんとの共演です。
https://wu-fang.com/schedule/concert/20210424_con/
▼番組では、伍芳さんと久野木史恵さんによるユニット「KOTOKOTO」の楽曲を2曲お送りしました。
M1. 彩虹橋 / KOTOKOTO
――「姉との思い出のスポット、六甲山からの夜景を見て、虹が橋となって姉に届くようだと思って作った曲」。
M2. 夢 / KOTOKOTO
いずれも、いずれも2019年のアルバム『FANTASIA』収録。中国のと日本の二十五弦箏によるコラボレーションで、同じルーツを持つ中国と日本の「KOTO」がひとつになって新しい音楽世界を作り出しています。
【後半:EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET】
神戸市役所横の東遊園地で毎週土曜の朝に開催され、今年で7年目を迎える「EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET」。取材に訪れたのは1月16日、同じ東遊園地内で翌日の「1.17のつどい」に向けた準備が進められる中、まずは小泉亜由美さんにお話を聴きました。小泉さんが理事を務める一般社団法人と神戸市との共催で行われるこのFARMERS MARKETは、生産者と消費者とつなぐ場。農業従事者の高齢化が進む中、神戸での若者の新規就農を支援し、販路を構築しながらも、農家さんを一方的に応援するのではなく、彼らにも消費者の健康や暮らしを応援してもらうというフェアな関係を目指しています。
コロナ以降のFARMERS MARKETには、農業や食に興味を持つ大学生のボランティア参加が増えました。家でも学校でもない新しいサード・プレイスで同世代や農業・行政に携わる大人たちと交流することで、多様な生き方・仕事・働き方があることを体感してほしいと願う小泉さん。より若い世代である小さな子どもたちも積極的に迎えいれています、野菜がどこでどうやってできているか知らないまま育つことの多い都会の子どもたちが農家さんたちと触れ合い、食べるときに作り手の顔を思い浮かべられるようになれば、フードロス問題の解消にもつながるのではないか。昨今の「SDGs」についても小泉さんは「結局は全部、次世代のために何ができるかを考えることで、今こそ行動に移す時」だと言います。
FARMERS MARKETでは、募金活動も行なわれています。ボックスが常設されている「BE KOBE募金」の寄付先は固定ではなく、その時々に最も支援が必要と思われるところを選択。この日は「朝ごはん募金」が実施されました。これは、毎年1.17に神戸で行われてきた炊き出しの慣習を継承して地元の婦人会が始めた粕汁の振る舞いが、今年はコロナの影響で見合わせになったことを受けて継承した取り組みです。「時間では癒えない深い悲しみの心を、温かくするにはまずお腹から」という思いのもとに作られるぽかぽかの粕汁。材料は、剣菱酒造が酒粕を、FARMERS MARKETに関わる農家が野菜を寄付するなどして調達、調理をコロナで打撃を受ける地元の飲食店に依頼し、販売する形をとりました。この売上の半額を、コロナに立ち向かう医療従事者に寄付することにしています。
次にお話を聴いたのは、FARMERS MAREKTのボランティア・スタッフで関西学院大学国際学部4回生の吉田ありすさん。フランス留学中に都市に根付くマルシェの存在に興味を持ち、昨年からこのFARMERS MARKETに参加しています。コロナ禍で大学はオンライン授業、友人と会う機会もない中、人とのつながりの尊さを実感できるこの場所が、心の支えになったという吉田さん。生活の中でいちばん大切な「食」を若い人たちが農業に参加して支えていることを知り、自分も支えられる消費者になりたいと考えるようになりました。また小・中・高と神戸の学校に通い震災について学んできた吉田さんは、体験していない世代ですが自分事として震災を捉え、将来的に災害に直面した時にどう乗り越えていくべきかの覚悟を持って暮らしていきたいと語りました。「神戸は人の中にある」ことを教えてくれる、力強い言葉です。
最後は、FARMERS MARKETに参加する若手農家の中から、兵庫県朝来市で化学肥料と農薬を使わず伝統野菜の「岩津ねぎ」などを栽培する久 洋平さんのお話。農業学校での研修中にフィリピンの出身の方に「お金は食べられない」と言われた経験から「食の向こう側」を考えることを意識し、大学を1年間休学して農業を学び、卒業後に新規就農した久さん。身近な食について考え、なるべくローカルなものを選ぶことで地域が守られる仕組みを大事にしてほしい、と語りました。久さんにとっての神戸が自然と多様性が共存するまち。震災があったからこそ隣人とのつながりの大切さを人々は知っているのではないか――そんな思いを寄せる神戸の地で週1回さまざまな人と明るく交流し、朝来に帰ってまた農業に取り組みます。
▼FARMERS MARKETは、毎週土曜日に神戸市中央区の東遊園地にて開催。3月までは冬時間ということで、午前10時からお昼1時までの開催。
詳しい情報は、EAT LOCAL KOBEのウェブサイト http://eatlocalkobe.org/
またはFacebookかインスタグラムをご覧ください。
▼番組後半でお送りした楽曲:
M3. I Won’t Give Up / Jason Mraz
――オーガニックにこだわり、アボカドやコーヒー豆などを栽培する自身の農園「MARZ FAMILY FARM」を営むJason Mrazのナンバー。
M4. I Still Haven't Found What I'm Looking For / U2
――1987年のアルバム『The Joshua Tree』からのヒットナンバーで、邦題は「終わりなき旅」。
▼番組はradikoのタイムフリー機能で2/7(日)までお聴きいただけます
http://radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210131170000
※関西エリアの方はradikoアプリを使って無料で、それ以外のエリアでは有料サービスのradikoプレミアム会員の方が聴取可能です。