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Hitsville765

やっぱし橋が好き♪[6.26 sat]

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー
「やっぱし橋が好き」。

今日は、大阪市港区 海岸通りから住之江区 南港東を結ぶ
「港大橋」。

ベイエリアに、真っ赤なボディが印象的な大きな橋で、
大阪港のランドマーク的存在として親しまれてます。

「港大橋」は、1974年に完成。
全長およそ980m、中央支間およそ510mの長さで、
日本一、そして、カナダのケベック大橋、
スコットランドのフォース大橋に次ぐ
世界第3位の大きさを誇る、3径間連続「ゲルバートラス橋」!

「トラス橋」は、三角形に組み合わせた骨組み(トラス)で
桁をつくった橋で、ふつう、中央の桁は、
橋脚の支点で支えられますが、
「ゲルバー橋」は、「吊り桁」を、両側の橋脚から張り出した、
「片持ち梁」が、蝶番を介して保持されている橋、
英語で、カンチレバー橋ともいいます。

橋の構造は、上下2層のダブルデッキ構造になっていて、
上の階を、阪神高速16号大阪港線が、
下の階を、阪神高速4号湾岸線が通っています。

ちなみに、どうして赤いボディをしているのかといいますと...
航空法で、海面から60mの高さを超える骨組み構造の
細長い鉄塔や煙突などの構造物は、
飛行機がぶつからないように、
赤と白に塗装する決まりがあります。
港大橋は、高さが81.5メートルあるんですが、
赤と白のまだら模様では、景観が台なし..ということで、
航空局と協議を重ね、「赤1色の港大橋」が誕生!

そして、1995年の阪神大震災後は、
耐震化補強のために、新しい免震・制振技術が取り入れられ、
新設時の1974年と、耐震補強時の2007年には、
「土木学会 田中賞」を受賞しています。

鋼材によって構成された重厚感のある力強い橋梁美がいいですね!
見てもよし、渡ってもよしな「港大橋」。

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー「やっぱし橋が好き」

7/3(土)は、大阪市の水晶橋をご紹介します!お楽しみに。

あなたが好きなオススメの”橋”があれば、教えてください。
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