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Hitsville765

やっぱし橋が好き♪[9.25 sat]

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー「やっぱし橋が好き」。

今日は、南高橋をご紹介しました♪

南高橋は、東京都中央区を流れる亀島川の河口に位置していて、
関東大震災の復興事業の1つとして、
1932年(昭和7年)に架けられました。

関東大震災があった当時、東京は、大規模な区間整備が行われて、
多くの橋が修繕され、予算も乏しくなりました。
南高橋の橋の主要部分は、1904年(明治37年)に架けられた、
隅田川の旧両国橋の材料が使われています。
旧両国橋の三連トラスの中央部分を補強して、
橋の幅を狭めて、南高橋として架けられました。

都内に残る鋼鉄トラス橋としては、2番目に古く、
車両通行可能な鋼鉄トラス橋としては、
全国で6番目に古い橋になります。

トラスの一部材の端には、
丸い環のついた“アイバー”が用いられていて、
全体は、「ピントラス橋」とも呼ばれているそうです。

これまでに3度にわたって、
床の補修や橋台の補強が行われています。
それで現在も使用に耐えているのですから、
明治の技術力の高さが伺えます。
明治期の技術を今に伝える貴重なものとして、
中央区民文化財にも登録されています。

橋の脇には、歴史を解説する案内版や、
小さなベンチなどが設置され、
橋の歴史を知ることができます。

また、橋の先には、 隅田川と接続する箇所に 水門があって、
かつて徳川家康が築いた「水の都」たる東京を
思い浮かぶことができます。

以前、中西圭三さんも、この橋についてツイートされていて、
「小さいですがこちらもディテールがクラシカルで美しい橋」と
ご紹介されてましたね。

橋にまつわる歴史や魅力をご紹介するコーナー「やっぱし橋が好き」。
今日は、「南高橋」をご紹介しました。

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来週は、イタリアのヴェッキオ橋をご紹介します!