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Whole Earth RADIO

#フィッシュマンズ スペシャルのWhole Earth RADIO、パート2をお届けしました。[7.11 sun]

第2週目の本日は、UAさん、クラムボン原田郁子さん、ハナレグミ永積タカシさんが「私とフィッシュマンズ」を語ってくれました。

まずは、ハナレグミ永積タカシさんから「僕とフィッシュマンズ」メッセージ。
「数分で語りつくせるようなお題目ではない…(苦笑)」と言いながら、お話いただきました。
「SUPER BUTTER DOGをやっていた時に本当に影響を受けて。今思えば、なんとかこう俺もフィッシュマンズのような…もしくは、フィッシュマンズを超えていく何かを作れないかなって思ってたなって思う。
毎晩「空中キャンプ」をずっとループして曲をかいてた時もあった。
自分が音楽を作り出す、最初のひとつの目標だったような気がします。
幸運にも、SUPER BUTTER DOGはフィッシュマンズのオープニングアクトをやらせてもらって。本当に間近で演奏を聴く機会に恵まれていたんですが。
闘魂のオープニングをやった時に、一緒の楽屋にいたんですけど、なんせフィッシュマンズのメンバーが怖かった。雰囲気が(笑)その時はSOUL SETも出てて。その当時は「ソウルセットだ、、、フィッシュマンズだ、、、ヤベェ」って思ってて。
はじの方から遠くを見てるんですけど。フィッシュマンズとそのクルーたちが怖い怖い(笑)。
その中で唯一茂木さんが「今日はオープニングアクトやってくれてありがとね」って今と全く変わらない感じで声かけてくれて(笑)、うれしかった。その景色が思い出される。
あとはやっぱりライブのサウンドですかね。ZAKさんのミックスとか。
それを外で聞いた時のドラマチックなサウンドと音圧に度肝を抜かれたっていうか。どうやったら、こんな音楽作れるんだろうって。あの当時は見たい気持ち100、見たくない気持ち100みたいな感じ。これを全部浴びちゃったら、音楽やめなきゃいけなくなるような気持ちにもなったっていうかね。それぐらい圧倒的な、それでいて新しかったっていうか。
フィッシュマンズの音の魅力っていうところだと思うんですけど、まぁ確実にそれによって僕は今のハナレグミでもそうですけど、自分の音楽観をガラッと変えられましたね。
それまでってもっと肉体的なんですよね、メッセージとか。パッションとか。そういうもので音楽を作ってる人の音楽を浴びてて、もちろんそれはそれでかっこいいって思ってたけど、
フィッシュマンズ聞いた時、空間なんですよね。空間で伝えるっていうんですかね、交わっていくっていうか、人の気持ちと。それがダブっていうことの持ってるエネルギーなんだろなと思うんですけど。
そういう空間で、その心を動かしていく中に空間的な言葉なんだろなって。
「4つ階段をかけあがって…その眠たそうな空気が好きだ(IN THE FLIGHT)」ってありますけど、そこがやっぱ残響とともに、聞こえてくると聞き手の中に自分なりの景色がばーんって浮かんでくる…ていう。なんかそれだな〜って思ったんですよ。僕がもし音楽でなにかかけるとしたらって、その時すごく思ったと思うし、今もそう思ってますね。
だから、そういうことを産んじゃったんですよね。たぶんフィッシュマンズが。たぶんそこまでになかったと思うんですよ。やっぱ日本人的な感覚に、絶妙にあの言葉とサウンドがはまるっていうことを発明してしまったっていうか、ま、それはもう日本だけじゃなく、その感覚がどんどん世界に広がってってくっていう。
なんかこれ、最近自分の中でぼんやり考えてたこととどんどん結びついちゃうようなことだなと…この話しだすとダメだな…終わらないな(笑)フィッシュマンズのことを語り出すと熱っぽくなってしまうんで(笑)」

このメッセージを受けて、茂木さん自身も「空間で伝えるってすごくしっくりくる。僕もそういうとこが好きっていうか。言葉だけで全部結論を出しているわけでもなく、言葉からこぼれ落ちてくる余韻みないなものを楽器とかが鳴らしているような。言葉にならないような気持ちみたいなのも全部含まれるっていうか。みんなで鳴らしてるっていう感じかな。フィッシュマンズの活動の初期でダブって気持ちいいね!みたいなところから始まったけど、佐藤くんの作る曲、言葉とかにダブっていう手法がすごくしっくりきたっていうところも重要。ただ好きだからやってる、じゃなくて必要不可欠なものになっていくというか、後々。」
そんな音の話から、サウンドエンジニアのZAKさんのお話へ。

ZAKさんがフィッシュマンズに参加するようになったきっかけ、メンバーがスタッフを説得してZAKさんをチームに迎えたお話も。
そして、プライベートスタジオ「ワイキキビーチ/ハワイスタジオ」での佐藤さんの歌入れについて、プライベートスタジオだからできたレコーディングのお話もたっぷりと聞かせていただきました。

そして、「私とフィッシュマンズ」、2組目はクラムボン原田郁子さん。
「私がフィッシュマンズと出会ったのは「空中キャンプ」が最初。
1曲目のイントロがなって、リズムが始まって、歌声が聞こえてきて。なんというのかな、とっても異質…なんですけど、音と音の間にスペースがあって、今まであまり聞いたことがないなっていう。なにっていうジャンルとも誰みたいとかでもなく、もうすごくオリジナルなサウンドだなっていうのは一聴してわかるんですけど、サウンドでもそう感じて、ひとつひとつのフレーズ…一緒に口ずさめるぐらい、音の組み立てとうかそのフレージングとかリフもすごく表情があって、その曲の世界を伝えていて。
サウンドのまず気持ち良さとか、すごく自分にフィットするなっていう感覚があって、佐藤さんの声もやっぱりちょっと聞いたことがない声、やっぱり異質なんですよね。
すごく高いところから低いところまで、なんか本当に泳ぐみたいに歌うな〜って思って。で、言葉を聞いていても、そういうところを描写する人って、いたかなっていうような。
見てる世界の切り取り方とか言葉の選ぶセンスみたいなものが、全て立体的に合わさって、ぶわんって、自分のところに届いてきた、なんかあの時の衝撃っていうのは本当になんとも言葉では言い表せないですけど。
でもどっかでなんか自分はこうちょっと救われたような気持ちにもなって安心して、一人になれるみたいな。その音の中で。
「空中キャンプ」「LONG SEASON」「宇宙日本世田谷」「ゆらめきIN THE AIR」っていう風に、こうリアルタイムで、そこからは聴くことができて、その間に遡っていって、デビューの頃ってこういうサウンドだったんだっとか、こういう声だったんだなということを知ったり。やっぱり突然「空中キャンプ」のような音楽が生まれたわけじゃなくて、フィッシュマンズの人たちも、磨きながら磨かれながら、おそらくですけど、デビューしたころは誰々っぽいねとかいろいろ言われたと思うんですけど、でもそこからこうオリジナルの、他の追随を許さないような確固とした音楽を生み出すようになっていく、その変化っていうのも、すごく励みになったっていうか、こんな風に変わっていっていいんだっていうような。ライブも本当に、音源で聴いてた歌の立体感がより、その大きさたるやというぐらいの空間になっていて、私身長が155cmとか156cmぐらいしかないんですけど、自分がまるまる譲さんが出してるベースの低音にヒタヒタに浸かるぐらい…もう、ズーンって。
もうずっと鳥肌というか産毛が逆立っているんじゃないかっていうぐらい、LOWが出てて。
そんなライブをそれまで経験したことなかったので、日本でこんな音を出してライブやってる人たちがいるんだっていうのも、もう一つの衝撃だったんですよね。
バンドメンバーもすごく集中しているし、ソリッドというか、和気あいあいっていうんじゃなくて、一音を出す緊張感とか、すごくロックというか、反骨精神みたいなものも感じて、それも凛としてみえた。フィッシュマンズを通して、バンドってぶつかったりも、いろんなことがあるけど、バンドっていう共同体ってなんなんだろうねって、フィッシュマンズを見ながら、それは今でもいろんなことを見せてもらったり、教えてもらったり、励みになったり、驚いたり、感動したりそんな風に受け取っています。」
郁子さんからのメッセージを受けて、フィッシュマンズで音を出すことへの緊張感の話へ。
「ただみんなで楽しいってだけでは済まないようなところに曲のクオリティ上がっていったというのもあった。バンド全体としても、そんな簡単にこの曲が消費されてたまるか、みたいな反骨精神的にはそこじゃないかな。」と茂木さん。
そして佐藤さんがメンバーに曲を持ってくる過程で、どれだけ吟味しているのか、ファンには分かり得ない貴重なお話を聞かせてもらいました。

最後の「私とフィッシュマンズ」は、UAさん。
「(フィッシュマンズに)自分の感性の中でがっつりハートを掴まれ、魂にまで触れたと感じたのは、UAとして東京に来てデビューするかしないかという時期。
淡島通りに住んでて、そこにレコードもCDも売ってる「月光堂」で「空中キャンプ」が売られているのを発見。あのジャケットとともに、ものすごく新しさを感じた。そこからドがつくほど「空中キャンプ」にハマり、自分の人生でこの「空中キャンプ」ほどヘビーローテションしたのはないのではないかと言っても過言ではない。
ライブにもなんども行かせてもらってたんですが、リキッドルームかな?本当に音に体ごとを持っていかれるような、後にも先にもあの時だけなんですけど、天と地がひっくり返るような感覚になって、倒れてしまったことが。音に飲み込まれるような感覚に。それぐらい、原体験として、日本の、そして東京のサウンドもヤバイなと。
特に好きな歌詞とか曲とか…カバーさせてもらったり、フィッシュマンズのライブでも歌わせてもらっている「頼りない天使」はもちろん、「新しい人」はとんでもない歌詞だなと。歌うのも本当に大好きで。
そんな中で今回選んだのは、フィシュマンズで歌唱させてもらってはないですが「すばらしくてナイスチョイスな瞬間〜♪」(すばらしくてNICE CHOICE)。なんいう小気味のいい歌詞でしょうか。展開もすごいですし、なにより「あ〜やられそうだよ、なんだかやられそうだよ、もう溶けそうだよ」ですね。
ここが本当20代の自分にとって「なんなんだこの佐藤さんという人のこの感性は」と。肝っ玉をつかまれたような。
マジック、奇跡、ミラクル、どんな言葉をもってきても足りないような気持ちがするけれど、なんだろね、時代が生んだ、東京が生んだ、歴史に残るバンドサウンドですね。
歌ってみればみるほど、するめのように味がでてくるっていうね。
若い世代がみんな歌ってますよね。日本のスタンダードになってきてるかなと。
欣ちゃん、これからも死ぬまでフィッシュマンズは続きますね。音楽はソウルは、いつまでの残ります。永遠なので。私たちは音楽をずっとやり続けてまいりましょう〜」 
UAさんのメッセージをうけて、茂木さんは「ずっと鳴らしていく音楽って本当に思うし、スタンダードって言ってくれてたけど、やっぱ時代を超えてるんだなって思いますね。いろんな人が歌って、その人が歌うとまた別の景色が立ち上ってくるというか、そういうのもやっぱり僕はすごく魅力的なことだなと思っていて。だから辞められないってのもあります。」
今、フィッシュマンズの音楽を若い世代が歌っていることに関しても、「どんな風に料理してくれてるのか聞いてみたい!」と嬉しそうに語ってくれました。
そして、「全然偉そうなつもりはないんだけど…フィッシュマンズに気づいたら、絶対みんな離れられないだろうなって、一音楽ファンとして思います」とも。

佐藤さんがいなくなった今でも唯一のオリジナルメンバーとして音楽を響かせ続けていることに関して、2005年にベストアルバムの選曲をしていた時、曲を聴き返して「もう逃れられない、これからもずっとこの曲をライブ演奏しないなんてあり得ないよねって。いい曲はもちろん大切にしまうって方法もあるかもしれないけど、フィッシュマンズってやっぱライブバンドだし、ライブでどんどん楽曲の表情がかわっていくっていうのも、フィッシュマンズの音楽の魅力のひとつだよなって。その役目はずっとやっていかなくちゃって。」

みなさん、安心してください。フィッシュマンズは、これからもずっとずっと続いていきます。

番組内でお届けしたナンバーは…
♪疲れない人…1995年3月29日「Oh! Mountain Tour」心斎橋クラブクアトロ。
この時期のサポートギターは、カスタネッツの小宮山聖さん。
♪SEASON…エンジニアZAKさんも大好きという1996年のシングルを茂木さんセレクトで。
♪感謝(驚)…2019年9月7日「OTODAMA’18-‘19〜音泉魂〜」@泉大津フェニックス
…参加ボーカルはハナレグミ、原田郁子、bononos蔡忠浩、Yogee New Waves角館健悟
♪すばらしくてNICE CHOICE…UAさんが「肝っ玉を掴まれたような曲」とセレクト。
聞き逃した方は、是非タイムフリーで!
Whole Earth RADIO | FM COCOLO | 2021/07/04/日  17:00-18:00 radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210704170000

◆フィッシュマンズ オフィシャルサイト
http://www.fishmans.jp

◆映画:フィッシュマンズ 公開中!
https://fishmans-movie.com

本日17:00〜の「Whole Earth RADIO」は、#フィッシュマンズ 特集 パート2![7.11 sun]

フィッシュマンズが生み出したサウンドと、1999年に急逝したボーカル佐藤伸治が遺した言葉が、時代、世代、国境を超えて愛され続けているのは何故なのか... 現在も、大切に”フィッシュマンズ”を伝え続けているオリジナルメンバー、ドラム茂木欣一とともに解き明かすスペシャルプログラム。
2週目は、UA、ハナレグミ、原田郁子(クラムボン)からのメッセージに、レアなライブ音源もオンエア!

★フィッシュマンズのドキュメンタリー映画も大好評公開中!
「映画:フィッシュマンズ」オフィシャルサイト https://fishmans-movie.com

7/11(日)17:00〜の「Whole Earth RADIO」は、#フィッシュマンズ 特集 パート2![7.9 fri]

フィッシュマンズが生み出したサウンドと、1999年に急逝したボーカル佐藤伸治が遺した言葉が、時代、世代、国境を超えて愛され続けているのは何故なのか... 現在も、大切に”フィッシュマンズ”を伝え続けているオリジナルメンバー、ドラム茂木欣一とともに解き明かすスペシャルプログラム。
2週目となる今週は、UA、ハナレグミ、原田郁子(クラムボン)からのメッセージに、レアなライブ音源もオンエア!

★フィッシュマンズのドキュメンタリー映画も、今日から7月9日(金)公開!
「映画:フィッシュマンズ」オフィシャルサイト https://fishmans-movie.com

7/4オンエアの1週目を聞き逃した方は、タイムフリーで是非!

Whole Earth RADIO | FM COCOLO | 2021/07/04/日  17:00-18:00 radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210704170000

#フィッシュマンズ スペシャルのWhole Earth RADIO、パート1をお届けしました。[7.4 sun]

第1週目の本日は、フィッシュマンズのメンバー、ベースの柏原譲さん、
キーボードのHAKASE-SUN、デビュー当時から90年代の活躍を知る、
同じ時代を過ごしたミュージシャン仲間から、BIKKE さん(TOKYO No1.SOUL SET) 、
東京スカパラダイスオーケストラ沖祐市さん、大森はじめさんからの貴重な証言メッセージを
いただきました!
さらに、ちわきまゆみがFM802で担当していた番組で収録したフィッシュマンズのレアな
ライブ音源も一部オンエア。

柏原譲さん&HAKASE-SUNからのメッセージでは、ロンドン、メトロポリススタジオでの「ORANGE」レコーディング時のお話、音の良さ、アンプの鳴りのすごさ、当時フィッシュマンズの中でおこっていた「HIP-HOPブーム」や、太い音楽を追求していた時期、また当時佐藤さんのメロディに対する強いこだわりについてなどお話いただきました。

そこから、デビュー当時のレコーディングのお話へ…
デビューアルバム「Chappie,Don’t Cry」は元MUTE BEATのこだま和文さんプロデュース。
こだまさんがフィッシュマンズのメンバーに示した方向性についてのエピソードも。
そして、2ndアルバム「KING MASTER GEORGE」は、窪田晴男さんプロデュース。
様々なアーティストを手掛けてきた窪田さんのエッセンスが反映されたお話も。

20代のメンバーの姿をみることができるのが7/9から公開の「映画:フィッシュマンズ」。
茂木さん自身が知らない貴重な映像満載、そして茂木さんが「映画の話をもらってやろう!って思った限りはこの1回限りで成立させる大事なタイミングなのかも…」と思って、メンバーに出演依頼した話も聞かせていただきました。

90年代、同じ時代を過ごしたミュージシャン仲間からのメッセージ、
まずは、TOKYO No1.SOUL SETからBIKKE さんでした。
「フィッシュマンズ「空中キャンプ」は衝撃。あの頃の自分は誰にも負けていない、1番だと思っていましたが、初めて敗北、挫折みたいなものを感じました。その頃から、勝手にライバルだと思ってました。ライブに関しても常に新しいことを取り入れて、  正直羨ましいなと思いながら、フィッシュマンズのライブを堪能していました。
緻密に計算されたサウンド、そして解放。自由。殺気に満ちた佐藤くんの佇まい、そして声。
全てがステージの上にあったように思います。
最近では海外でも評価が高いそうですが…まぁ、とにかく、1番だと思ってましたから、そりゃそうだなって。そして、「LONG SEASON」には衝撃を受けました。それを持って、よし、誠実に音楽をやってみようと思って、SOUL SETではないですが、ナタリーワイズで「raise hands high」という30分超えの曲を一生懸命作りました。そのぐらい奮起させる曲が「LONG SEASON」だと。そして、欣ちゃん、いい歳なんで、体に十分気をつけて楽しい人生を送ってください。」

続いては、東京スカパラダイスオーケストラ沖祐市さん、大森はじめさんからのメッセージ。
「フィッシュマンズとの出会いは、90年代。野音とかイベントで対バンが多くて、圧倒的な個性を放っていたのが印象的。緻密だけどライブバンドっていう。ボーカルの佐藤くんの存在があって、詩の世界は、自分の感覚とか紡いでいくもの。そこに浸るひとりのシンガーソングライターでもあるんだけど、やはりバンドとしてリズム隊が作り出すブレイクビーツだったり、ぶっといものがあったときに、全く違う新しい見え方になるっていう。それがバンドマジックっていうかね。
(LONG SEASONについて)さすがフィッシュマンズ!シンプルなコード進行なんだけど、情景がどんどん変わっていく。こういう見たことがない世界を繰り広げてくれるのも、外国の人にも届いている理由なんじゃないかなと。韓国に空中キャンプってお店があるぐらい。音楽だけを媒介にして世界に伝わっていく感じって、スカパラも世界に発信してますが、そういうところが音楽の素晴らしさだよなって。欣ちゃんのドラムの中にロック魂を感じる。繊細で緻密なドラミングもするんだけど、一度火がつくとロック魂がバーンって炸裂して。そういうエネルギーを感じる。佐藤くんが亡くなったのはめちゃめちゃ大きなことだったけど、今でも欣ちゃんを中心に音楽をどんどん引っ張っていってるってのは、リスペクト。常にポジティブでやってることに共感してます。応援してます!これからのフィッシュマンズ楽しみです!」

これを聞いた茂木さんは、「(スカパラは)コラボレーションをよくするからいろんな受け皿が大きいというか。それやった方がいいよってすごく言ってくれてたし、フィッシュマンズが止まってた時も。常に鳴らした方がいいよって言ってくれてたのは、スカパラのみんなだったってことが、僕にとって大きかった。」フィッシュマンズをやり続けるモチベーションのひとつとして、スカパラがあったお話も。

番組内でお届けしたナンバーは…
♪ひこうき…デビューシングル
♪なんてったの…佐藤伸治&HAKASE-SUNの共作
♪ナイトクルージング with TOKYO No.1 SOULSET…1997年5月31日「ROCK AROUND KOBE vol.5」@神戸チキンジョージ

“フィッシュマンズ”が「現在進行形で鳴るべき音楽だよね」「佐藤くんの言葉ってタイムレス。時代を超えて届く言葉。」「自分にとってフィッシュマンズは栄養みたいなもの。生きるための。」茂木さんからまっすぐにこの言葉が聞けたことに感動しています。

聞き逃した方は、是非タイムフリーで!

◆フィッシュマンズ オフィシャルサイト
http://www.fishmans.jp

◆映画:フィッシュマンズ
https://fishmans-movie.com


本日17:00〜の「Whole Earth RADIO」は、#フィッシュマンズ 特集 パート1![7.4 sun]

フィッシュマンズが生み出したサウンドと、1999年に急逝したボーカル佐藤伸治が遺した言葉が、時代、世代、国境を超えて愛され続けているのは何故なのか... 現在も、大切に”フィッシュマンズ”を伝え続けているオリジナルメンバー、ドラム茂木欣一とともに解き明かすスペシャルプログラム。
今週は、フィッシュマンズベースの柏原譲、キーボードのHAKASE-SUN、TOKYO No.1 SOULSETのBIKKE 東京スカパラダイスオーケストラ沖祐市、大森はじめからのメッセージも!

★フィッシュマンズのドキュメンタリー映画も、7月9日(金)公開!
「映画:フィッシュマンズ」オフィシャルサイト https://fishmans-movie.com

「90sカルチャー・リヴァイヴァル」[6.21 mon]

■放送:2021年6月20日(日)17:00-18:00
■DJ:ちわきまゆみ
■ゲスト:松村正人/野田努(ele-king)

日本が世界でもっともレコード店の多い国だった10年間。
渋谷系、アシッド・ジャズ、ハウス、テクノ、ヒップホップ、レゲエ、
オルタナティヴ、Jポップ、エクスペリメンタル……若者文化が音楽文化と同義であった時代。
そんな1990年代の日本産の音楽を紹介する『90年代ディスクガイド 邦楽編』を手に、
時代のカルチャー・シーンを振り返った1時間。

GUESTにお迎えしたのは、『90年代ディスクガイド 邦楽編』を監修した
松村正人さん、野田努(ele-king)さん。
★お二人それぞれが感じた、1990年代の空気感
★90年になって生まれたクラブカルチャーについて、
★その当時の大阪のシーンについて 

・・・まだまだ続きそうな90年代の音楽話・・・はここで時間切れ!
続きに期待!

〜〜〜そんなお話と共にON-AIRした PLAYLIST〜〜〜

M.1) GROOVE TUBE / FLIPPER'S GUITAR [松村正人セレクト]
継続として、80年代からグラデーションとしてスライドさせて行く存在としての象徴

M.2) KAME LIFE / 電気GROOVE[野田努セレクト]
共著として「電気グルーヴ 俺のカラダの筋肉はどれをとっても機械だぜ」「テクノボン」といったテクノ著書を出版した同郷の友人

M.3) EAT&BUY&EAT feat. MC Twiggy / AUDIO SPORTS [野田努セレクト]
M.4) Talking Drums / 田中フミヤ[野田努セレクト]
90年代の大阪のクラブシーンについて語ったところで、関西の90年代として

M.5)ACID POLICE / BOREDOMS [松村正人セレクト]
影響を強く受けた方々(松村くんはボアダムスが一番好きなんですよ 笑 野田努談)

M.6)ナイトクルージング / FISHMANS [野田努セレクト]
90年代前半と後半で音楽の景色ががらっと変わった中で 90年代後半の風景を感じる象徴




[今回参考にしたガイドブックはこちら ]
『90年代ディスクガイド 邦楽編』(ele-king books)監修:松村正人+野田努
https://p-vine.jp/music/isbn-978-4-909483-96-6

[radikoによる タイムフリーはこちらから]
Whole Earth RADIO | FM COCOLO | 2021/06/20/日  17:00-18:00 radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210620170000

松本隆と最果タヒ[6.13 sun]

今年3月に、詩人・最果タヒさんの詩の世界を取り上げでお届けした
「”Whole Earth RADIO〜もしもし、こちら最果です」の中で、
最果さんが尊敬してやまない作詞家の松本隆さんをスペシャルゲストにお迎えした
スペシャルトーク、オンエアできなかった貴重なトークが実はたくさん残っていた!と
いうことで、今回「完全版」としてお送りしました!


★最果タヒさんが「松本隆の詞」に出会ったのは…
10代の頃、ロック名盤の本を買って、順番に聴いていった時に、はっぴいえんど に出会った。「え!!なんか…歌詞がスゴイ!言葉自体が音楽になってる!」と思ったのが、自分にとっては革命が起きた、みたいな。そこから言葉を書く人になりたい」と強烈に思うように。

★言葉とリズムの関係性について…
ドラマーでもある松本さん「リズムがいい言葉ってある。詩は韻文。小説なんかはダラダラ書いててもいいんだけど。詩はやっぱりリズムがあった方がみんなが楽しい。」と。
最果さんは「体の中で響いて繰り返して記憶の中に残っていくうちに、だんだん意味が染み込んでくるとか。なぜかわからないけど、すごい好きだなって思ったのが、何年かしてから理由がわかるとか…歌の言葉にはある。言葉が何重にもいろんな意味が込められているのが、何重にもなってるままで渡してくれる瞬間の歌詞ってあって。そういうのがやっぱり面白い。」

★説明しない言葉と言葉の間、行間について…
松本さんは「僕は、説明は全部とっちゃいますから。(笑)」
最果さんは「歌詞が好きになったのも、文脈がとんでる方がむしろカッコよく見えるのが歌詞の言葉だと思って、10代の頃好きで夢中になったので。自分で書いてても、説明になってるなと思ったら、全部ボツにしたりします。」

★同じ言葉でも、歌う人が違うと印象が違う、ということについて…
最果さんは「同じメロディーで同じ言葉を歌っているのに言葉の見え方が変わるのはすごいい面白い。はっぴいえんどを初めて聞いたのが「春よこい」。”お正月”とか”こたつ”という言葉ってこんなにかっこよかったっけ?と思った。メロディーと言葉が不思議な組み合わせで。"お正月"とか”こたつ”とか言葉の中に情緒もあるし、メロディーとしての情緒もあるけど、どちらも支え合ってない。両方がすごく研ぎ澄まされている。だからこそ、すごく高いところで重なり合っている感じがする。」

★はっぴいえんど 『12月の雨の日』タイトル秘話
「はっぴいえんど は9月ぐらいにメンバーが集まって、まずは大滝、細野、松本ではじめようかって。何作ったらいいかわからないんだよね。僕は詩を書けって細野さんが言ってたから、詩を書こうと。でもそれまで書いてないんですよ、ほとんど。だから、下積みゼロ。いきなりはっぴいえんど、いきなりゆでめん。あれがほぼ処女作。その中でも“春よこい”と”12月の雨の日”が1番最初に作った。それも同じ晩に作った。大瀧さんの部屋に行って。そこで詩を2つ書いて…。最近調べた人がいて。1960…何年だっけな(笑)…の12月に雨が降った日は1日が2日しかなくて、11月30日なんですよ、1番可能性が高いのが。11月30日に、雨が降ってて、それは確かに記憶がある。詩を2つ書き上げたら帰ったんですけど、その時には明けて、12月1日になってるんです。だから “12月の雨の日”ってタイトルになって。最初、詩を渡した時には“雨上がり”ってタイトルだったのね。途中で僕、変えたみたいで。ちょっと弱いなと思ったみたいだね。」

★タイトルに関して…
松本さんは「タイトルをまず考えますね。で、別にそのタイトルじゃなくてもいい、みたいで、途中で変わっちゃうことも多い。人から言われたり…例えば、角川映画で映画の主題歌作ってね、”主題歌になったら映画のタイトルになるからね”って言われて、”あぁ、そう”って言って。『探偵物語』ってついてたり…(笑)。詩の中身とは全く関係ない『探偵物語』で(笑)なんとなくそれで、みんないいことになっちゃう(笑)」

★はっぴいえんど『かくれんぼ』の歌詞の誕生秘話
最果さんは「冒頭の2行が情景描写。三人称にも一人称にもどちらにもみえる。私が出てこないから。でもその歌詞の後に「私は熱いお茶を飲んでる」と出てきて、それまで聞いてきた言葉は肉体を介して見ていた景色なんだとわかる。言葉単体で小説とか詩とか本で読む言葉の魅力の良さがある。普通、歌の言葉って消えていくもの。その場その場できらめく言葉がパパッと映るのが歌詞の魅力の一部でもある。でも、それと同時に本で読むのは残っていく。視界にも残っていくし読む人も残していくつもりで読むから。その中で言葉が自分に急に近づいてきたり、急に体を持って現れたりとかした時の「ハッ」という緩急によって心が惹きつけられるみたいなのが、両方ある。松本さんの歌詞には。何年経って読んでも「これすごいな...。歌詞でこれができるってすごい...」と思う。」を歌詞を分析。
松本さんはこの歌詞に関して、「渋谷に道玄坂ってあって。途中に百軒店っていう小さなお店がいっぱい詰まった路地がってね。そこにブラックホークっていうロック喫茶があったんですね。そこに昼間行って、ぼーっと一人でコーヒー飲んで、暇だから詩でも作ろうかなと思って、そこでサラサラって書いた(笑)。昼なのに暗くて、曇りガラスみたいなところから陽がさしててね。その頃は、タバコ吸ってる人が多かったんで、みんなが吸うタバコが雲みたいにたなびいてるわけ。なんかそのたなびいた感じが雲みたいって思って。それで“曇った冬の”って、出だし書いたら、大瀧さんが間違って「曇った空の」って歌ったんだよね、確か(笑)で、その間違えたまんま、世に出ちゃったから、そっちの方が正しくなっちゃって(笑)僕、歌入れも同時に聞いてたんですけど、全然自分でも気づかなくて…半分は僕の責任だなと思って(笑)そのことはずーっと内緒にしてきたんだけど、(大瀧さんが)亡くなって随分経つから、もういいやと思ってね(笑)」
そうお茶目に話す松本さんに、この歌詞から衝撃を受けていた最果さんは、「受け止めきれない…(笑)でも、まぁそういうものですね。さらさらっと書かれたものがずっと残る。で、見る人にとってはすごい重いものに…」とおっしゃっていました。

★松本隆さんが最果タヒさんに対して思うこと
「ずっと現代詩は死んでたと思ってたんだけど、最果さんが出てきて、あ〜、詩人はまだ生きてたと思ってね。日本の、“寺”の方の詩をひとりで背負ってたってると思う。」「古い詩人はたくさんいい人いますから…萩原さんとか、中原さんとか、宮沢さんとか…。僕らの世界って、新作作ってポンっとテーブル置くとね、昔の偉人とかと比べられるんですよね。特に、クラシックで新作作ったら、僕は詞だからいいんですけど、作曲家の人はいきなりベートーベンと比較されたり。可哀想だよね(笑)僕は詞だから、C調に作ってますけど(笑)。最果さんも同じで、そういう偉人たちにもまれて…苦しんでください(笑)」

★言葉が時を越える…と思われることは?
松本さんは「古事記を詞にして、藤舎貴生っていう横笛奏者が作曲してくれて京都の南座で発表したことがあってね。その時に思ったんですけど、面白いです、日本は(笑)。神話の時代から一生懸命言葉を書いてる人たちがいて、和歌の原型もあるしね。なんか、面白いです。そういうことも、僕はこれからやりたいけどね。」

★全てを語らない…詩を書く際に削る作業、選ぶ作業について
最果さんは「全てを語ると台無しになると思っているんです。単純にいいなと思う風に書けてる時は、余計なことを言ってない時なのかなと。自分自身がいいなと思っている歌詞とか言葉とかって、聞き手とか読んでる人をこっちだよって案内しようとしないんです。聞き手が、「あ!これはあのことかも!!」って思えたりとか、あかるい歌に聞こえるとか、自分の悲しみにあっているなと思う時って、その人が手を伸ばして、その人が受け止めにいっていて。その時、歌詞側、言葉側がコントロールしようとしてないのをすごく美しいと思うから、自分が書いてても、自然と削ろうというよりは、自然とそっちの方向に行けた方が、自分が書いてて楽しいし、面白いって思いますね。」

★言葉を受け取り手に任せること
松本さんは「なんか描きたいんだけど、説明しても、描いたことにならないっていう感じ。僕の場合、なにかをやりたいって思ったら、周りを一生懸命作っていくんですね。結構、克明に語っています。ディテールを積み重ねるっていう感じなんだけど。で、本体はなにも書かないみたいな。すると周りのディテールがなんとなく本体をホログラムみたいに描いてくれるんだよね。そっちの方が正しいんじゃないかなって。」
最果さんは「松本さんの歌詞を読んでると、言わないことで本当になってるっていうのが、いくつもあるというか、それが、むしろ…これを歌っている言葉の僕とか私とかの目の光みたいなものを信じられるって思うんです。この瞬間に。その人が何を見てるかとか、どんな時間を過ごしているとか、そういう部分がば〜っと見えてく中で、その人が見つめてる、そのひとつだけがわからないけれど、それだけが歌全体として最後の自分の中に残っていて、それを信じられるみたいな感覚になる時があって。それって詩とか言葉を読む体験として一番…“読んだ!”って感じがする瞬間ですよね。」


*************************

「最果さんにこれだけ褒められると、また新しいファンが増えちゃったり、若い女の子の…(笑)最果さんにこんなに分析されるとね(笑)。」と茶目っ気たっぷりお話してくださる松本隆さんの笑顔が印象的、そしてその松本さんに「最後の詩人」と称され、「火を絶やさないように」と言われて、恐縮しきりの最果タヒさん。お2人が感性で繋がっているんだな〜ということがわかったスペシャルトークでした。

最果タヒさんならではの視点で、解説、分析する松本隆さんの歌詞の世界…聞き逃した方、もう一度聞きたい!という方は、ぜひタイムフリーで!


◆最果タヒ最新情報◆
http://tahi.jp
現在、神戸三宮の再整備「KOBE VISION」の街中(まちなか)アートプロジェクトで「最果タヒと街の風景」と題された作品を展示中。
古部市役所本庁舎2号館解体工事の仮囲い(約100メートル)と、「こども本の森 神戸」建設工事の仮囲い(約50メートル)の2ヶ所に、最果タヒさん書き下ろしの作品約40点を展示。
期間は10月まで。


◆松本隆最新情報◆
7/14に、作詞活動50周年を記念して、時を越えて愛される松本作品をカバーするトリビュートアルバム「風街に連れてって」がリリースに。
https://columbia.jp/matsumototakashi/


今日17時からのWhole Earth RADIOは「松本隆と最果タヒ」[6.13 sun]

radiko.jp/share/?t=20210613170000&sid=CCL
今年3月に、詩人・最果タヒさんの詩の世界を取り上げでお届けしたこの番組の中で、
最果さんが尊敬してやまない作詞家の松本隆さんをスペシャルゲストにお迎えした
スペシャルトークの模様を「完全版」としてお送りします!
最果タヒさんが分析する松本隆さんの歌詞の世界。そして、松本隆さんも認める最果タヒさんの詩への想い。1時間ゆっくりお楽しみください!
進行は、池田なみ子でお届けします!

「フットボールがもたらすもの ~大阪の未来をつくる、ヨドコウ桜スタジアム」[6.7 mon]

■ON-AIR DATA 2021年6月6日(日)17:00-18:00
■DJ:野村雅夫
■スポーツキャスター: 西川大介
■ゲスト: 森島寛晃(株式会社セレッソ大阪 代表取締役社長)
      藤本康太 (セレッソ大阪 アンバサダー)
      梶本宗一郎(株式会社竹中工務店)


DJ 野村雅夫、そして、スポーツキャスター 西川大介が
セレッソ大阪のホームスタジアムとして完成したばかりの「ヨドコウ桜スタジアム」を取材。
そのレポートともに、
3名のGUESTに取材。

1・かつて、セレッソ大阪の選手として活躍した藤本康太 (セレッソ大阪 アンバサダー)さんからは、スタジアム見学直後の感動とともに取材。
選手目線として、そして、アンバサダーとしてサポーターに感動を与える立場として
スタジアムの特徴を語っていただきました。

2・このスタジアムの建築に携わった梶本宗一郎(株式会社竹中工務店)さんからは、建築物として、このスタジアムならではの特徴をたっぷりと語っていただきました。

3・森島寛晃(株式会社セレッソ大阪 代表取締役社長)には、このスタジアムの今後どのように街のシンボルとして育っていってほしいか夢を語っていただきました。

〜クラブやスタジアムの存在が、地元のまちと人々の日常にもたらす活力について、1時間お送りしました。

[セレッソ大阪 HOMEPAGE ]
https://www.cerezo.jp

[ヨドコウ桜スタジム HOMEPAGE ]
https://www.sakura-stadium.jp

[ Playlist ]
M.1) ALL TOGETHER NOW  /  THE FARM
M.2) iDale Dale!〜ダレ・ダレ!〜feat.チバユウスケ /  東京スカパラダイスオーケストラ
M.3) Higher Power  /  COLDPLAY
M.4) WAVIN' FLAG  /  K'NAAN


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Whole Earth RADIO | FM COCOLO | 2021/06/06/日  17:00-18:00 radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210606170000

今回のTOPIC[ポップカルチャー2021 ハーフタイム] 後編(DJ:野村雅夫 / ゲスト:#田中宗一郎・#宇野維正)[5.24 mon]

2週にわたって 、今年前半のミュージック・シーンを振り返る後編。

★田中宗一郎と宇野維正『2010s』(新潮社) の著者コンビが、「Whole Earth RADIO」に半年ぶりに登場。
今回は、海外そして日本で、今最も注目するアーティストと楽曲を出し合い評じていきました。

田中宗一郎
1・今年、一番(笑)撃を受けた曲
      → WHAT'S NEXT  /  DRAKE
2・英国のBLACKの女性の声がグローバルにシェアされるきっかけとなったのでは?
  →  STOP THIS FLAME  /  CELESTE

宇野維正
1・今6月9日にNEW ALBUM タイトルが「音楽」をリリースする重要性
  → 緑酒  /  東京事変
2・今年上半期の日本のドラマ事情 
      → Presence I(feat.KID FRESINO)  /  STUTS & 松たか子 WITH 3EXES


ポップカルチャーとしての音楽の聴き方を学べる、必聴の1時間

タイムフリーでぜひお聞きください。
Whole Earth RADIO | FM COCOLO | 2021/05/23/日  17:00-18:00 radiko.jp/share/?sid=CCL&t=20210523173143

参考:『2010s』 宇野維正 (著),田中宗一郎 (著) https://www.shinchosha.co.jp/book/353131/