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物見遊山

門上西林 物見遊山 【#315/2022.10.15】[10.15 sat]

<今夜のトークテーマ>
『レコードジャケット』

<西林選曲>
Autumn in New York / Kenny Burrell

<門上選曲>
Daybreak / Harry Nilsson

<ラストソングの選曲テーマ>
「虫」
セレクター:西林初秋
Butterfly /Jamiroquai

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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今回のテーマは「レコードジャケット」。若き日のアンディ・ウォーホルのイラストが印象的なケニー・バレルの「ブルー・ライツ」から1曲選びました。
番組のなかでも話題にあがったのが、ウォーホルとルー・リードの化学反応から生まれたヴェルヴェット・アンダーグランド。中心メンバーのルー・リードとジョン・ケイルは1968年に決別します。その21年後、ウォーホルの追悼のためにふたりは無観客ライブを行います。その記録を映画にしたのが「ソングス・フォー・ドレラ」。10月末からの公開のまえに観賞する機会を得ました。
リードのギター、ケイルのピアノとヴァイオリン。そして歌だけのシンプルな構成。ウォーホルに対する問いかけ、またはウォーホル自身が語る設定の、リードとケイルの書き下ろしが15曲。過去の悔恨と増悪と情愛が微妙で緊密なバランスで残りながらも、知らぬふりをして淡々と演奏するふたり。コロナ禍でもないのに離れて舞台にたつその距離がなにかを暗示しているようです。特筆すべきは4Kレストアの技術。16ミリフィルムの画面と音のままなら、過去を振り返る感傷に終わっていたことでしょう。ちなみにドレラとは、ドラキュラとシンデレラの意味で、ウォーホルのニックネームだそうです。

<西林初秋>