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物見遊山

門上西林 物見遊山 【#278/2022.1.29】[1.29 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月もお楽しみに。

※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。

<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/

●今夜の選曲●
<門上選曲>
St. Elmo's Fire (Man In Motion) / John Parr

<西林選曲>
新・仁義なき戦いのテーマ / 布袋寅泰

<ラストソング/テーマ「虎」>
セレクター:西林初秋
花の首飾り / ザ・タイガース

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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番組では、西林さんも僕も映画の本を取り上げた。偶然だが、どこかで波長があっているのだろうと喋るながら思っていた。
僕は川本三郎さんの著作を2冊選んだ。そこで翻訳家としても素晴らしいと話し、そのきっかけになったのがトルーマン・カポーティの「叶えられた祈り」という作品である。この本を読んだのはfmcocoloの「ラジオシャングリラ」というプログラムに出演の森永博志さんが、川本さんの翻訳をうまさを教えてくださったからだ。確かにキレの良い文体から受けるカポーティの世界観は心地よく、僕の身体の中に入っていった。つまるところ翻訳とは、日本語のうまさに大いに影響されるのだと感じていた。つまり、文体ですね。文体とはスタイルであり、その人の呼吸であり、息継ぎなのだと思う。このリズムが合えば、読み進む速度が早なることは、何度も経験している。だから、僕は川本三郎さんの著作に惹かれるのであろう。

<門上武司>