物見遊山
門上西林 物見遊山 【#243/2021.5.29】[5.29 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月もお楽しみに。
※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。
<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/
●今夜の選曲●
<門上選曲>
Destination / 伊藤銀次
<西林選曲>
さらば愛しき女よ / 内田裕也
<ラストソング/テーマ「魚(さかな)」>
セレクター:門上武司
買い物ブギ / UA
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は西林さんです。
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大きな仕事が終わったり、受賞の栄に浴したときには、自分へのご褒美として、ポケットマネーが許すかぎりの高価なシングルモルトウイスキーを買うことにしていました。この春、広告賞の銀賞が与えられたのですが、今回は別のものにしました。手にいれたのは、古本の山本周五郎全集全30巻です。
30代の後半に、毎夜、短編を1作読んで眠りにつくという時期があって、池波正太郎や藤沢周平もいいですが、心滅びる夜には山本周五郎がいちばんでした。それから約20年。昨年から再び“山周”を無性に読みたくなっていたのです。全集を眺めると読んでいない作品がたくさんあります。すぐに読み終えることはできないので、のこりは老後の愉しみ。もしくは万が一入院したときの時間つぶしです。入院にそなえては、他にもルパン三世テレビ番組全DVDとか、「失われた時を求めて」全10 巻とか、芥川龍之介や太宰治やグリアム・グリーンの全集を用意しています。どれもまだすべてを読み終えていません。試算をしてみたら、全集の山を制覇するには1年以上の入院が必要になるようです・・・。
<西林初秋>