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物見遊山

門上西林 物見遊山 【#208/2020.9.26】[9.26 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月もお楽しみに。

※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。

<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/

●今夜の選曲●
<門上選曲>
流れのままに / 上々颱風

<西林選曲>
Highway 61 Revisited  / Bob Dylan

<ラストソング/テーマ「セプテンバーもしくは9月」>
セレクター:西林初秋
58年9月、お世話になりました / 萩原健一

門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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晶文社という出版社で頭に浮かぶ人たち。
小野二郎、津野海太郎、平野甲賀、高平哲郎である。
小野二郎さんは、設立のメンバーであり、ウイリアムモリスの日本を代表する研究者だ。ウイリアム・モリスはイギリスの詩人、デザイナーであり「モダンデザインの父」とも言われる人物である。生活と芸術を一致させようとするデザイン思想と実践(アーツ&クラフト運動)は、多くのクリエーターに大きな影響を与えている。植物の文様の壁紙や造本における余白の割合(モリスの法則と呼ばれる)を編み出すなど、その仕事ぶりは今でもしっかり息づいている。
その仕事を、小野二郎さんは「思想の趣味化ではなく、趣味の思想化である」と表現された。この言葉は、ずっと僕の座右の銘のような存在だが、趣味ばかりが先行して思想が追いつかない人生とも言える。

<門上武司>