物見遊山
門上西林 物見遊山 【#200/2020.8.1】[8.1 sat]

毎月最初の土曜日のトークテーマ『映画』
今回は<私が好きな監督>
●今夜の選曲●
<西林選曲>
浅草キッド / ビートたけし
<門上選曲>
Relax / Frankie Goes To Hollywood
<ラストソング/テーマ「太陽」>
セレクター:門上武司
真赤な太陽 / 美空ひばり
門上武司・西林初秋が週替わりで担当する『放送後記』
今週の担当は門上さんです。
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我が敬愛する映画監督ブライアン・デ・パーマの作品について熱く語った。一番好きな作品は「ボディダブル」だが、印象的かつヒットした作品は「アンタッチャブル」。これはケビン・コスナー、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロという俳優の生かし方も見事である。番組内でも話したのだが、圧倒的なラストシーンは「戦艦ポチョムキン」の「オデッサ階段の虐殺」というシーンがヒントとなっている。乳母車と女性が、ギャングとポリスの撃ち合いの中にさらされる。この緊張感を見事なカメラワークで描き切ったデ・パーマのビジュアル・スタイリスト振りには驚いたものだ。
また分割スクリーン、手持ちキャメラ、パン、360度パン、ジャンプカット、天井撮り(俯瞰)、フイルムのが逆回転などなど、デ・パーマカットと呼ばれる映像の積み重ねは、いつ観ても新鮮であり、また観たいと思わせる魔力を持っている。
そして、僕にこの偉大なる監督ブライアン・デ・パーマの存在と素晴らしさを教えてくれた映画・音楽評論家の今野雄二さんが鬼籍に入られて明日8月2日でちょうど10年を迎える。番組が終わると、8月2日になる。何か不思議な縁を感じているのだ。
<門上武司>