物見遊山
門上西林 物見遊山 【#126/ 2019.3.2】[3.2 sat]
毎月最初の土曜日のトークテーマは『映画』
今回は「僕たちのアカデミー賞」
●今夜ご紹介した作品
▽作品名「ラッキー」
https://www.uplink.co.jp/lucky/
▽作品名「グレイテスト・ショーマン」
http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/
▽作品名「ライ麦畑で出会ったら」
http://raimugi-movie.com
▽作品名「ルージュの手紙」
http://rouge-letter.com
●今夜の選曲●
M① Blue Velvet / Tony Bennett & K.D.Lang ....(西林選曲)
M② Les Parapluies de Cherbourg (シェルブールの雨傘)
/ Michel Legrand.......… (門上選曲)
M③ Pink / Aerosmith
(エンディング・ソング) ...… (西林選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『ピンクあるいは桃色』
今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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アカデミー賞作品賞は「グリーンブック」でした。2年連続で白人ばかりが受賞したことに非難が集まった2016年。その後17年は「ムーンライト」、18年は「シェイプ・オブ・ウォーター」とマイノリティーを主人公にした作品が獲得しました。そして今年は、黒人のピアニストと白人の運転手のアメリカ南部での演奏ツアーを描いた「グリーンブック」。試写は見逃したのですが、脚本賞の「ブラック・クランズマン」は駆けつけることができました。スパイクリーのこの作品は、黒人の刑事が白人の刑事とコンビを組んでKKKの内部を捜査するというもの。両作品に共通しているのは、黒人と白人が連携して現実を乗り越えようとする点。対立ではなく、理解し合うことを描いて差別撤廃を訴えている点です。
「グリーンブック」も「ブラック・クランズマン」も20世紀のアメリカを舞台にしていますが、偏見と差別は現在も続いています。「ブラック・クランズマン」ではそのことがきっちりと強調されています。だからこそ大切なのは対立ではなく連携や連帯というメッセージ。そしてそれはアメリカの黒人差別だけのことではなくて、世界の各国へのメッセージでもあると思います。
さて、それはそれとして、「グリーンブック」が公開されたら、必ず映画館へ出向こうと思っています。
<西林初秋>