物見遊山
門上西林 物見遊山 【#108/ 2018.10.27】[10.27 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容は勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月の最終週の土曜日もお楽しみに。
※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。
<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/
●今夜のお届けした曲●
M① Don't Look Back / 宇崎竜童 ......... (門上選曲)
M② Nobody Told Me / John Lennon .. (西林選曲)
M③ 月光価千金 / 美空ひばり
(エンディング・ソング) .........…(西林選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『月』
今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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今回の「古本三千円1本勝負」では、インタヴューをまとめた本を紹介しました。わたしもいろいろな取材仕事でインタヴューをしているので、その手の本には興味津々。達人たちはどのような角度から、どのような方法で切り込んでいくのかを注目しながら読んでいます。
インタヴューの仕方は人それぞれ。メモをとりながらする人、しない人。レコーダーを使う人、使わない人。メモだけの人は、終了後、記憶がまだほくほくしている間に原稿を起こすのでしょうね。仕事がおわれば、なにはさておき酒場へ駆け込むわたしには、レコーダーのお世話にならないなんでできない相談。その分、メモはあまりとりません。インタヴューに集中したいからというのは言い訳で、メモしている文字をみられて「きたい字だな」とか「そんな漢字も知らないのか」と思われたくないからです。
とはいえレコーダーを使っていても失敗はあります。録音しているつもりができていなかったとか。取材から1、2週間後、〆切りに追われて原稿を書こうとしたときに気づいたりすると、もう目の前が真っ暗になりますよ。そんな修羅場は何回かありました。だから最近ではレコーダーの動作をこまめにチェックすることはもちろん、大切なインタヴューの場合は、iPhoneの「ボイスメモ」も起動させます。実はこの「ボイスメモ」が優れもの。少々離れたところからでもちゃんと言葉をひろってくれます。途中で電話さえかかってこなければこれ1台で十分なのですが・・・。
<西林初秋>