物見遊山
門上西林 物見遊山 【#95/ 2018.7.28】[7.28 sat]

一冊の古本から始まる話の旅。
話は転がって広がって。
本の内容や著者の思いは勿論、
時代背景なども垣間みることができる『三千円 一〝本〟勝負』。
来月の最終週の土曜日もお楽しみに。
※今回ご紹介した本は、
大阪・もりのみやキューズモールの「まちライブラリー」で
読んでいただくことができます。
<まちライブラリー ホームページ (もりのみやキューズモール)>
http://machi-library.org/where/detail/563/
●今夜おかけした曲●
M① Bemsha Swing / Thelonious Monk .........(西林選曲)
M② General Thunder / Julian Lage.........…… (門上選曲)
M③ 太陽野郎 / 寺内タケシとバニーズ
(エンディング・ソング)..........…(門上選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『光』
今回の『放送後記』の担当は門上さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
-----------------------------------------------
「ぼくの1日は散歩と読書で暮れていく。あの頃、ぼくらにはJ・J氏がいた。植草甚一の手書き日記でよみがえる、70年代の東京」という惹句が帯にある。
植草甚一コラージュ日記 東京1976。
植草甚一さんの日記はすこぶる面白い。
7月28日(土)8時に起きると台風の影響か風の音が聞こえる。締め切りが迫っている「あまから手帖」の原稿のことを考える。12時から鍼灸院にいって、身体を緩めてもらう。そこから大阪に出てゆき、友人の医者から高血圧の薬を処方してもらった。ワイン好きの医者なので、すぐに話がレストランの話題になってしまう。エルクコーヒーでマンデリンを飲みながら、昨夜岐阜の美濃加茂市にある気になる「コクウ珈琲」に豆を3種類注文したことを話すと、エルクの二人は興味を持って暮れた。そこから新大阪駅に東京からの客人を迎えにゆき、堺の超人気焼肉店「おさむちゃん」に向かう。現地で仲間が集合、3・3坪の店に7人入る。いつものごとくおさむちゃんのパフォーマンスと肉に驚き感激する。東京からの客人の反応が面白い。そのまま客人が京都泊まりなので京都まで直帰である。
J・J氏ならこんな日記になるかなと思ったりしている。
<門上武司>