物見遊山
門上西林 物見遊山 【#80/ 2018.4.14】[4.14 sat]

今夜のトークテーマは「座る」
広場恐怖症の門上さんとカウンターが大好きな西林さん。
道楽者の二人ならではの目線でのお話。
カウンターでお二人の横に座って聞いているような気分で
楽しんでいただけたのではないでしょうか。
●今夜おかけした曲●
M① (Sittin' On) The Dock Of The Bay
/ Otis Redding ......... (西林選曲)
M② 白い港 / 大滝詠一 …… (門上選曲)
M④ Wallflower / Diana Krall
(エンディング・ソング).…(西林選曲)
※今月のエンディング・ソングの選曲テーマは『花』
今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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私が行くほとんどの店にはカウンターがあります。ひとりか、男同士で行くことが多いので、テーブルだけの店にはなかなか足が向きません。テーブルにひとりとか、男同士の差し向かえというのは少々照れます。逆にカウンターがあればイタリアンでも焼肉屋さんでも大丈夫。思うのですが、居酒屋さんや寿司屋さんに男性客が多く、フレンチやイタリアンに女性客が多いのは、食の違いだけでなく、そんな座る場所の違いもあるのではないでしょうか。
さて、カウンターといえばバーです。そこで思い出すのが信州の松本。この小さな街には「バードレス」「ブローラ」「バー・ウォータールー」など、さすがは木の国と唸りたくなるほど、厚く、どっしりとした一枚板のカウンターのバーがあります。なかでも私の贔屓は「メイン・バー・コート」。人との相性は最初の一瞥で決まるように、バーとの相性は座ったときの一肘で決まるというのが私の持論。高くても低くても落ち着くことはできません。厚すぎても薄すぎてもダメ。理想は百科事典1冊分ほどの厚さの、磨きに磨きこまれた一枚板のカウンターということになります。さらに理想を加えれば、椅子も木製でイギリスあたりのアンティークものなら申し分ありません。「メイン・バー・コート」にはそのすべてが揃っているので、どんなに寒い夜でも、店内に入った途端にココロが温かく開いていくのでした。
<西林初秋>