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物見遊山

門上西林 物見遊山 【#53 / 2017.10.07】[10.7 sat]

門上西林 物見遊山。

毎月最初の土曜日は、
門上西林・両氏が独自の視点で紹介する『映画〜新作と名画〜』。

※今夜ご紹介した映画・お話の中に出てきた主な作品は…

●映画『ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ』』(新作)
    http://www.transformer.co.jp/m/lecorbusier.eileen/

●『鑑定士と顔のない依頼人』(2013年 作品)

●『007 スカイフォール』(2012年 作品)
   http://video.foxjapan.com/release/007skyfall/


●今夜おかけした曲●

M①  Au Soleil  / Austine ...... (西林選曲)
M②  夕陽のガンマン /  Ennio Morricone ……..(門上選曲)
M③  Champagne And Wine / Viktor Lazlo
                          …… (ラストソング_門上選曲)                                
                                                                 
※今月のラスト・ソングの選曲テーマは『葡萄』

※今回の『放送後記』の担当は西林さんです。
   本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
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映画「ル・コルビュジエとアイリーン 追憶のヴィラ」では、海からあがってきたところだったり、海パン姿のコルビュジエがたびたび登場します。海水浴中に船のモーターに巻き込まれて大怪我をしたり、亡くなったときも海水浴中だったコルビュジエは、きっと泳ぐことが大好きな人だったに間違いありません。
意外な人物で、海水浴好きといわれて、まず思い浮かべるのが立川談志誌師匠。ハワイへ行ったら、お弟子さんには自由行動を命じて、本人は一日中ワイキキの海で泳いでいたとか。
たしかに水のなかにいると得もいわれない安堵感と浮遊感に包まれます。水の音ほどココロを落ち着かせるものはありません。水の中に入るということは、建築家だったり、噺家だったり、アーティストだったり、そんな肩書きから開放された、ひとりの生き物としての自分に再会すること、一種の胎内回帰なのかもしれませんね。そういえば私は今年の夏、水辺は何度も訪れましたが、一度も泳ぐ機会にはめぐまれませんでした。水中の音を久しく聞いていません。映画のなかの海パン姿のコルビュジエがうらやましく思えたのは、きっとそのせいなのでしょう。

<西林初秋>