物見遊山
門上西林 物見遊山 【#48 / 2017.09.02】[9.2 sat]

門上西林 物見遊山。
毎月最初の土曜日は、
門上西林・両氏が独自の視点で紹介する『映画〜新作と名画〜』。
《あえて興味がなかったジャンルの映画を観る》
[面白いモノ]や[刺激的なこと]を探してやまない道楽者ならではの
映画作品の選び方……といった感じもありますが、
作品選びの参考になった!!..…でしょう??…..ですよね。
※今夜ご紹介した映画・お話の中に出てきた主な作品は…
●『新感染 ファイナル・エクスプレス』(新作)
http://shin-kansen.com
●『ジーサンズ はじめての強盗』(6月末公開。11月DVD化予定)
https://warnerbros.co.jp/movie/g3z/
●『ロンゲスト・ライド』
●今夜おかけした曲●
M① 映画に行こう / 井上陽水 ...... (西林選曲)
M② What a Difference a Day Made / Chantal Chamberland
……..(門上選曲)
M③ Hope I Don't Fall In Love With You(恋におそれて) /
Tom Waits …… (ラストソング_門上選曲)
※今月のラスト・ソングの選曲テーマは『台風』
※今回の『放送後記』の担当は門上さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
--------------------------------------------------
映画館の闇が好きだ。何故かスクリーンに向かって左側の座席に座ることが多い。
ベルというかブザーが鳴り、客席が暗くなる。スクリーンに予告編が投影される。どれもが魅力的に思う。その瞬間から映画の世界に没頭しているのだろう。
いよいよ本編が始まる。タイトルバックと音楽がすごく気になる。思い出すのが007シリーズである。音楽はいつも同じ。毎回趣向を凝らしたオープニング。アイディアの勝負である。シリーズものを観る楽しみにあふれているのだ。
そこから数分間は目を凝らし、どうようなストーリーが展開するのか凝視する。じつはここからが問題なのである。慢性寝不足の僕にとって、この数分間の後にどういった気分になるのかが大切。眠気に誘われる場合がある。これは予想していた展開とは異なり、一時的に高揚していた気分が沈静化するのだろう。まったくそれを感じないときもある。この分岐点は、非常に重要なのだ。いかに観客を惹きつけるか。
これは雑誌も同様である。表紙がどれだけ魅力的であるか。そこで読者の興味をひきつけ、ページをくる行為に誘い込むか。次の段階として、どこまで読み進むことができるか。どのようなメリハリをつけるのか。まして、雑誌「あまから手帖」は毎月発刊される。シリーズものの最たる産物である。だから表紙の大切さと、そこからの展開に毎月頭を悩ますことになるのだ。
<門上武司>