物見遊山
門上西林 物見遊山 【#016 / 2017.01.21】[1.21 sat]

門上西林 物見遊山。
寒い冬の夜を熱くした『カメラマン/写真関連のお話』。
いかがだったでしょうか。
今回のお話に出てきた鳥取の『植田正治写真美術館』のホームページ。
とても美しいです。
http://www.japro.com/ueda/
●今夜おかけした曲は…
M① HELLO / 福山雅治…………………… (門上選曲)
M② Dream A Little Dream Of Me / MFQ
M③ Picture In A Frame / Tom Waits….. (西林選曲)
M④ Perfect / Fairground Attraction ….(門上選曲)
※今月のエンディングソングのテーマは『写真関連』
※今回のブログ写真は西林初秋さん撮影の能登の夕焼けです。
〝放送後記〟今夜の担当は西林初秋さんです。
本放送に合わせてコチラもお楽しみください。
…...【放送後記】………………...
夕焼けをカメラに納めるようになってどれくらいになるだろう?
夕焼けは、それなりに厳しかった1日をなんとかやり終えたわたしたちへの空からのプレゼントだと思っている。お疲れさまの癒やしであり、夜の始まりを告げるささやきだ。マジックアワーが近づくと、大阪であろうが、東京であろうが、旅先であろうがそわそわしてしまう。室内での打ち合わせ中であっても、窓の向こう空の気配に気もそぞろになって、はやく終えて外へ飛び出したくなる。
しかしこれほど身近でありながら、シャッターチャンスに恵まれない被写体もめずらしい。夕焼けは一瞬だ。ふと別のことに気を取られているときに、色の乱舞の絶頂は峠を越えている。時間と場所と準備、つまりタイミングがすべてで、人間の都合で作り出すことができない一期一会の空の芸術だからこそ惹かれるだと思う。
これまでにわたしのお気に入りは、秋の能登半島、輪島での夕焼け。映画「能登の花ヨメ」の撮影中のことだった。あまりの美しさに、撮影を止めて、役者もスタッフもみんな手持ちの機器で撮影したのだった。誰もが無言でシャッターを切りつづけ、ひとしきり空のドラマを堪能したわたしたちは撮影を再開した。その後のシーンは、予定よりも順調に進んでいった。
<西林初秋〉